サラダ油
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米国油化学会(AOCS)の規格でも、サラダ油は0℃の氷浴の状態で5.5時間浸漬した後でも透明な状態でなければならないとされている[5]
原料となる植物

日本におけるサラダ油の原料は以下の通り。なお、全て種子を用いる。
アブラナ(菜種)
酸化、熱に強い。キャノーラ油は
カナダ原産のキャノーラ種から搾ったもの。
大豆
原材料が安価で最も一般的な原料の一つ。精製しても独特の匂いが残るため、他の油と混合することが多い。
トウモロコシ
加熱、酸化に強いので炒め物に適する。独特の香りがある。
ひまわり
淡泊な風味を持ち、多くの場合はドレッシングに使用される。
ごま
通常ごま油と呼ばれる食用油はごまを焙煎してから搾油したものである。サラダ油の場合は原材料を焙煎せずに搾油した上で精製しているので、ごま油の香味は無い。精製していない非焙煎の油は「太白油」とも呼ばれる。
サフラワー(紅花)
リノール酸オレイン酸の含有量が多い。
綿
サラダ油の王様といわれ[要出典]、高価。非常にまろやかな味わいがある。
米(米糠)
ビタミン類が豊富で優れた抗酸化作用を持つ。サラッとしている。こめ油の項参照。
ぶどう(グレープシード)
無味無臭でサラッとした味わいがあり、調理に用いればあっさりと軽い仕上がりを得られる。酸化しにくい特性があり、コレステロールやトランス脂肪酸も含まない。
調合サラダ油
上記の原料由来のサラダ油を2種以上、または1種以上とその他の食用植物油脂1種以上を混合したもので、JASの定める調合サラダ油の規格に適合するもの。
脚注[脚注の使い方]^ “植物油の基礎知識 植物油とJAS制度”. 日本植物油協会. 2021-21-06閲覧。
^ “日清サラダ油は、日本のサラダ油の原点です。 。植物油のおいしいおはなし 。植物のチカラ 日清オイリオ”. 植物のチカラ 日清オイリオ. 2021年8月7日閲覧。
^ “おせんべいやスナック菓子の「サラダ味」 いったいどんな味?”. 朝日新聞DIGITAL (2022年8月18日). 2022年8月18日閲覧。
^ “ ⇒植物油に関する用語集”. 日本植物油協会. 2008年12月1日閲覧。
^ Frank D Gunstone (2011). Vegetable Oils in Food Technology. p. 235 

関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、サラダ油に関連するカテゴリがあります。

菜種油

大豆油

コーン油

ひまわり油

ごま油

サフラワー油

綿実油

こめ油

グレープシードオイル

外部リンク

食用植物油脂の日本農林規格


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