サイヤ人
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アバター男性サイヤ人、アバター女性サイヤ人「ヒーロータイプ」「エリートタイプ」「バーサーカータイプ」[注 38]

超フルパワーサイヤ人4・限界突破に変身したキャラクター

孫悟空(ゼノ)[注 38]

ベジータ(ゼノ)[注 38]

ベジット(ゼノ)[注 38]

ブロリー[注 38]

ゴジータ(ゼノ)[注 38]

アバター男性サイヤ人、アバター女性サイヤ人「ヒーロータイプ」「エリートタイプ」「バーサーカータイプ」[注 38]

超サイヤ人ゴッド

劇場版『神と神』およびテレビシリーズ『超』において悟空が変身した「伝説の救世主」と言われる最強のサイヤ人[97]。本作の前日談である『銀河パトロール ジャコ』のおまけストーリー『DRAGON BALL? 放たれた運命の子供』においてフリーザがその存在を語った際には、「超サイヤ人神(ゴッド)」と表記されていた。劇場版『超 ブロリー』においては、過去にもフリーザは超サイヤ人と別にゴッドの存在を調べされていた場面が登場している。神のような質の高いクリアな気[98] を持っており、その力は神の域に達していない者には感じ取ることすらできず、破壊神ビルスと渡り合えるほどの戦闘力を誇る。

正しい心を持った5人のサイヤ人が手を携え、その正しい心の光をもう1人に注ぎ込む、という超サイヤ人ゴッドへの変身条件を聞いた悟空は、孫悟飯、孫悟天、ベジータ、トランクス、そしてビーデルが身ごもっていた悟飯の子(のちのパン[99])ら5人の光をその身に受け、超サイヤ人ゴッドに覚醒する。これ以外の単純なエネルギー(気)の譲渡については、単なるパワーアップでしかなく、神の域の力に達することはできないと、作中ピッコロやビルス[注 69] が指摘している。

その容姿は、全身を炎のようなオーラが包み、頭髪も炎のように赤色に変化。目は輪郭線があるものに変わり、瞳孔は黒・虹彩は赤の二色の瞳となる。体格は通常時より若干スリムになった。漫画版では従来の変身で発生したスパークに変わり、光の煌きに包まれる。

悟空は変身後、初めて体感するその驚異的な力に「こんな世界があったなんてよ」と感動するも、自分自身の力でその域に辿り着けたわけではないことに不満を見せる。基本的に闘いを試合としてしか考えていないので、5人の力を借りるというのはフェアではなく抵抗があったが、さらに先の世界への好奇心が勝っていた[100]。その力をもってしてもビルスを倒すには至らない上に効果時間が切れてしまうが、悟空は気付くことなく闘い続け、通常の超サイヤ人状態でもゴッドの状態から戦闘力が大幅に下がることはなかった。

その後、悟空は追い詰められながらも、気まぐれに破壊を行おうとするビルスに激怒し、仲間たちの声援を受け無意識に一瞬だけ再度変身。ビルスが放った巨大な光球を相殺して地球と仲間たちを守り、彼を驚愕させた。再度変身したことについてビルスから一体何が起こったのかを尋ねられたが、無我夢中だった悟空は「知らねえよ」と答えている。また、ビルスと比較しての強さについて鳥山明は「ビルスの強さが“10”だとしたら、超サイヤ人ゴッドの悟空の強さは“6”といったところでしょうか。ただ、サイヤ人は強い相手との闘いで強さをドンドン増しますので、長く戦うほどその差は縮まり、やがて逆転することも可能かもしれません[100]」と述べている。条件を満たしているならば他のサイヤ人も超サイヤ人ゴッドへ変身可能だが、変身するサイヤ人自身の戦闘力によって強さは変わってくる[100]

伝説の中の伝説の存在と言われており、神龍のみがその詳細を知っていた。先述したように過去にも一度だけ、悪しきサイヤ人を倒すため正しい心を持つ少数のサイヤ人の中から現れたが、反乱途中で変身が解け、力尽きたという。フリーザが恐れていた「伝説の超サイヤ人」そのものを指す存在で、鳥山明は2017年のインタビューで、「超サイヤ人ゴッドとは、ある意味、同一人物。かなり昔、正しい心を持ち仲間5人と反旗をひるがえしたヤモシという男が、はじめて超サイヤ人になったが力尽きて倒されてしまう。以後、ヤモシの魂はさまよい、更なる救世主である超サイヤ人ゴッドを求めて、正しい心を持つサイヤ人6人を探し続けている」「それでゴッドになるには、あの儀式がいる」と答えている[7]

超サイヤ人ゴッドの変身が解けて通常の超サイヤ人に戻っても、大幅には戦闘力が下がることがなかったが、これについてビルスは、天才的な格闘センスを持つ悟空が超サイヤ人ゴッドの世界を体験したことで、それを身体が吸収してしまったと考えており、鳥山もこの点に関して同様の回答をしている[100]。鳥山明は「超サイヤ人2、3は超サイヤ人のパワーアップしたバリエーションに過ぎず、ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人(1)を極めたほうがレベルを上げられて体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3に変身することはない[101]」と語っている。超サイヤ人ゴッドの力を手に入れた悟空とベジータは、劇場版『復活のF』では通常状態のままか、後々に変身可能となった超サイヤ人ゴッドSS(ブルー)の状態で戦っていたが、『超』では、本形態へ覚醒して以降も、超サイヤ人1?3いずれにも変身している。しかし、いずれの場合も全力で闘う場面ではなく、体力の温存や、敵の実力を探る時や、修行中の変身である。劇場版『神と神』での破壊神ビルスとの闘い終盤の、外観は超サイヤ人1でも神の域に近しい戦闘力を保っていた時のように、神の域の力を手に入れた後に変身する超サイヤ人1?3が、神の次元に近い戦闘力を持っているのか、それともそれ以前と同じ戦闘力のままなのかは作中では言及されていない。

根本的に超サイヤ人(2と3を含む[102])とは完全に別の形態として確立しており、鳥山明は「超サイヤ人、2、3は超サイヤ人のパワーアップしたバリエーションに過ぎず、ビルスとの闘いの後、平常時と超サイヤ人(1)を極めたほうがレベルを上げられて体力の消耗も少ないと悟った悟空は、おそらくもう2や3に変身することはない」と説明していたが[103]、アニメ『超』においては、2への変身のみ稀に行っていた。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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