サラ・ブラウン
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

しかし彼女は、生後10日にして夭折してしまう[6][7]。2003年10月17日、第2子ジョンを出産[8]2006年7月17日にはジェームズ・フレイザーが生まれるが[9]、同年の11月、彼は嚢胞性線維症にかかってしまう[10]
首相夫人に

2007年6月28日、夫ゴードン・ブラウンの首相就任と共に、イギリスのファーストレディとなる。それまで夫ゴードンは地味で仕事中毒、というイメージすらあったが、PR企業出身のサラのアドバイスにより、明るい政治家としての印象も定着した。

2008年7月には洞爺湖サミットの際に来日している。ここで彼女は、妊娠中や出産時に命を落とす女性の99%が途上国の人間であることを指摘。保険制度への追加投資を世界的に呼びかけた[11]
人物

チャリティー活動家としても知られ、ドメスティック・バイオレンスに悩む女性を支えるための組織・ウーマンズ・エイドや、乳がん対策の慈善団体にも参加している[12]労働党の支援者としても熱心な、『ハリー・ポッター』シリーズの作者、J・K・ローリングとも親しい仲であり[13]単親家庭を支援する慈善活動の一環として、共に本を出版したこともある[14]

また、その立場上必然的に前首相夫人のシェリー・ブレアと比較されることが多い。パジャマ姿がカメラに収められたりと、その「天然っぷり」がメディアを騒がせたシェリーとは対照的に、サラはほとんど前に出ず、影で夫を支えるタイプであるとされる。PR企業での経験を生かし、夫のイメージ改善にも貢献したことから、「政治家の妻としては完璧」と評されることもある[15][16][17]

バラク・オバマ大統領の夫人のミシェル・オバマとも親密な関係である。
脚注^ a b Gaby Hinsliff (2006年12月3日). “ ⇒Inside the world of Mrs Brown”. The Observer. guardian.co.uk. 2009年2月27日閲覧。
^ a b c Gaby Hinsliff ⇒"Lady in waiting", The Observer, 2 October 2005. Retrieved on 30 March 2008.
^ “ ⇒Snapper grabs photo of Chancellor with woman!”. The Independent. findarticles.com (1997年6月29日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Gordon and Sarah wed at home”. BBC News (2000年8月3日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Chancellor's wife to quit full-time work”. BBC News (2001年10月18日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Chancellor becomes a father”. BBC News (2001年12月28日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Browns' baby dies in hospital”. BBC News (2002年1月7日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Browns celebrate baby boy”. BBC News (2003年10月17日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Brown names new baby James Fraser”. BBC News (2006年7月18日). 2009年2月27日閲覧。
^ “ ⇒Brown's son has cystic fibrosis”. BBC News (2006年11月26日). 2009年2月27日閲覧。
^ “【洞爺湖サミット】日英首相夫人が公講演”. MSN産経ニュース. (2008年7月5日). https://web.archive.org/web/20080708061559/http://sankei.jp.msn.com/world/asia/080705/asi0807052307004-n1.htm 2009年2月28日閲覧。 
^ Sarah Brown (2006年11月11日). “ ⇒Why I want you to get behind Maggie's”. The Scotsman. 2009年2月27日閲覧。
^ Ben Leach (2008年9月20日). “ ⇒Harry Potter author JK Rowling gives £1 million to Labour”. The Daily Telegraph. 2008年9月23日閲覧。
^ “ ⇒Gordon's women”. The Guardian (2007年5月13日). 2008年9月23日閲覧。
^ Emma Griffiths (2008年9月21日). “ ⇒PM's wife is a hit on the fringe”. BBC News. 2008年9月23日閲覧。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:18 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef