サンダーバード_(テレビ番組)
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

開発及び発明分野は得意中の得意だが、点検・整備は結構雑なようでティンティンがトレーシー島に向かう前の第1話では、高速エレベーターカーが幾度となく故障している[注 11]。モデルは『サイコ』のアンソニー・パーキンスである。
ペネロープ・クレイトン=ワード(Lady Penelope Creighton-Ward)
声 - シルヴィア・アンダーソン/黒柳徹子2039年(舞台を2026年とした新設定では2000年12月24日生まれ(26歳)。通称レディ・ペネロープ。ファッション誌(Chic)の表紙やショーのモデルもこなすほどの美貌の持ち主。愛称・短縮名のペニーやペネロピと呼ばれ、パーカーからはミレディ"Yus, M'Lady"と呼ばれる(お嬢様という解釈であり、パーカーは強いコックニー訛りの英語を話す)。貴族のヒュー・クレイトン=ワード卿とその妻アメリアとの間に生まれる。元々は有能なスパイで、ジェフからスカウトされ国際救助隊の理念に共感し、専属諜報員として協力している。イングランド南部の田舎町フォックスレイヒースにある彼女の邸宅が、国際救助隊のロンドン支部である。犬に詳しい。ねずみが嫌い。ティーポットやコンパクトが無線機になっている。基本的にFAB-1はパーカーが運転するが、自身で運転する場合もある。彼女のヘルメットや寝具には「P」の文字が刻まれている。ジェフの反対を押し切り、TB2号に同席し現場へ出向いたこともある。モデルは原作の声も担当しているシルヴィア・アンダーソンである(フランスの女優ブリジット・バルドーという説もあり)。
アロイシャス・パーカー(Aloysius Parker)
声 - デイヴィド・グレアム/今橋恒2013年(舞台を2026年とした新設定では1974年5月30日生まれ(52歳)。ワード家(ペネロープ)のバトラーでFAB-1の運転手。元は金庫破りで、ペネロープに逮捕された。この縁で、出所後に彼女の執事となった。執事としての誇りはかなり高い。裏社会では赤い鼻が印象的で『ノージー(鼻)』と呼ばれていた。金庫破りの技術はヘアピン一つでどんな鍵でも開けられる程高く、他にも射撃の腕前やその筋の情報にも通じており、時折、ペネロープから冗談交じりに感心される面もしばしば。常に金庫破りの七つ道具を持ち歩いている。ロンドン出身[注 12] で強いコックニー訛りを話す。シチューが大好物。一説では、クレイトン=ワード家(ペネロープ)の料理人リルと夫婦であるとされている。モデルはイギリスのコメディアン、ベン・ウォリス、ジミー・ジュエルらである。
ザ・フッド(The Hood)
声 - レイ・バレット/西田昭市2018年(舞台を2026年とした新設定では1979年7月17日生まれ。シリーズを通してサンダーバードの秘密を狙う死の商人であり、作中における数少ない悪人。世界各国の最新技術を盗み出し、これを世界征服を企てている悪の組織や、武器商人や、軍事スパイなどに売りつけることを企んでいる。国際救助隊をおびき寄せるために度々テロ・破壊工作を行っている。特定の部下は持たず、主に単独で国際救助隊の秘密を探るが、大抵は失敗に終わっている。変装が得意な事に加え、あらゆる機械の操縦ができる。非常に強力な催眠術と思しき呪術を会得しており、この所作の際に両眼が光る。東南アジアの山中と思しき場所の寺院を改造した私邸に住む。通常なら即死レベルの事故でも生存していたり、飛行機の燃料切れで依頼人のX将軍の家に墜落して煤まみれになるシーンがオチになるなど、コミックリリーフ的な演出がなされることがある。
キラノ(Kyrano)
声 - デイヴィド・グレアム/篠田節夫生年月日は不明。トレーシー家の執事。ブレインズの助手兼整備士であるティンティンの父親である。かつて宇宙食の研究・改良に従事していた事が縁でジェフに見出された。また、パリのヒルトンホテルでコックをしていた事もある。彼自身は善良な性格だが、実はフッドの異母兄弟(資料の年代によって、どちらが兄であるか、弟であるかの記述が異なる)で、そのためかしばしばフッドの呪術により操られてしまう。また、ジェフに対する忠誠心が非常に強く、「私たち親子(キラノとティンティン)の命はトレーシー様のものでございます」と言い切るほど。
ティンティン[注 13](日本語版では「ミンミン」)(Tin-Tin)
声 - クリスティーヌ・フィン/里見京子2043年(舞台を2026年とした新設定では2004年6月20日生まれ(22歳)。キラノの娘。ブレインズの助手として、各サンダーバードの整備を担う(整備士としての活動は「火星人の来襲」で見ることができる)。アランとは恋仲である。アメリカの大学を首席で卒業した才色兼備の女性。淑やかな容姿だが、ジェフの反対を押し切って国際救助隊の一員として前線へ出向く勇敢な一面もある。救助活動の助手として同行する際は制服を着用するが、男性隊員とは異なりサッシュは着用しない。(なお、本編で制服を着用した姿は「ロケット“太陽号”の危機」と「ピラミッドの怪」で見られる)
グランマ(日本語版では「おばあちゃん」)(Grandma Tracy)
声 - クリスティーヌ・フィン/川路夏子ジェフの母親で、トレーシー兄弟の祖母にあたる。ニューメキシコで一人暮らしをしていたが、現在ではトレーシー島に暮らしている。料理は見事な腕を持つ。
ゲストキャラクター
ノーマン所長
声 - ピーター・ダイネリー/
小林清志ロンドンタワーの所長。原語版台本がなかった当初、日本では「ロント・ローラー所長」と名づけられていた[21]。ファイヤーフラッシュの墜落事故が続いた際、国際航空大臣招集の関係者会議に出席するなど、単なる管制官以上の強い権限を有しているようである。
ハンソン機長
声 - デイヴィド・グレアム/岡部政明ファイヤーフラッシュ号の機長。スコットとは、ファイヤーフラッシュ号のテスト飛行に臨んだ事もある間柄。劇中にファイヤーフラッシュ号が出てくると、大抵は彼が操縦している。
ピーター将軍
声 - デイヴィド・グレアム/真木恭介アメリカ陸軍の将軍。最新鋭機ゴングのテスト中に事故が起きてしまい、救助隊に助けを求めた。非常に部下思いの指揮官である。スコット達の活躍を見て、「あの若者達をわが軍に欲しい」と言った。
ウィルソンとリンゼイ
声 - レイ・バレット/内海賢二(ウィルソン)、マット・ジマーマン/国坂伸(リンゼイ)「カマニデスの消えたピラミッド」を探している探検家。砂漠に墜落した1号に乗っていたスコットを助けた。
カーター一家
声 - レイ・バレット/千葉耕市(父ジョー)、シルヴィア・アンダーソン/園田昌子(母ブランチ)、シルヴィア・アンダーソン/新井和夫(息子トミー)トンプソンビルにやってきた親子三人。ビル火災の際に誤って地下室に閉じ込められたが、国際救助隊に無事救助された。
エディ・ハウスマン
声 - レイ・バレット/北町史郎「グレイ&ハウスマン建設会社」の社長。ミンミンの旧友。工事の納期を優先するあまり、暴風雨の中グレイの反対を押し切って現場に出場し、落盤事故に巻き込まれた。
ボブ・グレイ
声 - デイヴィド・グレアム/和田文夫エディと共同経営の開発会社を管理する。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:301 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef