ゴーン・ガール
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主な撮影は9月15日にミズーリ州ケープジラードで始まり、約5週間続いた[5][6]。いくつかのシーンはロサンゼルスで撮影された[6]

プロデューサーのセアン・チャフィンによると、フィンチャーは1つのシーンで平均50テイクは撮っていたとのこと[7]
音楽

2014年1月21日、トレント・レズナーアッティカス・ロスとフィンチャーと共に音楽のスコアーを提供すると発表した[8]。これは彼らにとって『ソーシャル・ネットワーク』と『ドラゴン・タトゥーの女』に次ぐ三度目の共同制作となる。デヴィッド・フィンチャーはカイロプラクティックで聞いた「落ち着かせようとしない」音楽に影響され、レズナーに偽りのない気持ちが表向きだけのような音楽をつくるように依頼した。音楽は滑らかな流れで所々、短音の電子音が紛れているものとなり、動揺させるような音楽となった[9]。サウンドトラックは2014年9月30日に発売された。

ザ・サイケデリック・ファーズのリチャード・バトラーが歌う『忘れじのおもかげ』(She)のカバー版が特報で用いられている[10][11]
評価

Facebookが発表した、2014年にFacebook上で話題になった映画トップ10で第8位にランクイン[12]、米ローリング・ストーン誌が選ぶ2014年の映画ベスト10で第5位を獲得[13]した。
興行収入

作品は第52回ニューヨーク映画祭でプレミア上映され、各方面で報じられて好意的な評価を受けた。ComingSoon.netは公開週末興行収入が3,000万ドルから3,500万ドルもしくはそれ以上を稼ぎ、10,000万ドルは行くだろうと予想した[14]。オンライン鑑賞券販売会社のFandangoは『ゴーン・ガール』が販売中の前売り券の66%を占め、『アナベル 死霊館の人形』(18%)より売れており、公開週末興行収入で1位になるかもしれないと発表した[15]
北米
作品は2014年10月3日に北米の3,014劇場で公開され、公開初日に1,320万ドルを稼いだ[16][17](公開前日に行われた先行公開130万ドルも含む)[18][19]。公開されて初の週末で作品は3,014劇場から37,513,109ドル(各劇場平均12,446ドル)を稼ぎ、北米興行収入1位となった。2位には僅差でワーナー・ブラザースの『アナベル 死霊館の人形』(3,720万ドル)がランクインした。『ゴーン・ガール』と『アナベル』の間での熱戦について、BoxOffice.comの副代表で分析主任のフィル・コントリオは「R指定にもかかわらず、この2つの高品質の作品にはまだ市場に上昇余地がある」とコメントしている[20][21][22]。本作品は『パニック・ルーム』(3,000万ドル)の興収を超えてフィンチャーの最大興収作品となり、アフレックにとっては『パール・ハーバー』(5,910万ドル)と『デアデビル』(4,030万ドル)に次ぐ3番目の興収作品となった。ロザムンド・パイクにとっては『007 ダイ・アナザー・デイ』(4,700万ドル)に次ぐ公開週末興行収入作品となった。本作は10月公開としては史上10番目に稼いだ作品となった。また、8月に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(6,560万ドル)と『ミュータント・タートルズ』(9,430万ドル)以来、同月に公開された2作品でそれぞれ3,000万ドル以上稼いだ作品の1つとなった[23]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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