ザ・ストロークス
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2006年、3rdアルバム『ファースト・インプレッションズ・オブ・アース』(First Impressions of Earth)を発表[6]。この年のフジロックフェスティバルではヘッドライナーを務めた。

2011年、4thアルバム『アングルズ』(Angles)を発表[7]。この年のサマーソニックでヘッドライナーを務めた。

2013年、5thアルバム『カムダウン・マシーン』(Comedown Machine)を発表[8]

2016年、4曲入りのEP『フューチャー・プレゼント・パスト』(Future Present Past)を発表[9]

2020年、6thアルバム『ザ・ニュー・アブノーマル』(The New Abnormal)を発表[10]第63回グラミー賞でロック部門・最優秀ロック・アルバム賞を受賞し、キャリア初のグラミー賞受賞となった。
評価ライブでのストロークス(2019年)

1960年代前後のガレージロックサウンドを彷彿とさせ、ザ・ホワイト・ストライプスと共にガレージロック・リバイバルの代表格として有名である。しかしその音楽性はストライプスとは大きく異なり、都会的で洗練された曲調が持ち味。同じく出自がニューヨークであり、そのアンダーグラウンドで活躍して後のロックに多大な影響を与えたヴェルヴェット・アンダーグラウンドテレヴィジョンといったバンドと似た雰囲気を持っていると評価されるが、メンバーは特に影響を受けていないという[11]
ロックンロール・リバイバルの旗手

2000年代に差し掛かった当時、アメリカではヒップホップR&Bなどの黒人音楽勢やラップメタル/ヘヴィロックが、イギリスではレディオヘッドコールドプレイなどの陰鬱な雰囲気を持った、およそ陽性なロックンロールとは相容れないアーティスト達がそれぞれセールスを伸ばして隆盛していた。そんな中でストロークスは"60年代前後のロックンロール/ガレージ・ロックを現代の若者風にスタイリッシュに解釈"したとも言えるサウンドにより人気を博し、そのようなシーンの中で「ロックの復権」「ロックンロール・リバイバルの旗手」として評された。

これは、ロックミュージックのセールスが黒人音楽勢に押されて危うくなっていたイギリスを中心としたマスメディアによるハイプだ、との見方もあったが、結果的にストロークスは前述のアーティスト以上のリスナーからの支持を勝ち得ることになり、実際にその後のシーンではストロークスに影響を受けて感化された後進バンドが数多く登場した。フランツ・フェルディナンドアークティック・モンキーズ[12]カイザー・チーフスなど、大きな成功を収めた2000年代のUKガレージ・ロック/ポストパンクバンドの多くは、ストロークスからの影響を公言している。

楽曲「ラスト・ナイト」は、ローリング・ストーン誌による「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」に於いて478位に選ばれている。
メンバー

ジュリアン・カサブランカス(Julian Casablancas) - ボーカル

ニック・ヴァレンシ(Nick Valensi) - ギター

アルバート・ハモンドJr. (Albert Hammond Jr.) - ギター

ニコライ・フレイチュア (Nikolai Fraiture) - ベース

ファブリツィオ・モレッティ(Fabrizio Moretti) - ドラムス


ジュリアン・カサブランカス(ボーカル)

ニック・ヴァレンシ(ギター)

アルバート・ハモンドJr.(ギター)

ニコライ・フレイチュア(ベース)

ファブリツィオ・モレッティ(ドラムス)

ディスコグラフィー詳細は英語版「en:The Strokes discography」を参照
スタジオアルバム

タイトル詳細最高順位備考
US
[13]AUS
[14]AUT


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