サガ
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『エレクスのサガ(英語版)[17]』(Erex saga[15]) - 『エレックとエニッド(英語版)』がノルウェー語経由でアイスランド語に翻案されたもの[15]

『パルセヴァルのサガ(スペイン語版)[18]』(Parcevals saga[15]) - 『ペルスヴァル』がノルウェー語経由でアイスランド語に翻案されたもの[15]

『ヴァルヴェンの話(スペイン語版)[19]』 (Valvens Tattr[20]) - 『パルセヴァルのサガ』の後半部分[21]


『ブリトン人のサガ(英語版)[22]』 (Breta sogur[23]) - 『ブリタニア列王史』がアイスランド語に翻案されたもの[15]

『メルリーヌースの予言(英語版)[24]』 (Merlinusspa[25]) - 『メルリヌスの予言(英語版)』がアイスランド語に翻案されたもの。写本『ホイクルの書』版の『ブリトン人のサガ』に含まれている[25]


シズレクのサガ』 (Tidrekssaga) - 『シドレクスサガ』とも。「騎士のサガ(英語版)」に分類されている。ディートリヒ・フォン・ベルン(東ゴートテオドリック)の活躍を描き、シグルズジークフリート)の伝説やヴェルンドへの言及も見られる。

その他

『ギュータサガ
(英語版)』 (Gutasaga)

『フェロー諸島の人々のサガ(英語版)』 (Fareyinga Saga)

『オークニー諸島人のサガ(英語版)』 (Orkneyinga Saga)

日本語訳

山室静訳『赤毛のエリク記 古代北欧サガ集』冬樹社、1974年。 

谷口幸男訳『アイスランド・サガ』新潮社、1979-09-25、初版。ISBN 978-4103137023。 

「エギルのサガ」、「グレティルのサガ」、「ラックサー谷の人びとのサガ」、「エイルの人びとのサガ」、「ヴォルスンガ・サガ」、「ニャールのサガ」を収録。第18回 藤村記念歴程賞、第16回 日本翻訳出版文化賞受賞(ともに1980年



菅原邦城訳『ゲルマン北欧の英雄伝説―ヴォルスンガ・サガ』東海大学出版会、1979年。 

松谷健二訳『エッダ グレティルのサガ 中世文学集3』ちくま文庫、1986年。 

大塚光子訳『スールの子ギースリのサガ』麻生出版、2011年。ISBN 978-4-905383-01-7。 

初版は三省堂より『スールの子ギースリの物語』として1987年に発行。


日本アイスランド学会編訳『サガ選集』東海大学出版会、1991年。 

「アイスランド人の書」、「めんどりのソーリルのサガ」、「蛇舌のグンラウグのサガ」、「グリーンランド人のサガ」、「棒打たれのソルステインの話」、「ヴェストフィヨルド人アウズンの話」、「ハーコン善王のサガ」、「勇士殺しのアースムンドのサガ」、「司教パールのサガ」を収録。巻末に用語集付き。


菅原邦城他訳『アイスランドのサガ 中篇集』東海大学出版会、2001年。 

「フレイル神ゴジ・フラヴンケルのサガ」、「ヴァープナフィヨルドのサガ」、「ドロプラウグの息子たちのサガ」、「バンダマンナ・サガ―欺かれた首領たちの物語」、「赤毛のエイリークルのサガ」を収録。


森信嘉訳『スカルド詩人のサガ』(初版第1刷)東海大学出版会、2005年9月5日。ISBN 978-4486016960。 

「コルマクのサガ」、「ハルフレズのサガ」を収録


渡辺洋美訳『ギスリのサガ(1000点世界文学大系 北欧篇2)』北欧文化通信社、2008年。 

谷口幸男訳『ヘイムスクリングラ 北欧王朝史(1000点世界文学大系 北欧篇3)全4巻』北欧文化通信社、2008年?2011年。 

林邦彦訳『北欧のアーサー王物語―イーヴェンのサガ/エレクスのサガ』麻生出版、2013年。 

マッツ・G・ラーション『悲劇のヴァイキング遠征―東方探検家イングヴァールの足跡 1036‐1041』新宿書房、2004年。 

『東方探検家イングヴァールのサガ』の抄訳を収録


脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日本語訳では、『アイスランドの書』は上下二段組で20ページ(『サガ選集』)、一方『ニャールのサガ』は上下二段組で245ページある(『アイスランド・サガ』)
^ たとえば北欧文学者の谷口幸男は『日本大百科全書』の「サガ」の記事にて、ヤン・デ・フリースの『古代北欧文学史』を参考にしたとして、「宗教的学問的サガ」、「王のサガ」、「アイスランド人のサガ」、「伝説的サガ」の4つに分類している[5]。『アメリカ大百科事典』では「歴史的サガ」、「神話的サガ」、「ロマンスサガ」の3分類がとられている[6]
^ 谷口は『エッダとサガ』の解説において、「古代のサガ」という名称はデンマークの学者ラヴン (Carl Christian Rafn) が1829-1830年に刊行した著作『北欧古代サガ』(Fornaldar sagur Nordrlanda) に由来し、たしかに古い時代を扱ってはいるが、成立時期はむしろ他のサガよりも後であること、また内容面でより空想的・伝説的な傾向がみられることから、「伝説的サガ」という名称が適切であるとしている[13]。英語資料でも legendary saga(伝説的サガ)のような表現がみられる場合がある。

出典^サガ【Saga】の意味 - 国語辞書 - goo辞書、2013年1月15日参照。
^ 『エッダとサガ』p91
^ a b 『サガ選集』p278
^ 『サガ選集』p137
^ 『サガ』 - コトバンク。他、『世界大百科事典』の「サガ」の記事でも同様の記述がある(『《ストゥルルンガ・サガ》』 - コトバンク)。
^ Encyclopedia Americana
^ 「騎士のサガ」の表記は林 (2019), p. 210 より。
^ 小澤 2007, pp. 152, 163.
^ 『エッダとサガ』p97など。なお、アメリカの百科事典The Encyclopedia Americanaではこれらから『グレティルのサガ』を除いた4作をFour Masterpiecesとしている。
^ 『赤毛のエイリークのサガ』は王のサガに分類されることもある。(『エッダとサガ』p136)
^ 『角川世界史辞典』
^ 小澤 (2007), p. 152では「同時代サガ」と表記されている。
^ 谷口 2017, pp. 235, 281.
^ a b 小澤 2007, p. 152.
^ a b c d e f g h 林 2019, p. 210.
^ 「イーヴェンのサガ」の表記は林 (2019), p. 210 より。
^ 「エレクスのサガ」の表記は林 (2019), p. 210 より。
^ 「パルセヴァルのサガ」の表記は林 (2019), p. 210 より。
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