2007年6月28日、夫ゴードン・ブラウンの首相就任と共に、イギリスのファーストレディとなる。それまで夫ゴードンは地味で仕事中毒、というイメージすらあったが、PR企業出身のサラのアドバイスにより、明るい政治家としての印象も定着した。
2008年7月には洞爺湖サミットの際に来日している。ここで彼女は、妊娠中や出産時に命を落とす女性の99%が途上国の人間であることを指摘。保険制度への追加投資を世界的に呼びかけた[11]。 チャリティー活動家としても知られ、ドメスティック・バイオレンスに悩む女性を支えるための組織・ウーマンズ・エイド
人物
また、その立場上必然的に前首相夫人のシェリー・ブレアと比較されることが多い。パジャマ姿がカメラに収められたりと、その「天然っぷり」がメディアを騒がせたシェリーとは対照的に、サラはほとんど前に出ず、影で夫を支えるタイプであるとされる。PR企業での経験を生かし、夫のイメージ改善にも貢献したことから、「政治家の妻としては完璧」と評されることもある[15][16][17]。
バラク・オバマ大統領の夫人のミシェル・オバマとも親密な関係である。
脚注^ a b Gaby Hinsliff (2006年12月3日). “ ⇒Inside the world of Mrs Brown”. The Observer. guardian.co.uk. 2009年2月27日閲覧。
^ a b c Gaby Hinsliff ⇒"Lady in waiting", The Observer, 2 October 2005. Retrieved on 30 March 2008.
^ “ ⇒Snapper grabs photo of Chancellor with woman!”. The Independent. findarticles.com (1997年6月29日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Gordon and Sarah wed at home”. BBC News (2000年8月3日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Chancellor's wife to quit full-time work”. BBC News (2001年10月18日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Chancellor becomes a father”. BBC News (2001年12月28日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Browns' baby dies in hospital”. BBC News (2002年1月7日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Browns celebrate baby boy”. BBC News (2003年10月17日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Brown names new baby James Fraser”. BBC News (2006年7月18日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Brown's son has cystic fibrosis”. BBC News (2006年11月26日). 2009年2月27日閲覧。
^ “【洞爺湖サミット】日英首相夫人が公講演”