サルヂエ
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また当日の番組表には「岡田眞澄サルさん追悼名場面集」と書かれていたが、一部新聞紙には番組の広告が出稿されており、入稿が間に合わなかったためか広告には岡田のことについては触れられていなかった。

2006年4月5日放送の「超人気番組大集合!春のサルヂエ祭り!2006」で、司会にサルミツさんこと徳光和夫が初登場し、2006年10月に徳光がレギュラー加入した際に2代目サルさんとして、岡田が名乗っていたサルさんの名称を継いだ。

その他の情報

中京テレビ制作で初のゴールデンタイムで全国放送するレギュラー番組でもあったが、番組の終了によって中京テレビ企画制作のゴールデンタイムにおける全国ネットの番組は1年4か月で一旦廃枠になった。2021年4月より火曜19時枠に同局制作の『
ヒューマングルメンタリー オモウマい店』が開始したことにより、当番組の終了から14年ぶりに同局制作のゴールデンタイムでのレギュラー番組が復活することとなった[3][注 1]

但し、ゴールデンタイムに進出した2005年10月以降は企画制作が中京テレビ・制作著作が日本テレビとなり、日本テレビ中心での共同制作となった(この日より前に放送されたスペシャルでは逆)。なお、日本テレビが著作権を持ち、スタッフも日本テレビから入ることで一部入れ替わっている。これはもともと水曜日20時台が日本テレビの制作枠だったためであり、中京テレビが企画・収録等の番組制作会社的な役割を、日本テレビが営業・配信・一部スタッフ出しをそれぞれ分担する体制が取られた。

ゴールデンタイム時当初のネットCMは開始当初は前番組『ミンナのテレビ』より1分少ない5分だった。2006年4月に4分30秒に縮小され、10月には『NEWS ZERO』の水曜分のスポンサーを1分確保と『笑点』の30秒確保があり、『欽ちゃんの気楽にリン』時代から続いたHONDAのCMが金曜日23時台の『未来創造堂』に移行され[注 2]、3分となった。

『必ず問題の答えが複数にならないようにする』というスタッフ内でのルールに則り、問題制作に非常に長い時間をかけていた。

音声は深夜放送時代はステレオ放送だったが、ゴールデンタイム進出後はモノラル放送(モノステレオ放送)となっていた。

ゴールデンタイムに進出した当初、中京テレビは深夜時代の本番組を日曜昼に中京広域圏ローカルで再放送していた。

基本ルール
深夜放送時代

解答者は4名。

出題時およびヒントが出される時に、事前に調査したホモサピエンス(一般人)100人の正答率が発表される。

正答が出ないと新しくヒントが出され(ヒントが出る毎にこれで解けたらIQがいくつかのテロップも表示される)、問題ごとに早く正解した解答者(早押し問題では2問先取)から、飲み物が用意された“早抜けサルーン”と呼ばれる別室に移動することができる。基本的に飲み物(アルコール類も含む)が用意されているが、1度、レバ刺(
脇知弘のリクエスト)とパン(遠山景織子のリクエスト)が出てきたことがある。

最後の1名が正解を知ったと思われる時やなかなか正解が出ない場合、サルくんの判断で「TIME UP」(=タイムアップ。時間切れ)となり、その問題は終了する。

深夜の放送であったこともあり、ゴールデン進出後と比べ、難易度の高い問題が多く出題されていた。

得点を競ったり、優勝者を決める内容ではなく、解答者の柔軟な発想とひらめきを試す内容だった。

スペシャル放送時

解答者は18名から50名(回によって人数は異なる)

筆答で答える問題では、制限時間以内に正解するとポイントを獲得できる。制限時間の無い問題では徐々にヒントも出されるが、ヒントが出る度に獲得できるポイントも減少する。

