ザ・ソプラノズ_哀愁のマフィア
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当時のファミリーの幹部だったが、まだ若いトニーに自分の部下を継ぐことを言い遺し、肺気腫で亡くなった。
ソプラノ・ファミリー1950年代に組織されたイタリア系アメリカ人によるマフィア。ニュージャージー州を縄張りとする。元は初代ボスの名からディメオ・ファミリーと言われていたが、アンクル・ジュニアのボス就任後は現在の名で呼ばれる。実際にニュージャージー州に存在しているマフィア、デカヴァルカンテ・ファミリーがモデル。
シルヴィオ・マンフレッド・ダンテ
演 - スティーヴン・ヴァン・ザント(英語版)、日本語吹替 - 楠大典 / 廣田行生トニーの幼馴染であり、右腕。ファミリーの相談役を務める。トニーたちが溜まり場にしているストリップクラブ「Bada Bing!」のオーナー。血の気の多いマフィアの中にあって比較的冷静な人物だが、ギャンブルで負けが込むと辺り構わず怒鳴り散らす。
ピーター・ポール・ガルティエリ
演 - トニー・シリコ、日本語吹替 - 諸角憲一 / 稲葉実通称「ポーリー・ウォルナッツ」。トニーの部下で、ジュニアの逮捕後トニーがボスに就任したのに伴い幹部へ昇進。融通の利かない堅物で、よくクリスと衝突する。陽気で行動派だが、感情の浮き沈みが激しく、良くも悪くもマフィアらしい性格。
クリストファー・モルティサンティ
演 - マイケル・インペリオリ、日本語吹替 - 加藤亮夫 / 大川透トニーの甥(正確にはカーメラの甥)。通称「クリス」。血の気が多く短気で、先走った行動が多い。早く正式なメンバーになりたがっている。脚本を書くのが趣味で、映画を作りたい欲求がある。愛車はレクサス。
サルヴァトーレ・ボンペンシエロ
演 - ヴィンセント・パストーレ、日本語吹替 - 乃村健次 / 北川勝博トニーの幼馴染で、ファミリーのメンバー。通称「ビッグ・プッシー」。ソプラノ家二代に渡って仕えている。FBIとの内通疑惑があがった前後、突然謎の失踪を遂げるが、シーズン2で何事もなかったかのようにトニーの前に姿を現す。
ジャコモ・アプリール
演 - マイケル・リスポリトニーの幼馴染で、物語開始時点でのファミリーのボス。通称「ジャッキー」。知る人皆に慕われる良きボスであったが、シリーズ序盤に癌で死去する。
リチャード・アプリール
演 - デヴィッド・プローヴァルジャッキーの兄。通称「リッチー」。刑務所にいたがシーズン2で出所し、ファミリーに復帰。トニーのゴミ回収事業を利用してのコカイン捌き、ジャニスとの交際などで彼と対立し、ジュニアに接近する。
ロバート・バッカリエリ・ジュニア
演 - スティーヴン・R・シリッパ通称「ボビー・バカラ」。アンクル・ジュニアの世話役で、ジュニアの自宅軟禁中は彼の世話をしていた。登場初期はジュニアとトニーの間の連絡役だったが、後にトニーの下で出世する。父親もマフィアの一員であったため、殺人を経由せずに正式メンバーとなっている。心優しい性格で、鉄道模型が趣味。
フリオ・ジュンタ
演 - フェデリコ・カステルッチオトニーがナポリのカモーラと取引の結果呼び寄せた兵隊。トニーの運転手も勤めている。英語は話せるが、脅迫や悪態の場面ではイタリア語が出る。
ラルフ・シファレット
演 - ジョー・パントリアーノ遊歩道の工事を仕切っている組織の稼ぎ頭。通称「ラルフィ」。トラブルメーカーで口が軽く、トニーには幹部の器ではないと思われている。だがジジの死亡後、選択肢を失くしたトニーによって幹部に任命される。ジャニス、次いでロザリーと恋仲になるが、どちらにもフラれている。異常性癖の持ち主。
パスクァーレ・パリシ
演 - ダン・グリマルディ通称「パッツィ」。もともとはジュニアの部下だったが、トニーに引き抜かれる。双子の弟にフィリップ(演者同じ)がいたが、トニーに関する無視できない悪評を広めたけじめとしてジジに始末されている。
