サイレントメビウス
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30倍の辛さのカレーを平気で注文できるほどの辛いもの好き。誕生日:2005年10月4日オーストラリア出身。劇場アニメ版ではウェーブのある髪で、派手な印象がある。
レビア・マーベリック(Lebia Mavelick)
電脳世界に直接ハッキングできるヴィジョネイルの中でも、特α級の能力を持つ。電脳世界(ロジック・スペース)では、ほぼ無敵。AMPの兵器のほとんどを開発。祖父ステファン・L・マーベリックの発明による特許の恩恵を受け、自室にプールがあったり、個人用の人工衛星(ドナルド)を所有するなど、リッチな生活をしている。三種の神器(AI)と呼ばれる、デューイ、ヒューイ、ルーイを自作しとても大切にしており、いわゆるメカフェチ的な面がある。その体型を思い浮かべる際は「プレイメイト」か海外の女性の体を参照とのことである。メンバー最強の肢体を有しており美人だが、あまり恋愛事に興味が無いようで、三種の神器達からも「そろそろ恋人を見つけられては」と心配されることも。誕生日:2001年3月18日ロサンゼルス出身。連載前の設定では、香津美と二人でコンビを組むストーリーだった。続編『サイレントメビウスQD』では、ラリーの後を継いで次世代AMPの署長に就任している。
闇雲那魅(やみぐも なみ)
古来より日本の祭儀一切を取り仕切ってきた、闇雲家次女。神社は地下400mにあり、四方を守護する四神(玄武青龍朱雀白虎)と聖獣麒麟の宿る神器を奉っている。神道の術を使う。常に巫女の装束を纏っており、本人もそれ以外を着ることを嫌がる。最も防具として機能する呪術を施された巫女装束なので、決して本人の趣味だけでそうしているわけではない。制服の着用が義務づけられているAMP勤務時でも巫女装束の上にAMPのマントしか羽織らないため、ラリーの悩みの種になっている。但し、レビア宅のプールではちゃんと水着に着替えているが、全く泳げない(水浴びや風呂は好き)。清楚で美しい日本人形のような女性で、感情が表に出にくい。極度の潔癖症で掃除好き。兄と姉がいるが、いずれも闇雲家の試練に耐えられず脱落したため、跡取りの資格がない。唯一合格したのは那魅だけである。本編未登場の凪(なぎ)という姪がおり、続編『サイレントメビウスQD』に登場している。誕生日:2008年6月26日日本出身。
彩弧由貴(さいこ ゆき)
YLEM PROJECTと呼ばれる人間兵器(YLPER WEAPON)開発計画の生き残り。他人の因子を埋め込むことにより、人工的に超能力者になる。予知能力、サイコキネシスなどを使う。副業として「Cafe らびりんす」を経営することで、自宅の家賃を半額(原作4巻では「無料」)にしてもらっている。喫茶店は手作りにこだわるため、メニューはコーヒーだけで、他のものは手作りできないので一切ない。なお、喫茶店のオーナーの鷲尾徹とは過去の渋谷に飛ばされた際に出会っている。そのまま留まればつり合いのとれたカップルになったが、元の時間に戻ったことで親子ほどに年が離れてしまった。それでも、彼女を理解してくれる恋人として、由貴を一途に想い、愛し続けている。出会った時の鷲尾はしがないアルバイト学生だったが、再会した鷲尾はEGコンツェルンのオーナーと呼ばれる存在になっており、かなりの努力をして由貴を待っていたことがうかがえる。由貴を待つ孤独に耐えていた鷲尾は接触してきたガノッサたちがもちかけた取引、再び由貴と会わせるという約束に応じてしまうがガノッサたちの本性に気付き彼らへの対抗策を模索、その結果としてYLEM PROJECTが発案され再び鷲尾と由貴が出会うことになった。由貴の能力が自身の心の弱さが原因であったことを詫びる鷲尾の謝罪を由貴は受け入れた。戦後、藍菁の中華料理とミックスした店になる。誕生日:2010年9月10日。名前の由来は麻宮が好きな女優斉藤由貴から。髪をトレードマークの黄色い大きなリボンでポニーテールに結っている。
磯崎真奈(いそざき まな)
ラリー署長の昇進にともなって新たに赴任した課長。密教をベースとした術を使い、その実力はかなり高い。仕事に対する態度は厳しく部下をきつく諌めることもあるが、それは彼女が本当に部下を大切に思っている証でもある。TVアニメ版ではチーフとして最初からAMPにいた。那魅の姉とは旧知の知り合いで、7年ぶりの再会を喜び話すシーンがある。『サイレントメビウス テイルズ』では、前回の妖魔との戦いで魔剣メディウムにより心を失い、恋人ゲンヴァラの犠牲により正気を取り戻したことが描かれている。そのことにより香津美が魔剣メデュウムにのっとられた際、自身の命を捧げて香津美を救おうとしていた。誕生日:2000年1月31日日本出身。
藍菁(ラム・チェン)
剣帝ジェッソの使い手で、風水をベースとした技を使う。ルシファー・ホーク側に墜ちた香津美の代役としてメンバーに加入。勝ち気で周囲は欠片も考えていないのに自身は香津美の代用品だと思い込み、初期は香津美に対しライバル心を燃やして結界を張らずに妖魔(ルシファーホーク)を呼び込んで窮地に陥ったこともある。TVアニメ版では香津美の恋人とは知らずにロイを好きになってしまい、逆恨みから連帯で他のメンバーに対してさえも悪感情を抱いてしまう。原作とは異なり、早めにAMP入りした。香港出身。
ラリー・シャイアン(Larry Cheyenne)
2023年にAMPを組織した。妖魔と人間の混血。幼少時の人間からの虐待により、妹ローザは自身を受け入れてくれると妖魔側についたことで決別した。この時代は警察といえど民営化されているため、幹部が使えないと判断するや企業買収し自ら指揮を執る。滅多なことでは力を奮うことはないが、生来強力な魔力の持ち主であり、本気で闘う際の実力はAMPの中でも屈指。先述のことから相当な(おそらくレビア以上の)資産家でもある。妹ローザとは度々敵対するも、ラリーはあくまでローザを守りたいという気持ちを忘れてはいなかった。ガノッサに陥れられて自身は重傷を負い、ローザは死亡。その際、姉妹の和解が果たされた。気丈な面と暖かく人間らしい心を併せ持ち、妹ローザの死には涙を流した。『サイレントメビウス テイルズ』では以前の妖魔との戦いについて描かれ、磯崎真奈との交流や妹との確執に悩む姿などが描かれている。1991年生まれ。
ガノッサ・マクシミリアン
本作の黒幕。邪界を利用し、支配者になることを目的に立ち回る。嘗ては香津美の父ギゲルフの弟子だったが、師を裏切って邪界への門を開いて妖魔の王ルシフェルを甘言で惑わして人間界へ侵攻させる。その野望はギゲルフが己の命と引き換えに邪界への門を閉ざしたために一度断たれるが、今度は門を開く「鍵」となる香津美を狙う。一見様々な策を弄する知略に富んだ策士に見えるが、実は「他人を騙して利用する(そして使い捨てる)」「他人を妖術で洗脳して操り人形にする(そして使い捨てる)」「人質を取って敵の動きを封じる」の三通りしかない。そして最終決戦において追いつめられ、逃げることさえ出来なくなった。そのやり口は妖魔からも信用されておらず、力を得る代償として女神ネメシスに差し出した半身を「決戦に必要だから」と返して貰ったが、 妖魔(ルシファーホーク)の寄せ集めで作られた紛い物だったため、拒絶反応を起こしてさらなる窮地に。最後は時間退行の呪詛をかけられて胎児の姿に戻り、遂には無に帰した。人間・妖魔、そして邪界の女神ネメシスまでもが和平と共存を望み、一丸となったことにより支配者になろうとした野望は霧散した。
ローザ・シャイアン
ラリーの妹。半ば自分達姉妹を虐待した人間への敵意、半ば姉ラリーへの反抗心から妖魔に組し、ガノッサの手先となる。
ルシフェル
妖魔の王。ガノッサの甘言に惑わされ人間界に戦いを挑んだが、心の底では和平を願っている。
漫画単行本