成績上位5名が決勝戦に選出され、正答率のかなり低い問題に早押しで問題に答える。3問正解で“芸能界なぞなぞNo.1”となる。

ゴールデンタイム進出後のルールの変遷

2005年10-12月は、解答者の紹介も兼ねた1対1のクイズバトル(「サルのばし」と「もどりヂエ」)の後、A・Bブロック各5名ずつに分かれて予選を行い、各ブロックの上位2名+敗者復活戦の勝者1名の5名で決勝戦を行う。決勝戦は、正答率の比較的低い問題に早押しで答え、3問正解で“芸能界なぞなぞNo.1”となる。

2006年1-3月は、1対1クイズバトル(「サルのばし」と「もどりヂエ」)以外の全てが10人による予選となり、上位5人が決勝進出する方式に変わった(決勝のルールは同じ)。

2006年4月-6月7日放送分までは、全ての問題に10人全員が参加して、成績や答え方などを用いて分析された番組独自の脳年齢を実年齢と比較していた。

6月21日放送分からは、3人1チームの6チーム対抗戦形式に変更され、最後に一番得点の高かったチームには賞金100万円獲得の挑戦権が与えられた
[注 3]

10月18日放送分からは2人1チームの4チーム対抗戦形式に変更。各チームの正解率によって順位付けをした。チームカラーは左から順に青・黄・緑・橙であった。

11月15日放送分からは、8人による個人戦形式に変更。正解率によって順位付けをした。

出題された問題
深夜からのなぞなぞ問題
OLに人気! 暗号問題
文字の色や配置などから、何を表しているのかを当てる。『
脳内エステ IQサプリ』での「サプリ文字」と同じ内容の問題である。ゴールデン昇格後は「暗号なぞなぞ」に改題された。
女子高生に人気! 芸能人問題
芸能人の名前を答えさせる問題など、芸能人に関する問題が出題される。ゴールデン昇格後は「楽屋ヂエ」等、芸能人に関わる問題がまとめられて、「芸能ヂエ」に改題された。
ハヤヂエ
深夜時代のオープニングコーナー肩慣らしとして出題。ホモサピエンスのヒントなしでの正答率80%以上の問題が出題され、早押しで解答する。2問正解で勝ち抜けとなる。問題は全て暗号問題から出題される「暗号ハヤヂエ」という姉妹版が行われることもある
ダブルヂエ
二通りの意味を持つ文章を当てる。『マジカル頭脳パワー!!』の「マジカルフレーズ」とほぼ一緒。
サルナラベ
1?3文字の単語の羅列を並べ替えて出来る、有名人の名前を当てる。この問題は他の問題よりも比較的簡単だからか、「TIME UP」が非常に早い。
サル芝居
チンパンジー出演のドラマを流し、そこから問題を出題。当初はスペシャルで、後にはレギュラーとなった。
楽屋ヂエ
とある有名人の楽屋に置かれている物等から誰の楽屋であるのかを当てる。ゴールデン昇格後は「女子高生に人気! 芸能人問題」等、芸能人に関わる問題がまとめられて、「芸能ヂエ」に改題された。
サルヂエ3択、サルヂエ4択
3つの写真または解答者4人の写真が出され、問題を元にどれが正解であるのかを当てる。ただし、理由が正しくないと正解とならない。
サルナンバー
数字が3つ登場しこの数字に共通する事項は何か、あるいは3つの数字が登場した後伏せた数字が登場しそれを含めた共通する事項は何かを当てる。
週間サルヂエニュース
新聞の芸能面に書いてある記事から問題を出題。内容は全てフィクション。
ゴールデンで過去に出題された主な問題
なぞなぞ系の問題
ねんどヂエ
粘土のアニメを流し、そこから問題を出題。
サルどっち
様々な言葉が2つのグループのどちらかに組み分けされるので、指定した言葉はどっちのグループに入るか、理由と共に答える。「
あるなしクイズ」のレベルアップ版であると共に、フジテレビの『脳内エステ IQサプリ』における「サプリdeどっち?」と同じ内容の問題でもある。
旅ザル
