以下は2009年の推計による人口統計データである。
基礎データ
人口: 44,750人
世帯数: 18,639世帯
家族数: 7,697家族
人口密度: 1,600.0人/km2(4,144.5人/mi2)
住居数: 19,306軒
住居密度: 699.3軒/km2(1,811.3軒/mi2)
人種別人口構成
白人: 84.1%
アフリカン・アメリカン: 1.5%
ネイティブ・アメリカン: 0.7%
アジア人: 5.3%
太平洋諸島系: 0.1%
その他の人種: 4.8%
混血: 3.6%
ヒスパニック・ラテン系: 11.7%
年齢別人口構成
18歳未満: 14.2%
18-24歳: 33.6%
25-44歳: 23.7%
45-64歳: 16.5%
65歳以上: 12.1%
年齢の中央値: 26歳
性比(女性100人あたり男性の人口)
総人口: 105.8
18歳以上: 106.3
世帯と家族(対世帯数) 収入と家計 サンルイスオビスポ市は自治体化された憲章都市であり、サンルイスオビスポ郡の郡庁所在地でもある。市憲章では市政委員会・市長・シティマネジャー方式を採用している[11]。2年任期で選挙され連続する4期を超えて務めることを制限される1人の市長と、4年任期で選挙され連続する2期を超えて務めることを制限される4人の市政委員によって統治されている[12]。 サンルイスオビスポ市消防署は1872年に設立されており、現在は45人の常勤消防士と4つの駐屯所がある[13]。3名の二次救命処置消防車中隊と4名の二次救命処置トラック中隊がある。毎日の各当番で少なくとも1人の救急医療隊員が配置されている。年間で4,500件の電話呼び出しに応じている。またバイクの救急医療隊もあり、ファーマーズマーケットなど市内の特別行事の時に使われている。消防署の4人は特別機動隊のメンバーでもあり、軽い救急装置などを積んだ救急車を使って反応している。 1990年6月市政委員のジェリー・ライスが屋内の公共スペース全てで喫煙を禁じる条令を提案した。この条令の成立を阻止しようとしたR.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーの試みが失敗した後、6月19日に市政委員会は4対1の票決で条令を可決した。市長のロン・ドゥニンのみが反対だった。この結果、8月2日に公共建築物全てで喫煙を禁じた世界初の都市になった。その範囲にはバーやレストランも含まれた。この条令が世界的に禁煙法を広げる切っ掛けとなってきた[14][15][16]。2010年4月、その反喫煙条令を強化し、特定の条件を除いて全ての公共空間に拡大した。これは6月20日に実効になった[17]。 1982年、市政委員会は公聴会を行った後で「ドライブスルー」の店の建設を禁じる条令を承認した[18]。この禁止のためにIn-N-Outバーガーは近くのアタスカデロの町にレストランをオープンした[19]。2008年、市政委員会は3対2の票決でこの禁止条例の延長を可決した[20][21]。市内で最初のファストフード店であるマクドナルドは閉店した[22][23]。 1982年、市はガソリンを売る店でアルコール飲料を販売することを禁じる条令を可決した。ただし、条令の成立前から販売していたサウスヒゲラ通りのモービルのガソリンスタンドのみ適用除外とされた。しかし、2004年に3対2の票決でこの禁止条例の廃止を決めた[24]。 2010年4月、規則に従わない集会を規制する条令が、反対もほとんどなく市政委員会の票決も4対1で可決された。この条令では私有地で20人以上を集め、一定範囲の近隣に少なからぬ混乱を招いた者に700ドルの科料を科すものである。違法行為には過度な騒音による妨害行為、公共の場での泥酔、未成年へのアルコール供与、喧嘩、公共の場での放尿、庭や側道あるいは通りを溢れさせる群衆、その他類似する違法行為が含まれている[25][26]。 カリフォルニア州議会では、上院の第15および下院の第33選挙区に属している。連邦議会下院ではカリフォルニア州第23選挙区に属し、クック投票動向指数では民主党+9となっている[27]。2010年時点で州の上下院は共和党議員が、連邦議会は民主党議員が務めている。 サンルイスオビスポの経済は正に脱工業化経済である[28]。サービス産業経済に分類することもできる。 政府が「サービス産業」に分類するものは郡内の雇用数の38%に上るが、実際のサービス産業はもっと大きなものである。政府機関の雇用数は郡内の20.7%であり、これもサービス産業に分類できるものである。金融、保険および不動産業もサービス産業に分類できる。サービス産業と小売り産業を併せると郡内雇用数の75%になる。製造業の雇用数は郡内の6%足らずである。 市中心街は丁寧に改修されたミッション・サンルイスオビスポ・デ・トロサを中心にしている。ここには多くの選りすぐりの店やブティークもある。新しい中心街ショッピングセンターが近年追加された。コートストリートセンターとダウンタウンセンターは全国チェーンの店舗を入れている。 学生、観光客および住人などにとってこの地域の主要な魅力は、ハイキング、カヤック、サーフィン、ウィンドサーフィン、ダイビング、セイリングおよびカイトボードなど数多いアウトドアスポーツである。 1990年の映画『My Blue Heaven』は市内の商業地域で撮影された。 2003年以来、市内の南西部には幾つかの大型ショッピングセンターが開発されてきた。靴小売店のタッケンズ・シューズが市内に本社を置いている。 サンルイスオビスポ市の包括的年間財務報告書2009年版によれば[29]、市内の雇用主トップ10は以下の通りである。 順位雇用主従業員数 市内の公立学校は全てサンルイス・コースタル統一教育学区が管轄しており、小学校7校、中学校1校、高校1校が含まれている。市内には私立の小学校2校と高校1校もある。 市内には公立のカリフォルニア州立ポリテクニック大学があり、学生数は2万人近い。近郷にはコミュニティ・カレッジのクエスタ・カレッジもある。 サンルイスオビスポ市内にはサンルイスオビスポ郡地域空港があり、民間利用と幾つかの主要都市への商業便を利用できる。アムトラックがサンディエゴ市からのパシフィック・サーフライナーの北側終着点として、またコースト・スターライトの停車駅として、毎日旅客列車を運行している。
18歳未満の子供がいる: 17.7%
結婚・同居している夫婦: 31.3%
未婚・離婚・死別女性が世帯主: 7.2%
非家族世帯: 58.7%
単身世帯: 32.7%
65歳以上の老人1人暮らし: 9.5%
平均構成人数
世帯: 2.27人
家族: 2.86人
収入
収入の中央値
世帯: 31,926米ドル
家族: 56,319米ドル
性別
男性: 41,915米ドル
女性: 27,407 米ドル
人口1人あたり収入: 20,386米ドル
貧困線以下
対人口: 26.6%
対家族数: 7.1%
18歳未満: 9.3%
65歳以上: 4.6%
政治
市政府
消防署
著名な条令
州と連邦議会
経済
主要雇用主
1カリフォルニア州立ポリテクニック大学2,693
2サンルイスオビスポ郡2,570
3カリフォルニア・メンズコロニー(州立刑務所)2,000
4パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック・カンパニー(ディアブロキャニオン発電所)1,719
5カルポリ・コーポレーション1,641
6クエスタ・カレッジ1,559
7テネット・ヘルスケア1,100
8サンルイス・コースタル統一教育学区873
9サンルイスオビスポ市583
10サンルイスオビスポ郡地域社会活動協同組合403
教育カリフォルニア州立ポリテクニック大学芸能センター
交通
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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