1260年のアルブレヒト1世の死後、ザクセン公領はアルブレヒト1世の2子およびその子らの共同統治となった。
ヨハン1世(在位:1260年 - 1282年) - アルブレヒト1世の子
アルブレヒト2世(在位:1260年 - 1296年) - アルブレヒト1世の子
ヨハン2世(在位:1282年 - 1296年) - ヨハン1世の子、兄弟で共同統治
アルブレヒト3世(在位:1282年 - 1296年) - ヨハン1世の子、兄弟で共同統治
エーリヒ1世(在位:1282年 - 1296年) - ヨハン1世の子、兄弟で共同統治
1296年、ザクセン公領はザクセン=ラウエンブルク公領とザクセン=ヴィッテンベルク公領に分割された。 ザクセン=ラウエンブルクを参照。 1356年の金印勅書によって、ザクセン=ヴィッテンベルク公に選帝侯の資格が与えられた。これ以降はザクセン選帝侯と呼ばれる。 1422年、アルブレヒト3世の死によってザクセン=ヴィッテンベルク系アスカーニエン家は途絶え、ザクセン公位はマイセンおよびテューリンゲンの辺境伯、ヴェッティン家のフリードリヒがその地位を継承した。 1464年にフリードリヒ2世が死亡すると、遺領は分割相続された。次男(長男は既に死亡)のエルンストが選帝侯となり、北マイセン、南テューリンゲン、ヴィッテンベルクを継承した(エルンスト系またはエルネスティン系)。3男のアルブレヒトは南マイセン、北テューリンゲンを継承し、ザクセン公を称した(アルブレヒト系またはアルベルティン系)。
ザクセン=ラウエンブルク公
ザクセン=ヴィッテンベルク公
アスカーニエン家
アルブレヒト2世(在位:1296年 - 1298年)
ルドルフ1世(在位:1298年 - 1356年)
ザクセン選帝侯
アスカーニエン家
ルドルフ2世(在位:1356年 - 1370年)
ヴェンツェル(在位:1370年 - 1388年)
ルドルフ3世(在位:1388年 - 1419年)
アルブレヒト3世(在位:1419年 - 1422年)
ヴェッティン家
フリードリヒ1世(在位:1422年 - 1428年) - 好戦公
フリードリヒ2世(在位:1428年 - 1464年) - 紳士公
エルンスト系(ザクセン選帝侯)
エルンスト(在位:1464年 - 1486年)