ザ・ウェイバック
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興行収入 $14,563,409[3]
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『ザ・ウェイバック』(The Way Back)は2020年アメリカ合衆国ドラマ映画。監督はギャヴィン・オコナー、出演はベン・アフレック、アル・マドリガル(英語版)、ジャニナ・ガヴァンカーなど。落ちぶれた元バスケットボール選手が母校の高校でバスケ部のコーチになって人生を再出発させる姿を描いている[4]。なお、本作の撮影時、アフレックは主人公(ジャック)と同様にアルコール依存症を抱えており、「ジャックを演じたことが一種のセラピーになった」という趣旨の発言をしている[2]

日本では劇場公開されなかったが、Amazonプライム・ビデオで配信されている[5]
ストーリー

高校生の頃、ジャック・カニンガムはバスケットボールの選手として活躍し、大学からのオファーが殺到するほどの技量を有していた。ところが、ジャックは父親との確執が原因で突然バスケをやめてしまった。

それから20年以上が経過し、ジャックは酒を手放せない日々を送っており、かつてのスター選手の面影はどこにもなかった。そんなある日、母校であるビショップ・ヘイズ高校の神父から「うちのバスケ部のヘッドコーチをやってくれないか」と頼まれる。ジャックが在籍していた頃のチームは強豪として名を馳せていたが、今ではすっかり弱小チームになってしまったのである。ジャックは渋々コーチの仕事を引き受けることにした。すると、ジャックの指導のお陰でチームは徐々に団結し、試合でも勝利を収めるようになり、ジャック自身はアルコールを断つようになっていた。

ところが、友人の幼い息子の病が悪化したことを知ったジャックは、数年前に同じく病で幼くして亡くなった息子マイケルを思い出し、その苦痛から大酒を呑み、翌朝の練習に遅刻する失態を演じてしまう。この事態にかねてよりアルコールの問題を抱えていたジャックはコーチをクビになってしまう。チームの行方をどうしても見守りたかったジャックは、自業自得とは言え、ショックから大酒を呑み、泥酔した挙句に見ず知らずの他人の家に間違って侵入してしまい、さらに逃げ出そうとして転落し、大怪我を負って病院に担ぎ込まれる。ここに至り、ジャックはようやく自分の過去と向き合う覚悟を決め、リハビリ施設に入所する。一方、チームはコーチのためにと勝利を誓う。
キャスト

※括弧内は日本語吹替。

ジャック・カニンガム:
ベン・アフレック小原雅人

ダン: アル・マドリガル(英語版)(高岡瓶々) - バスケ部のアシスタントコーチで数学教師。

アンジェラ: ジャニナ・ガヴァンカー田村睦心) - ジャックの別れた妻。

ベス: ミカエラ・ワトキンス庄司まり) - ジャックの姉。

ドク: グリン・ターマン - ジャックの亡父の友人。

ブランドン・デュレ: ブランドン・ウィルソン(星野祐典) - チームの中心選手。

エリック: ヘイズ・マッカーサー - ベスの夫。

ダイアン: レイチェル・カーパニ(英語版) - 傷心のジャックをバーで誘った女。

ゲイル: マーリーン・フォルテ(英語版)

チャブス・ヘンドリックス: チャールズ・ロット・Jr - チームの太めの選手。陽気でダンス好き。

製作

2018年6月11日、ギャヴィン・オコナー監督の新作映画『The Has-Been』にベン・アフレックが起用されたとの報道があった[6]。9月26日、アル・マドリガルが本作の出演交渉に臨んでいると報じられた。その際、本作のタイトルが『Torrance』に変更されるという発表もあった[7]。10月17日、ジャニナ・ガヴァンカーの出演が決まった[8]。11月、ブランドン・ウィルソンとレイチェル・カーパニがキャスト入りした[9][10]2019年8月、本作のタイトルが『Torrance』から『The Way Back』に変更された[11]
撮影・音楽

2018年10月、本作の主要撮影カリフォルニア州ロサンゼルスで始まった[12]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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