サイバーパンクなどのSFにおいては、そうした学問の成果によって作られた技術・装置を指して「サイバネティックス」と呼ぶこともある。機械と人間の融合物を意味する「サイボーグ」もしばしば使われる。またそういったSFなどで、コンピュータの応用を指して漠然と「サイバー」の語が使われることがあり、そういった場合に接頭辞「サイバー」を「電脳」と訳すこともしばしば見られる(「サイバースペース」を「電脳空間」、など)。
近年では「サイバー」という接頭辞がフィクションの枠を超えて使われることもある。日本では「インターネットを使用した事件」といった文脈でインターネットなどを指して「サイバースペース」の語が使われることがあり、そういった警察の部署名などに「サイバー」という語が使われている。またコンピュータやネットワークを介する攻撃や犯罪はしばしば「サイバー攻撃」や「サイバー犯罪」と呼ばれる。
脚注
注釈^ ラテン文字表記:kybern?t?s
出典^ 杉本舞『ウィーナーの「サイバネティクス」構想の変遷 : 1942年から1945年の状況』京都大学文学部科学哲学科学史研究室、2008年1月31日。doi:10.14989/56991
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