サイヤ人
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生き残ったのはわずかにベジータ、ナッパ、ラディッツと、フリーザが把握していなかったカカロット(孫悟空)の4人だけだった[注 18]。ベジータたちにはこれからも手駒として使うには都合の悪い事実であるため、惑星ベジータの消滅は巨大隕石の衝突によるものと伝えられていた[注 19]

ラディッツが語ったサイヤ人が環境のよい星に乗り込んでそこの住民を絶滅させる行為を、クリリンはピッコロより極悪という趣旨のことを述べ[注 20]、悟空はフリーザとの戦いにおいて、罪のない者たちを数多く殺した点を糾弾した際に、サイヤ人も同罪のはずという趣旨のことを言われるが、擁護はせず「だから滅びた」と断じている[注 21]

原作でフリーザが登場する前に放送された『Z』20話「よみがえるサイヤ人伝説! 悟空のルーツ」では、界王がサイヤ人の歴史を語るアニメオリジナルエピソードが挿入されているが、サイヤ人の悪行を止めるために惑星ベジータの神が天変地異を起こして惑星を破壊したと語られていた。

DRAGONBALL EVOLUTION』小説版、ゲーム版では「サイヤ人はピッコロ大魔王の右腕[33]」という設定になっている[注 22]
惑星ベジータ[ソースを編集]

エイジ550頃に原始サイヤ人が謎の宇宙船で漂着した、サイヤ人の故郷である惑星。巨大隕石の衝突が原因で消滅したと伝えられていたが、本当はフリーザによって破壊された。旧名は惑星プラント。惑星ベジータの重力は地球の10倍もあり、この星で体を鍛えていたことも、サイヤ人が強力な戦闘力を持つ要因の一つとなった。悟空は赤ん坊の頃から地球で育っているため、界王星では10倍の重力でも苦戦した。

東映動画に鳥山が提供した一色イラスト付きアイデアメモでは、惑星ベジータがプラント星だったこと、昔のサイヤ人たちの特徴、サイヤ人たちの昔の居住区、ツフル人の特徴、スカウターはツフル人が発明した旨が解説されており、これに準じてベジータ王率いるサイヤ人が、高度な科学力をもった先住民族のツフル人を滅ぼしたのち、惑星プラントを惑星ベジータに改名し、自らの母星としたオリジナルエピソードが製作された[34]

『Z』第20話、『改』第7話によると、この星では満月は8年に一度しか来ない。惑星ベジータには2つの月がある[35]

原作では惑星ベジータの様子が描かれていないが、ラディッツやフリーザの回想シーンに宇宙から見た惑星ベジータが描かれている。『DRAGON BALL? 放たれた運命の子供』では星の様子が描かれており、サイヤ人の集落や悟空の母ギネが働く肉の配給所も描写された。劇場版第20作目『ブロリー』では、崖の上にそびえ立つベジータ王城や先進的な育児室、宇宙船基地も描かれた。

TVSP『たったひとりの最終決戦』では惑星ベジータの様子が描かれ、国土の様子は詳細に描かれていないものの、フリーザ一味の宇宙基地が多く設置されていた。『Z』第17話、『改』第6話では、神殿にある時の部屋から時間旅行に出た場所に、過去のサイヤ人が登場しており、そこは国土が荒廃し、あちこちに尻尾がある白骨死体が群がっている状態だった。

宇宙には、謎の宇宙船で原始サイヤ人が惑星ベジータ(惑星プラント)にたどり着く以前の、真の故郷が存在している可能性が示唆されていたが[31]、『超』で本来サイヤ人は惑星サダラ[注 23] に住む者であったことが判明した。作中でベジータが初対面したキャベに、「惑星サダラが仲間割れで消滅したあと違う星を奪い、そこを惑星ベジータと名付けたが、結局その星も陰謀によって無くなった」と説明した。第6宇宙では惑星サダラが現存しており、サイヤ人はそこを拠点として活動している。第6宇宙のサイヤ人は略奪行為なども行っていないため、第6宇宙には惑星ベジータは存在しない。
サイヤ人の一覧[ソースを編集]

詳細が無いキャラクターについては、各リンク先の記事を参照。
原作[ソースを編集]
純血


孫悟空(カカロット)

ラディッツ

ナッパ

ベジータ

バーダック

地球人との混血


孫悟飯

トランクス(未来)

トランクス(現代)

孫悟天

パン

ブラ

フュージョンによる合体


ゴテンクス - 孫悟天とトランクスのフュージョン。

ポタラによる合体


ベジット - 孫悟空とベジータがポタラで合体した姿。

アニメオリジナル[ソースを編集]
『ドラゴンボールZ』[ソースを編集]
ベジータ王(ベジータ三世)
- 銀河万丈(Z第78話、ゲーム『ドラゴンボールZ Sparking! METEOR』、劇場版『ブロリー』)、岸野幸正(Z第124話)、佐藤正治(劇場版『ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』、劇場版『神と神』、『超』)本名は「ベジータ三世」[36](「ベジータ王三世」[37])で、息子の長男が「ベジータ四世」[38] である。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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