ザ・タウン
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興行収入$154,026,136[1]
2億3000万円[2]
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『ザ・タウン』(原題:The Town)は、2010年公開のアメリカ映画チャック・ホーガンの小説『強盗こそ、われらが宿命』を原作とした犯罪スリラー作品で、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』以来2本目となるベン・アフレック監督作品である。

第67回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション外で上映された。第23回東京国際映画祭で特別招待作品のクロージング作品として上映された。
ストーリー

広大なアメリカのどこよりも強盗が多発する街。それが、ボストンの北東部に位置するチャールズタウン。そこに暮らす者たちは、愛と憎しみを込めて、その街を“タウン”と呼んでいた。ダグ(ベン・アフレック)は、強盗を親から子へと家業のように引き継がれてゆくこの街から抜け出そうとしていた。しかし、その思いとは裏腹に、今では強盗一味のリーダーに収まり、狭い街角で家族のように血と骨を分け合って育った3人の仲間たちと、ひとつの証拠も残さない完全犯罪に命を張っていた。

その日も綿密な計画に従って銀行を襲撃。だが、逃走するまでの間、予定外の人質を取る羽目になる。人質となった支店長のクレア(レベッカ・ホール)がタウンの住民だと知ったダグは、何を見たのかを確認するため、正体を隠して彼女に近づく。決して交わるはずのなかった2人の出会いは、やがてタウンの人々の運命をも変えてゆく。激しい恋に落ちたクレアとの新しい人生を願うダグ。

だが、FBI捜査官フローリー(ジョン・ハム)は執拗な追及で一味を追いつめる。一方、タウンを出ていこうとするダグを許さない仲間のジェム(ジェレミー・レナー)。そして、クレアに忍び寄る裏社会の掟。仲間を裏切るか、愛という名の希望を失うのか……。ダグは大リーグスタジアムの襲撃という最も危険な最後の仕事へと向かう。人は生まれ持った宿命から逃れ、人生を変えることが出来るのか・・・?
キャスト
ダグ・マクレイ
演 -
ベン・アフレック、日本語吹替 - 土田大強盗団のリーダー。元アイスホッケー選手。
クレア・キージー
演 - レベッカ・ホール、日本語吹替 - よのひかりダグらが襲った銀行の支店長。
アダム・フローリー
演 - ジョン・ハム、日本語吹替 - 藤真秀FBI捜査官。ダグらの起こした事件の捜査を担当。
ジェームズ・“ジェム”・コフリン
演 - ジェレミー・レナー、日本語吹替 - 阪口周平ダグとは兄弟同然の幼なじみで強盗仲間。荒っぽい性格で人殺しも辞さない。
クリスタ・コフリン
演 - ブレイク・ライヴリー、日本語吹替 - 花村さやかジェムの妹。ダグの元恋人。幼い娘を抱えている。
アルバート・“グロンジー”・マグローン
演 - スレイン、日本語吹替 - 奈良徹ダグの強盗仲間。運転手。大柄。
デズモンド・“デズ”・エルデン
演 - オーウェン・バークダグの強盗仲間。電気系統担当。
ディノ・シャンパ刑事
演 - タイタス・ウェリヴァー、日本語吹替 - 浦山迅ボストン警察の刑事。地元出身でダグとは旧知の仲。ダグからは裏切り者扱いされている。
ファーガス・“ファーギー”・コルム
演 - ピート・ポスルスウェイト、日本語吹替 - 中博史表向きは花屋。ダグらの親の代から地元を仕切っているボス。
スティーヴン・マクレイ
演 - クリス・クーパー、日本語吹替 - 小川真司ダグの父親。服役中。
製作

2008年9月、ワーナー・ブラザースが小説を映画化する為にベン・アフレックと交渉中であることが報じられた[3]。2009年8月末にマサチューセッツ州ボストンで撮影が始まった[4][5]
評価


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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