ヴィト・スパタフォーレ
演 - ジョセフ・R・ガナスコーリラルフィの部下。後に彼の後を継ぎ幹部となるが、マフィアではタブーとなっているゲイ疑惑が浮上する。ニューヨークのフィル・レオタルドとははとこの関係。
ユージーン・ポンテコルヴォ
演 - ロバート・フナーロラルフィの部下。ヴィトの同格として登場。正式メンバーになったタイミングがクリスと同じ。
ベニート・ファジオ
演 - マックス・カセラ組織の準構成員。通称「ベニー」。クリスの仲間で、彼と同じくポーリーの下で働いていた。後にクリスが幹部に昇進すると彼の下で働く。
ジャンルイージ・セストーネ
演 - ジョン・フィオーレ通称「ジジ」。リッチーの後を継ぎ幹部になるが、直後にトイレで心臓発作を起こし死ぬ。元々ジュニアの下に居たが、フィリップ・パリシを殺した事をきっかけにトニーの下へ動いていた。
カルロ・ジェルヴァーシ
演 - アーサー・J・ナスカレッラFBIに内通していたジミーの後を継ぎ幹部となり、後に組合を仕切る。
ローレンス・バリーシ
演 - トニー・ダロウ組織の幹部。通称「ラリー・ボーイ」。シーズン1の最後に逮捕される。後に自宅軟禁となり、いとこから幹部の座を再び得るが、再逮捕される。
レイモンド・クート
演 - ジョージ・ロロス幹部。シーズン1ではトニーに対し、ジャッキーの死後はトニーがボスの座に着くべきだと話していた。FBIと内通している。作中では珍しく、死後も内通者である事がファミリーのメンバーに知られなかった人物。
ミケーレ・ラマンナ
演 - ロバート・ロッジア80年代の一斉検挙で逮捕された一人。通称「フィーチ」。70年代は大物で街の顔役だった。シーズン5での初登場以前から、彼の主宰するギャンブルにジャッキーと強盗に入った事で株を上げたというトニーに関する逸話の中に登場している。
アルバート・バリーシ
演 - リチャード・マルドーネラリーのいとこ。通称「アリー・ボーイ」。彼が逮捕された後はクルーの代理幹部を務める。
ポール・ゲルマーニ
演 - カール・カポトートポーリーの「甥」。通称「リトル・ポーリー」。あまり気の強い方ではない。
マイケル・パルミーシ
演 - アル・サピエンザ通称「マイキー・グラブ・バッグ」。ジュニアの相談役だったが、失敗したトニー暗殺計画の落とし前としてポーリーとクリスに始末される。トニーとは犬猿の仲であった。
ジェームズ・アルティエリ
演 - ジョー・バダルコ幹部。通称「ジミー」。FBIと内通していたためシルヴィオとクリスに始末される。
ジェームズ・ザンコーネ
演 - レニー・ヴェニート通称「マーマー」。クリスにくっついている組織の舎弟。
アンソニー・ブランデット
演 - スティーヴ・ブシェミ、日本語吹替 - 多田野曜平トニーの母方の従兄弟。通称「トニーB」。80年代の一斉検挙で逮捕された一人。出所後は堅気になろうとしている。彼がニューヨークのボス争いに関与してしまった事から、本格的にニューヨークとニュージャージーは対立関係に陥ってしまう。
ルパータッチ・ファミリーニューヨークの五大ファミリーの一つ。ソプラノ・ファミリーとは縄張りが隣り合っており、協力したり敵対したりを繰り返している。
ジョン・サクリモーニ
演 - ヴィンセント・カラトーラ通称「ジョニー・サック」。ニューヨークのアンダーボス。ニュージャージーとの橋渡し的役割を担っており、トニーとの関係も深い。自宅はニュージャージーに置いている。トニーとは基本仲がいいが、彼に不満を持っていたポーリーを懐柔し情報を聞き出したりするなど、その関係は必ずしも単純なものではない。妻であるジニー・サクリモーニを深く愛しており、ラルフが彼女の体形に関する無遠慮なジョークを言った事をポーリーから聞いた際は、彼の殺害許可をカーマインに求めている。
カーマイン・ルパータッチ
演 -
トニー・リップニューヨークのボス。ニュージャージーとは長年に渡り友好関係を築いてきた。
リトル・カーマイン・ルパータッチ
