サンダーバード
Thunderbirds
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サイエンス・フィクション
アクション
冒険
家族[1][2]
原案ジェリー&シルヴィア・アンダーソン夫妻
声の出演
シルヴィア・アンダーソン
レイ・バレット
ピーター・ダイネリー
クリスティーン・フィン
デイヴィッド・グレアム
デイヴィッド・ホリデイ
シェイン・リマー
ジェレミー・ウィルキン
マット・ジマーマン
ポール・マックスウェル
ジョン・テイト
チャールズ・ティングウェル
作曲バリー・グレイ
国・地域英国
言語英語
シリーズ数2
話数32
各話の長さ50分
製作
製作総指揮ジェリー・アンダーソン(第2期)
プロデューサー
ジェリー・アンダーソン(第1期)
レッジ・ヒル(第2期)
撮影監督ジョン・リード
製作APフィルムズ(第1期)
センチュリー21プロダクション(第2期)
配給ITCエンターテインメント
放送
放送チャンネルITV
映像形式35 mm フィルム
音声形式モノラル
放送期間1965年9月30日 (1965-09-30) - 1966年12月25日 (1966-12-25)
番組年表
前作海底大戦争 スティングレイ
次作キャプテン・スカーレット
関連番組
科学救助隊テクノボイジャー
サンダーバード ARE GO
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『サンダーバード』(Thunderbirds)は、1965年から1966年にイギリスで放送されていた人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組。
1966年に『サンダーバード 劇場版』、1968年に『サンダーバード6号』が劇場公開された。2004年にはアメリカ合衆国で制作された実写版映画が公開され、2015年から2020年にかけてリブート版『サンダーバード ARE GO』が放送された。 以下本文中に記す話数は日本初回放映時のものに準じています。 世界各地で発生した事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を、「国際救助隊」(IR―International Rescue)と名乗る秘密組織がスーパーメカを駆使して救助する活躍を描く物語である。 21世紀が舞台。放送当時に制作された設定では西暦2065年が舞台とされており、当時のメディア展開は全てこの設定を元に記述されている[注 1]。しかし、映像上では第31話の中に出てきたカレンダーに2026年と記されており、1970年代から1990年代には、この2026年を基準とする「新設定」が台頭した。その後は公式の設定年代は再び西暦2065年に戻されている。 本作は1963年『海底大戦争 スティングレイ』の後番組を構想中のジェリー・アンダーソンが、ドイツのマチルド鉱山で起きた、129人が生き埋めになった浸水落盤事故で、29人が死亡したが懸命な救助の結果100人が救出されたこと(レンゲデの奇跡 ITCのルー・グレイド
概要.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}
ストーリー
時代設定
制作前・制作時
本作は前作『海底大戦争 スティングレイ』と同様に「スーパーマリオネーション」と呼ばれる技法で撮影されている。この技法の最大の特徴は、事前に録音された台詞の録音テープの音声に連動して人形の唇を動かす電磁石でできた装置が、人形の頭部に内蔵されている点である[注 6]。この装置は唇を動かす装置や回路類を含め「リップ・シンクロ・システム」と呼ばれた。また、メインキャラクターには4種類の表情を持った顔[注 7]が用意され、場面ごとに人形の表情に変化をもたせている。さらに人形では表現しにくい「ボタンを押す手」「歩行時の脚」等の部分に関しては、実写映像が挿入された。
制作は操り人形を用いた特撮映画やテレビシリーズを多く制作していた、ジェリー・アンダーソン率いるAPフィルムズで、配給会社はインコーポレーテッド・テレビジョン・カンパニー(英語版)であった。
ジェリー・アンダーソンは、当初はCM込みの30分1話(25分尺)の作品を想定して制作が進められていた本作が1時間番組になった経緯を以下のように話している[6]。放送局であるATVのプロデューサーのルー・グレイドに完成した第1話を見せたところ、その完成度の高さに驚き、「これはテレビ番組じゃない、映画だ! 映画なら1時間の尺にしないと」と判断。しかし、シルヴィア・アンダーソンは「これはテレビ番組じゃない、映画だ!」は『スペース1999』のときのことだとしている[注 8]。シルヴィアによれば1時間番組となった経緯は以下の通りである。『サンダーバード』製作初期の段階にルー・グレイドが、電話でペネロープが上流階級すぎる人物にならないか心配していると言ってきた。シルヴィアはそれを否定し、ルーも他の話を見ることでその心配はなくなったが、その時にシルヴィアが30分番組だと人物を掘り下げることが難しいと話し、冗談交じりに「1時間番組なら展開を早くできる」と言ったところグレイドから許可が出たというものである[8]。経緯がどちらのものであったにせよ、30分番組として作られていた9話分と既に脚本が書かれていたものに関しては追加撮影を行い、残りは最初から1時間番組として脚本が書かれた[9]。
50分尺になったことで制作費も増額され、1話あたり当時の価格で4万ポンド(約2000万円)となり、30分番組の予定を1時間枠に拡大した。放送開始と共に、全国紙で特集が組まれるほどの社会現象を引き起こし、子供番組史上まれに見る人気作品となった[10]。