サイレントメビウス

コンプコミックス - 6巻まで(1巻の帯のコピーは「電脳魔道都市!!」[1]。)

ドラゴンコミックス - 全12巻

角川コミックスドラゴンJr. - 麻宮騎亜コレクション2?16 全15巻

トクマコミックス - 完全版 01?12巻 全12巻

ぶんか社コミック文庫 / 講談社電子書籍 - 全8巻(テイルズ/メビウスクラインを含む)


メビウスクライン

電撃コミックス EX - メビウスクライン 0

角川コミックスドラゴンJr. - 麻宮騎亜コレクション1 サイレントメビウス 0巻

トクマコミックス - サイレントメビウス クライン 完全版 00巻

ぶんか社コミック文庫 / 講談社電子書籍 - 8巻に収録


サイレントメビウス テイルズ

Gファンタジーコミックス - 全2巻

トクマコミックス - サイレントメビウス テイルズ 完全版 13?14巻 I?II 全2巻

ぶんか社コミック文庫 / 講談社電子書籍 - 7巻に収録


コンプ増刊 麻宮特集号

コンプ増刊 麻宮特集号2

サイレントメビウス QD 全5巻
2014年11月6日発売 ISBN 978-4-06-377054-4

2016年3月4日発売 ISBN 978-4-06-377308-8

2017年4月20日発売 ISBN 978-4-06-393026-9

2019年10月4日発売 ISBN 978-4-06-517288-9

2019年10月4日発売 ISBN 978-4-06-517289-6


劇場アニメ

サイレントメビウス
監督
菊池通隆
富沢和雄
脚本菊池通隆
重馬敬
原作麻宮騎亜
製作角川春樹
山崎敬之(プロデューサー)
三浦亨(プロデューサー)
出演者松井菜桜子
藤田淑子
高島雅羅
音楽和田薫
主題歌東京少年
「サイレントメビウス ?Sailing」
撮影小西一廣
編集神谷信武
製作会社角川書店
配給松竹
公開 1991年8月17日
上映時間54分
製作国 日本
言語日本語
次作サイレントメビウス2
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プロジェクト 映画

第1作は、1991年8月17日より松竹系にて公開された。「六次元英雄伝説」と題され、併映作品は『アルスラーン戦記』。


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