サタデー・ナイト・ライブ
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オープニングクレジットの後、ホストによるオープニング・モノローグが行われ、その後はしばしばテレビコマーシャルパロディが続く。

番組は、一連のコントなど(人気キャラクター、ギャグ、有名人の物真似、映画やテレビ番組のパロディ、時事ネタ)が有るが、番組の一番の見せ場は『アメリカ合衆国大統領や政治家のパロディや揶揄・政治風刺』である。その後、音楽ゲストによる演奏が披露される。番組の折り返しに、時事ニュースのパロディである「Weekend Update」が入る。

後半は、さらに多くのコントの後、音楽ゲストの再登場となる。それから、レギュラーメンバーのVTRコント等が流れ、メインゲストによるエンディングか、まれにエンディング代わりの音楽ゲストによる3曲目が演奏されて、番組が終了する。
歴史プロデューサー ローン・マイケルズ(2008年)

1974年にNBCの深夜番組の編成局長であったディック・エバーソルがローン・マイケルズに土曜深夜のバラエティー番組の製作を依頼。ローン・マイケルズがシカゴを拠点とする即興コメディ劇団セカンド・シティ」から出演者、脚本家を集めて製作を開始。

当初から「サタデーナイトライブ」という番組名にしたかったが、ABCの「Saturday Night Live with Howard Cosell」の影響で1975年10月11日に「NBCサタデーナイト」として放送開始。番組名は「サタデーナイト」だが、「ライブ」という言葉をどこかに入れたかったため、「Live from New York, it's Saturday Night!」という台詞が生まれた。[1]1976年にABCの番組が終了。これに伴いNBCがABCから番組名の権利を買い取り、1977年3月26日の放送から現在の番組名になった。

1980年に製作方針と権利関係でNBCと対立したことが原因となり、シーズン5を以ってローン・マイケルズとオリジナルキャスト、ほとんどのスタッフと放送作家は番組を離れた。シーズン6は、番組に残った数少ないスタッフの一人であるジーン・ドーメニアンによって製作されたが、ローン・マイケルズにロイヤリティを払わなくて済む様に番組構成をそれまでと完全に変え、出演者、スタッフ、放送作家を一新。しかしこれが裏目に出て視聴率が低迷。さらに新しい出演者の一人が(意図した物では無かったが)番組史上初めて放送禁止用語を口にしたり、ジーンがNBCを激怒させた(NBCの上層部が性接待を強要しているという内容のコント)ため、NBCはジーンとその出演者を解雇した。

このため、シーズン7 - 10はエバーソル自らがエグゼクティブプロデューサーとして指揮を執ることになった。エディ・マーフィ、ジュリア・ルイス=ドレイファスジェームズ・ベルーシ等の活躍もあったが視聴率は低迷し続け、NBCは1985年に一旦番組の終了を決定する。

そこで、エバーソルはシーズン11以降ローン・マイケルズを呼び戻し、番組存続を求めてNBC上層部を説得。以降ローン・マイケルズは現在に至るまで、エグゼクティブプロデューサーの地位にある。
出演者
現在のレギュラー・準レギュラー

出演者は不定期に入れ替わる。新人は準レギュラーから始めて、キャストの降板に伴いレギュラーに昇格する。上述の経緯からセカンド・シティの出身者が多い。
シーズン46



レギュラー(Repertory players)

ベック・ベネット
(英語版)(2013年-)

エイディ・ブライアント(2012年-)

マイケル・チェ(英語版)(2014年-)

ピート・デイヴィッドソン(2014年-)

マイキー・デー(英語版)(2016年-)

ハイジ・ガードナー(英語版)(2017年-)

コリン・ジョスト(英語版)(2005年-)

ケイト・マッキノン(2012年-)

アレックス・モッファト(英語版)(2016年-)

カイル・ムーニー(英語版)(2013年-)

エゴ・ノワディム(英語版)(2018年-)

クリス・レッド(英語版)(2017年-)

セシリー・ストロング(2012年-)

ケナン・トンプソン2003年-)※18年以上レギュラーの最長記録(更新中)

メリッサ・ヴィラセニョール(英語版)(2016年-)



準レギュラー(Featured players)

アンドリュー・ディスミュークス(英語版)(2020年-)

クロエ・ファインマン(英語版)(2019年-)

ローレン・ホルト(英語版)(2020年-)

パンキー・ジョンソン(英語版)(2019年-)

ボウエン・ヤン(英語版)(2019年-)


(太字はWeekendUpdateのアンカー
過去の出演者

サタデーナイトライブの出演者一覧(en)(英語版)参照

ダン・エイクロイド(1975年-1979年)※オリジナルキャスト

ジョン・ベルーシ(1975年-1979年) ※オリジナルキャスト

チェビー・チェイス(1975年-1976年) ※オリジナルキャスト

ジェーン・カーティン(1975年-1980年) ※オリジナルキャスト

ギャレット・モリス(英語版)(1975年-1980年) ※オリジナルキャスト

ラレイン・ニューマン(1975年-1980年) ※オリジナルキャスト

ギルダ・ラドナー(英語版)(1975年-1980年) ※オリジナルキャスト

ジョージ・コー(1975年-1986年) ※オリジナルキャスト、クレジットなし

ビル・マーレイ(1976年-1980年)

アル・フランケン(1976年-1980年)※2009年よりアメリカ合衆国上院議員

ピーター・エイクロイド(英語版)(1979年-1980年) ※ダン・エイクロイドの弟

ジョー・ピスコポ(英語版)(1980年-1984年

クリスティーン・エバーソール1981年-1982年

エディ・マーフィ1981年-1984年

ジュリア・ルイス=ドレイファス1982年-1985年

ジェームズ・ベルーシ1983年-1985年) ※ジョン・ベルーシの弟

クリストファー・ゲスト1984年-1985年

マーティン・ショート1984年-1985年

ロバート・ダウニー・Jr1985年-1986年

ダナ・カーヴィ1986年-1993年

マイク・マイヤーズ1989年-1995年

アダム・サンドラー1991年-1995年

ティム・メドウス1991年-2000年

ジェイ・モーア1993年-1995年

ウィル・フェレル(1995年-2002年)

ダレル・ハモンド(1995年-2009年)

クリス・カッテン(1996年-2003年)

ティナ・フェイ1997年-2006年) ※前ヘッドライター。自身と当番組をモデルとしたコメディ『30 rock』の主演・脚本・製作総指揮を務める。

ジミー・ファロン1998年-2004年

クリス・パーネル(英語版)(1998年-2006年)

ホレイショ・サンツ(英語版)(1998年-2006年)

フィネス・ミッチェル(英語版)(2003年-2006年)

マーヤ・ルドルフ2000年-2007年

エイミー・ポーラー(2001年-2008年)

ウィル・フォルテ(2002年-2010年)

アンディ・サムバーグ(2005年-2012年)

クリステン・ウィグ(2005年-2012年)


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