レオン併合から翌年の1035年に死去。遺言で息子達に領土分割したことで、王国は急速に衰退した。 カスティーリャ伯サンチョ・ガルシア
子女
庶長子:ラミロ1世(1007年頃 - 1063年) - ムニア・エルビラとの結婚以前にサンチャ・デ・アイバルとの間にもうけた息子。新たに設けられたアラゴン王国を継承。曾孫のペトロニラ女王の時代にカタルーニャとの同君連合(アラゴン連合王国)が成立する。
嫡男(次男):ガルシア3世(5世)(1012年頃 - 1054年) - ナバラ王国を継承。
三男:フェルナンド1世(1015年頃 - 1065年) - カスティーリャ王国を継承。領土奪還を狙ったレオン王ベルムード3世を破り、レオン王にも戴冠した。「イベリア皇帝」を自称。
女子:ヒメナ(1018年 - 1063年) - レオン王ベルムード3世と結婚
四男:ゴンサロ(1020年頃 - 1043年) - ソブラルベ伯およびリバゴルサ伯を継承。急逝により、所領は異母兄ラミロ1世に継がれる。
脚注[脚注の使い方]^ a b バード、P60。
^ バード、P58 - P59、芝、P70 - P71、関、P204、西川、P73 - P75。
^ バード、P56 - P57、芝、P71 - P72、関、P147、西川、P76 - P79。
^ バード、P59 - 60、芝、P72、関、P146、西川、P79 - P81。
^ バード、P52、P61 - P63、P71 - P72、芝、P73、関、P204 - P205。
^ バード、P63。
参考文献
レイチェル・バード著、狩野美智子訳『ナバラ王国の歴史 山の民バスク民族の国』彩流社、1995年。
芝修身『真説レコンキスタ <イスラームVSキリスト教>史観をこえて』書肆心水、2007年。
関哲行・立石博高・中塚次郎『世界歴史大系 スペイン史 1 -古代?中世-』山川出版社、2008年。
西川和子『スペイン レコンキスタ時代の王たち 中世800年の国盗り物語』彩流社、2016年。
関連項目
フランス領バスク
レイレ修道院
パレンシア
サガルド
イニゴ・アリスタ824-851 / ガルシア・イニゲス851-882 / フォルトゥン・ガルセス882-905
ヒメノ家
サンチョ1世ガルセス905-925 / ヒメノ・ガルセス925-931 / ガルシア1世サンチェス931-970 / サンチョ2世ガルセス970-994 / ガルシア2世サンチェス994-1004 / サンチョ3世ガルセス1004-1035 / ガルシア3世サンチェス1035-1054 / サンチョ4世ガルセス1054-1076 / サンチョ5世ラミレス1076-1094 / ペドロ1世1094-1104 / アルフォンソ1世1104-1134 / ガルシア・ラミレス1134-1150 / サンチョ6世1150-1194 / サンチョ7世1194-1234
シャンパーニュ家
テオバルド1世1234-1253 / テオバルド2世1253-1270 / エンリケ1世1270-1274 / フアナ1世1274-1305
カペー家
フェリペ1世1284-1305 / ルイス1世1305-1316 / フアン1世1316 / フェリペ2世1316-1322 / カルロス1世1322-1328 / フアナ2世1328-1349
エヴルー家
フェリペ3世1328-1343 / カルロス2世1349-1387 / カルロス3世1387-1425 / ブランカ1世1425-1441
トラスタマラ家
フアン2世1425-1479 / カルロス4世(王位請求者)1441-1461 / ブランカ2世(王位請求者)1461-1464 / レオノール1479
フォワ家
フランシスコ1世1479-1483 / カタリナ1483-1517
アルブレ家
フアン3世(共同王)1484-1516 / エンリケ2世1517-1555 / フアナ3世1555-1572
ブルボン家
アントニオ(共同王)1555-1562 / エンリケ3世1572-1610 / ルイス2世1610-1620 / フランス王位へ統合
トラスタマラ家
フェルナンド1512-1516 / フアナ1516-1555 / スペイン王位へ統合
一覧
カテゴリ