「猿」がつく地名の場所を猿の姿をした芸人が訪れ、そこで地元の人から聞いてきたなぞなぞを出題する。スペシャルでのみ出題されていた「コザルヂエ」を改訂したもの。
日本全国なぞなぞ探しの旅
「サル」と関係のある町へスタッフが訪れ、町の人とふれあいながら、地元の人が知っている面白いなぞなぞを出題する。「旅ザル」を改訂したもの。
暗号なぞなぞ
文字の色や配置などから、何を表しているのかを当てる。20秒の制限時間が付いている問題も多く出題された。深夜時代に出題されていた「OLに人気! 暗号問題」を改題したもの。
芸能ヂエ
問題や答えが芸能人に関係するなぞなぞを出題する。深夜時代に出題されていた「女子高生に人気! 芸能人問題」と「楽屋ヂエ」を統合したもの。
サルヂエ芸能ニュース
芸能人に関するスクープ記事からなぞなぞを出題する。もちろん内容はフィクション。深夜時代に出題されていた「週間サルヂエニュース」を改題したもの。
早抜けサバイバル
正答率60%の暗号問題に筆記(残り5人以下になったら早押し)で解答。正解すると抜けられ賞金袋(1万円入り)を獲得できるが正解するのが遅いほど、賞金袋のサイズ(と金額)が小さくなっていく。答えられないとずっと居残り。最後の1人になったら終了、“カチカチ頭No.1”が決定。3人1組で6チームの対抗戦だった時期に、各チームの代表者1人が挑戦し、正解すると抜けられ高得点を獲得できるが正解するのが遅いほど、得点が少なくなっていくというルールで行われたこともある。
きみまろヂエ
“サルの小路きみまろ”(綾小路きみまろ)が漫談を行い、その中で駄洒落を絡めた問題を出題。この問題は制限時間があり、制限時間20秒以内に答えを書いて、正解者全員に同一のポイントが加算される。また、問題は中高年の正解率が70%以上だった問題が出題される。この問題は、『マジカル頭脳パワー!!』の「タレント早押しクイズ」と類似している。後に、綾小路きみまろからの出題と漫談が廃止され、「ダジャレなぞなぞ」となった。
ダジャレなぞなぞ
駄洒落を絡めたなぞなぞを出題。制限時間20秒以内に筆答で答える。「きみまろヂエ」を改訂したもの。
せんヂエ
文字などに線を1本書き足して、指定された言葉にする。
絶叫ヂエ
駄洒落を扱ったなぞなぞ問題に答える早押しクイズ。代表者1名がマイクに向かって答えを叫び、その時のホーン数がそのまま正解時の得点となる。
サル劇場
お笑い芸人がコントの中で出題する暗号問題を解く。チームから各1名代表者を出して、計6名で行う早抜け方式。
100万円獲得ステージ
優勝した1チームのみが挑戦。問題は難易度が高いなぞなぞが1問出題され、制限時間1分以内に正解できたら100万円獲得。20秒経過、40秒経過時にヒントが与えられ、1分経過しても答えられなかったり、間違えた場合はスタジオの照明が赤くなり失敗となる。制限時間表示は『クイズタイムショック』をイメージさせるデザインとなっており、画面を縁取るようにして60本の細長いライトが表示され、1秒経過する毎にライトがオレンジ色から赤色に変わっていくことで時間の経過を表現していた。(ヒントが与えられる20秒、40秒のライトは紫色に表示されていた。)ちなみに、これは視聴者用の演出で出演者は普通のデジタル時計で時間を確認していたようである。
クイックなぞなぞ
ホモサピエンスの正答率の代わりにホモサピエンスの正解までにかかる平均タイム(ひらめきタイム)を発表し、その平均タイム以内に筆答で「暗号なぞなぞ」や「ダジャレなぞなぞ」などのなぞなぞに答える。
脳力トレーニング系の問題
イロヂエ
1枚の絵を覚えた後、指定された箇所は何色で塗られていたかを当てる5択問題。
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