ザ・ビートルズ:_Get_Back
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合わせて映画『レット・イット・ビー』のレストア版も公開予定であることが明かされた[14][注釈 4]

2020年3月11日には配給権をウォルト・ディズニー・スタジオが獲得したこと、タイトルが『ザ・ビートルズ: Get Back』であること、9月4日にアメリカとカナダで先行上映されることが発表された[17][18]

しかし新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行の影響で、ディズニーは年内の公開は難しいと判断し、6月12日に1年延期することを発表した。この時点で劇場公開日は2021年8月27日に設定された[19]。12月21日には約5分間にわたる先行特別映像が公開された[20]

ところが2021年6月17日になって突如、公開形態と公開日の変更が発表された。これまで告知されていた劇場での公開から定額制動画配信サービスDisney+による全3部・合計6時間に及ぶ動画配信へ変更と、11月25日からの配信が告知された[3][4]
公開

配信開始に先立ち、11月16日にロンドンのシネ・ワールド・エンパイア・シアターで、18日にはロサンゼルス・ハリウッドのエル・キャピタン・シアターで、ジャクソンによって約100分にまとめられた特別版がプレミア上映された[注釈 5][21]

11月25日に予定通りPart 1(第1部)の配信が始まった。翌26日にはPart 2(第2部)が、27日にはPart 3(第3部)の配信が始まったが、実際は合計7時間50分におよぶものになった。これはジャクソンが将来のソフト化に備えてボーナス映像として用意していたことにディズニー側が難色を示したため、急遽本編に追加したのが要因であった[22]
受賞

2022年9月3日、第74回プライムタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞の授賞式が行われ、ジャクソンは、マッカートニー、スター、オノ、ハリスン、プロデューサーのオルセン、クライドと共に「連続ドキュメンタリー / ノンフィクション番組部門」を受賞した。ジャクソンは「ドキュメンタリー / ノンフィクション番組の優秀監督賞」も受賞し、さらに『ザ・ビートルズ:Get Back』は「映像編集賞 ノンフィクション部門」「音響編集賞 ノンフィクション部門(シングルまたはマルチカメラ)」「音響賞 ノンフィクション / リアリティ番組部門(シングルまたはマルチカメラ)」も受賞した[23][24]
ザ・ビートルズ: Get Back (Rooftop Performance)

2022年1月5日になって『ザ・ビートルズ: Get Back』内で公開されていた「ルーフトップ・コンサート」の全編を含む約65分にまとめられ映像『ザ・ビートルズ: Get Back (Rooftop Performance)』を劇場公開することが発表された[22]

2022年1月30日にロンドンと全米のIMAXシアターで1日限定上映されると、その後世界各国でも期間限定で公開された[注釈 6]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ この時点では未公開映像を用いたNG集のようなものが考えられていた[6]
^ ビートルズのパーソナル・アシスタントでこの映画にもたびたび登場するマル・エヴァンズに因み、映画『2001年宇宙の旅』に登場するのAI「HAL」を模して名付けられている[11][8]
^ この技術はその後、アルバム『リボルバー・スペシャル・エディション』やシングル「ナウ・アンド・ゼン」の制作にも活用された。
^ その後、2024年5月8日に『Get Back』と同じ技術でリマスターされたオーディオを採用して、Disney+で配信されることが正式に発表された[15][16]
^ 日本では配信初日の25日にTOHOシネマズ日比谷でプレミア上映された。
^ 日本では2月9日から13日までの5日間限定で、全国39のIMAXが導入されているシアターで上映された[25]。また2月25日から3月3日の7日間限定でアンコール上映され[26]、さらに10日まで延長された[27]が、さらに全国3館で17日まで再延長された[28]

出典^ King, Jack (2021年11月19日). “'The Beatles: Get Back' Runtime Revealed for Peter Jackson Documentary”. https://collider.com/the-beatles-get-back-runtime-peter-jackson-documentary/ 2021年11月21日閲覧。


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