サンケイスポーツ
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関西近畿地方)ではデイリースポーツ1948年創刊)、スポーツニッポン1949年創刊)、オールスポーツ(現在の日刊スポーツ大阪本社版1950年創刊)に次いで4番目のスポーツ紙として創刊された[注 1]

1963年(昭和38年)2月22日 - 産経新聞東京本社で東京版第一号発刊。サンスポの東京進出で現在まで続く在京スポーツ紙6紙体制(ニッカン・スポニチ・スポーツ報知・サンスポ・デイリー・東京中日スポーツ)が確立する[注 2]

1970年(昭和45年) - フジサンケイグループの発行紙別子会社化策によりサンケイスポーツ新聞社設立。ここから発行(同時に夕刊フジも分社化され、フジ新聞社からの発行となる)

1982年(昭和57年) - 北海道新聞社、サンスポと提携し「道新スポーツ」創刊。

1986年(昭和61年) - フジサンケイグループのCI導入により「サンケイ」の書体が変更された。

1987年(昭和62年)

スポーツ紙としては初めての1面連日カラー紙面を採用。

11月 - サンケイスポーツ新聞社、夕刊フジとともに産業経済新聞社へ再統合。


1988年(昭和63年) - 産経新聞岡山工場(サンケイ瀬戸内印刷)稼動、中国・四国版の現地印刷開始。

1996年(平成8年) - 秋田魁新報社、サンスポと提携し『さきがけスポーツ』創刊[注 3]

2005年(平成17年) - 東北版を新設。

2008年(平成20年) - 公式ウェブサイトをリニューアル、サイトでの一面記事掲載を廃止。

事業所
発行所

東京本社:
郵便番号100-8077 東京都千代田区大手町一丁目7番2号

対象地域:関東東北甲信越静岡県


大阪本社:郵便番号556-8660 大阪府大阪市浪速区湊町二丁目1番57号

対象地域:近畿東海北陸中国山口県を除く)、四国


印刷所

東京本社

産経新聞印刷:東京都江東区千葉県浦安市

光村印刷読売新聞東京本社[注 4]受託):埼玉県川越市群馬県藤岡市(いずれも2019年3月委託開始)

仙台高速オフセット(読売新聞東京本社[注 4]受託):宮城県大和町(2015年3月委託開始)


大阪本社

産経新聞印刷:大阪市大淀区[注 5]堺市美原区

山陽新聞印刷センター:岡山県倉敷市(2016年10月委託開始)

メディアプレス瀬戸内(読売新聞大阪本社[注 4]受託):香川県坂出市(2016年10月委託開始)


過去の事業所

東京本社

産経新聞印刷:埼玉県
所沢市(2019年3月閉鎖)

仙台新聞印刷:宮城県仙台市(1986年?2015年3月)


大阪本社

産経新聞印刷:大阪府松原市(2009年休止)

産経新聞印刷:大阪府摂津市(2019年閉鎖[注 5]

サンケイ瀬戸内印刷:岡山県岡山市南区(1988年?2016年10月)


紙面
全般的な特徴

芸能面では、同じフジサンケイグループの
フジテレビ寄りの報道が多く見られる。またフジテレビ・ニッポン放送の番組や両局が主催するイベントの宣伝記事を頻繁に掲載する。それ以外にも、基本的に相手の芸能事務所側から売り込んでくるグラビアアイドルの記事に頼ることが多く、日刊ゲンダイなど他の夕刊紙がこの点を批判材料とすることもある。「日刊ゲンダイ#芸能」も参照

東北版の芸能面では、仙台放送FNSの東北地区の基幹局でフジ・メディア・ホールディングスの連結子会社)に関する情報を多く掲載している。


おはようサンスポという名称で風俗面(いわゆるアダルト面)にも力を注いでおり、大阪本社版・東北版ではスポーツニッポン(大阪版・九州版)、デイリースポーツと同様に、家庭宅配版にも風俗面が掲載される。東京版は駅売りのみに風俗面が掲載され宅配版には掲載されない。なお、それ以外の他紙では通常、宅配版ではテレビ・ラジオ番組欄に差し替えられている。

最終面に「コラム甘口辛口」というコラムを掲載している。

社会面は、全国のスポーツ紙で唯一「北朝鮮問題」という特設コーナーがある。

題字

題字は1987年(昭和62年)にカラー化される以前は横書きのブロック体(亀倉雄策作)だったが、カラー化以後はフジサンケイグループ共通の丸文字体(馬場雄二作。赤地白抜き)が使われている。「産経新聞#題字と地紋、およびその配置」および「目玉マーク#概要」も参照

2000年頃までは1面右端の見出し横に縦で「サンケイスポーツ」と書かれていた。後に他のスポーツ紙もこの縦組み題字を使っていたため、そのきっかけともいえた。現在は1面右上に横組みで「サンスポ」、または左下側にやや小さめに日付と「サンケイスポーツ」の文字を入れている。祝日のときは日付の部分にピンクの楕円型の座布団が点く。

大阪本社版は1面題字が現在のロゴに変更されて以降も、欄外の題字は1991年(平成3年)4月までブロック体のロゴを使用していた。なお、大阪本社版の欄外題字は通常面は「サンケイスポーツ」と表記されるが、中央競馬面は「サンスポZBAT!競馬」、公営競技面では「サンスポレース」と表記される。大阪版は欄外の題字は左右寄りに「サンケイスポーツ」と表記されている(東京版は中央に表記される)。
地域ごとの特徴

サンケイスポーツは、印刷拠点が他のスポーツ紙と比べて少なめなことから締め切り時間が早く、早版(6版)配布エリア(南関東の一部・北関東・甲信越・静岡・仙台近郊以外の東北地方)において、プロ野球のナイターが21時台前半以降も試合が続いた場合は途中経過しか掲載されないことが多く、結果の多くは翌々日付の紙面に掲載される[1]。また早版では、勝敗表や個人成績などのデータが一昨日時点のものとなっている。
東京本社・関東

関東版では、東京都を本拠地とし、FCGとの資本関係もあるプロ野球の東京ヤクルトスワローズの記事が比較的充実している。ヤクルトスワローズの以前のオーナー企業は産業経済新聞社で、当時は球団名も「サンケイアトムズ」であった。現在はフジ・メディア・ホールディングスが資本参加し、2014年には本誌増刊扱いで東京ヤクルトスワローズに特化したタブロイド紙『月刊丸ごとスワローズ』を創刊した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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