サンライズ_(アニメ制作ブランド)
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2018年、CGアニメ制作会社のサブリメイションと資本提携を締結[15]。同年11月20日、ジーベックのポストプロダクション部門を除く映像制作事業を譲受すると発表。その後同社の撮影部門、練馬スタジオ、仕上部門および過去作品の著作権を除くアニメーション作画・制作管理部門の譲受に変更された。これを受けて、2019年3月1日付で新会社「株式会社SUNRISE BEYOND」(サンライズビヨンド)を設立し、4月1日付で同社にこれらの事業が継承された[16][17][18][19]

2019年4月1日、宮河恭夫のバンダイナムコエンターテインメント社長就任に伴い、専務取締役の浅沼誠が社長に就任[20]。同日、サンライズ音楽出版の社名を「株式会社サンライズミュージック」に変更する。
2020年代

2021年3月1日、半世紀近くに及ぶサンライズの過去作(BNPに移管したシリーズ作品、およびガンダムシリーズなど別途ポータルサイトのある作品以外が中心)と、その関連情報をエンタメ的にアーカイブするサイト「サンライズワールド」を開設。これと連動する形で、2014年にYouTubeに開設されていた「サンライズチャンネル」にて、『無敵超人ザンボット3』を始めとした1970 - 1990年代初めごろまでの過去作を、いくつか期間限定かつ、各1クール分(概ね12話まで)までのプレミア無料配信を開始した(毎週1 - 2話づつの更新)。

2021年10月、東京都杉並区荻窪4丁目30番16号藤澤ビル内に新本社を設立。オフィスの名称は『機動戦士ガンダム』に登場する戦艦から取って「ホワイトベース」と名付けられており、サンライズも含めたグループ4社(サンライズ・BNP・SUNRISE BEYOND・サンライズミュージック)と、都内に20ヶ所以上ある制作スタジオなどの拠点を、新本社に移転集約させることになっている[21]

また同19日にはバンダイナムコホールディングスの取締役会において、2022年4月にバンダイナムコグループのIPプロデュースユニットに属する企業の再編が実施されることが決定し、2022年2月8日には再編に伴う商号の変更も発表された[22]。これに伴い、サンライズはバンダイナムコアーツの映像事業とバンダイナムコライツマーケティングを統合した、グループ全体で映像事業を担う新会社「株式会社バンダイナムコフィルムワークス」(以下BNFW)に、子会社のサンライズミュージックはバンダイナムコアーツを存続会社として、バンダイナムコライツクリエイティブとともに統合される音楽・ライブイベント事業を担う新会社「バンダイナムコミュージックライブ」(以下BNML)にそれぞれ移行[23]。再編により「サンライズ」の名称は法人としては用いられなくなるものの、BNFWの商標・ブランド名としては今後も引き続き使用される[22]
制作作品

サンライズで制作されている作品は、全部で12箇所のスタジオが母体となっている[注 4]。2015年4月にバンダイナムコピクチャーズが設立されて以降は、これらのスタジオの一部は同社に移管されている。

以下、☆印の付記されたものは、バンダイナムコピクチャーズ設立時に同社に移管された作品・シリーズを指す。
テレビアニメ
1970年代

開始年放送期間タイトル監督制作スタジオ備考
1972年10月 - 1973年3月
ハゼドン崎枕第1スタジオ制作:創映社、フジテレビ、共同制作:和光プロダクション
1973年10月 - 1974年12月ゼロテスター高橋良輔制作:関西テレビ、創映社
1975年4月 - 1976年3月勇者ライディーン富野喜幸[注 5]
長浜忠夫[注 6]制作:NET東北新社
4月 - 12月ラ・セーヌの星大隅正秋(総)
出崎哲[注 5]
富野喜幸[注 7]第2スタジオ制作:フジテレビ、共同制作:ユニマックス
10月 - 1976年3月わんぱく大昔クムクムりんたろう第1スタジオ制作:毎日放送、ITCジャパン
1976年4月 - 1977年5月超電磁ロボ コン・バトラーV長浜忠夫制作:NET→テレビ朝日、東映東映エージエンシー、共同制作:東北新社


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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