スーパーマンのホームグラウンドであるメトロポリスとゴッサム・シティは、しばしば走行距離内にあることが示唆されている。 バットマンの映画でゴッサム・シティのインスピレーションやロケ地として使用された場所は、シカゴ、デトロイト、ピッツバーグ、ロサンゼルス、ニュージャージー、ニューヨークなど。 ティム・バートン監督作品では古き良き時代のアメリカ。 ジョエル・シュマッカー監督作品ではネオンと巨大石造が乱立する近未来的なゴシックパンクのイメージで統一されている。『バットマン・フォーエバー』においてヘリコプターでの短時間の飛行後に自由の女神へ衝突した描写があることから、距離的にも近いとされている。『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』のコンピューターで表示されていた地図におけるゴッサム・シティの位置もニューヨークとほぼ同じ地点であった。 『バットマン ビギンズ』(クリストファー・ノーラン監督)では、実際の街により近くなっている。『ダークナイト』では、イメージカラーはもとより、セットやCGによる演出などをも極力控え、ほぼ全シーンをシカゴでのロケで表現しており、外観は実際のアメリカ合衆国にある都市とほぼ同じ物となっている。『ダークナイトライジング』では、世界規模の証券取引所を抱え、橋とトンネルでつながれた中州上の都市のような描写がなされ、ニューヨークマンハッタン島のイメージに近い街になっている。撮影は主にペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、スタジアム爆破シーンではピッツバーグ・スティラーズ・スタジアムが実際に爆破された。
コミックブックで、メトロ・ナローズ・ブリッジはメトロポリスとゴッサム・シティの都市を結ぶメインルートとして描かれ[13][14][14]、世界最長の吊り橋であると記載されている[15]。
1990年代の“The Atlas of the DC Universe“は、デラウェア州にメトロポリス、ニュージャージー州にゴッサム・シティが都を置いている[16]。
映画
『バットマン・ビギンズ』および『ダークナイト』において、多くの警察官が賄賂で生計を立てる汚職警官であり、行政機関の上層部までもマフィアとの癒着で成り立っているという描写があり、治安は極めて深刻な状況にあると言える。しかし『ダークナイトライジング』ではデント法という法律により治安は劇的に改善しており、その改善ぶりはバットマンが引退しても問題ないほどであった。