演 - レイ・アブルッツォカーマインの息子。フロリダで商売をしている。トニーには友好的な面が多い。父親の死後、ボスの座を巡ってジョニー・サックと争いになる。
フィル・レオタルド
演 - フランク・ヴィンセント80年代の一斉検挙で逮捕された一人。出所後は数々の要因でトニーたちと揉め、敵対関係に。
ウィリアム・レオタルド
演 - クリス・カルドヴィーノフィルの弟。通称「ビリー」。いつも兄にくっついて歩いているチンピラ。
ジェームズ・ペトリール
演 - ヴィニー・ヴェラ通称「ジミー」。ジョニー・サックの相談役だが…。
アンジェロ・ガレペ
演 - ジョー・サントス80年代の一斉検挙で逮捕された一人で、それまではファミリーの相談役を長年務めていた。トニーBのムショ仲間で、彼を息子のように慕っている。ファミリー内の抗争では、リトル・カーマイン側につく。
ラスティ・ミリオ
演 - フランキー・ヴァリニューヨークの幹部。
ジョセフ・ペパレーリ
演 - ジョー・マルッゾ通称「ジョー・ピープス」。ジョニーの手下で彼が目をかけている。
ファウスティーノ・サントロ
演 - ダニエル・コンテニューヨークの幹部。通称「ドク」。
ジェラード・トチアーノ
演 - ジョン・ビアンコフィルの部下。通称「ジェリー」。シルヴィオとは夕食を共にする仲。
ブッチ・デ・コンチーニ
演 - グレッグ・アントナッチフィルの部下。ギョロっとした目が特徴。幹部であったがアンダーボスにまで上り詰める。ニュージャージーとの抗争の際にはトニーの殺害を強く望んだ。
その他
ジェニファー・メルフィ

演 - ロレイン・ブラッコ、日本語吹替 - 永井美奈子風間舞子 / 唐沢潤精神科女医でトニーのカウンセラー。トニーを診察するうちに自分でもカウンセラーにかかるようになってしまう。
アドリアーナ・ラセルヴァ
演 - ドレア・ド・マッテオ、日本語吹替 - 桜澤凛 /クリスの恋人。ジャッキーやリッチー・アプリールの姪。後にクリスが借金のカタに奪った店を任されるが、そこでの麻薬売買が原因でFBIに目をつけられる。暴力を振るわれ、時に喧嘩に陥りながらもクリスを支える。
アーサー・ブッコ・ジュニア
演 - ジョン・ヴィンティミリアトニーの幼馴染。通称「アーティ」。父親の代から続くイタリアンレストラン「ベスビオ」を経営している。トニーにとっては唯一と言ってもいい、数少ない一般人の友人。
シャーメイン・ブッコ
演 - キャサリン・ナルドゥッチアーティの妻。トニーやカーメラとは高校時代からの友人。しかしトニーを含めマフィアが店に出入りする事を快く思わず、度々夫と口論になる。最終的に店に来る彼らの事は諦めた様子。高校時代、トニーと一度だけ寝た事がある。
ハーマン・ラブキン
演 - ジェリー・アドラー通称「ヘッシュ」。トニーの父の代からの相談役だが、ユダヤ人なので正式な組員ではない。レコード会社を持っていた事がある。
ロザリー・アプリール
演 - シャロン・アンジェラジャッキーの妻。カーメラとは仲良しで、共にパリへ旅行したことがある。
ジャコモ・アプリール・ジュニア
演 - ジェイソン・セルボーンジャッキーの息子で愛称は「ジャッキー・ジュニア」。父親は彼が堅気になる事を望んでいたが、本人はチンピラたちとつるんでいる。トニーの娘、メドウと付き合う。
ガブリエラ・ダンテ
演 - モーリーン・ヴァン・ザントシルヴィオの妻。
フィル・インティントラ
演 - ポール・シュルツ神父。通称「ファーザー・フィル」。神に仕える身でありながら、人妻遊び(ただし肉体関係はなし)が好きでトニーたちからは影で貶されている。
ドワイト・ハリス
演 - マット・セルヴィットFBI特別捜査官。シーズン1からFBIにおけるトニーの相手として登場するが、後にテロ対策課に異動。クリスの下に居たアラブ人の情報を渡すのと引き換えに、トニーにニューヨーク側の情報を教えるようになる。
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