ゴッサム・シティ
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Sal E. Jordanの運転免許証は"72 Faxcol Dr Gotham City, NJ 12345"だった。

メトロポリスとの関係

スーパーマンのホームグラウンドであるメトロポリスとゴッサム・シティは、しばしば走行距離内にあることが示唆されている。

コミックブックで、メトロ・ナローズ・ブリッジはメトロポリスとゴッサム・シティの都市を結ぶメインルートとして描かれ[13][14][14]、世界最長の吊り橋であると記載されている[15]

1990年代の“The Atlas of the DC Universe“は、デラウェア州にメトロポリス、ニュージャージー州にゴッサム・シティが都を置いている[16]

映画

バットマンの映画でゴッサム・シティのインスピレーションやロケ地として使用された場所は、シカゴデトロイトピッツバーグロサンゼルスニュージャージーニューヨークなど。

ティム・バートン監督作品では古き良き時代のアメリカ。

ジョエル・シュマッカー監督作品ではネオンと巨大石造が乱立する近未来的なゴシックパンクのイメージで統一されている。『バットマン・フォーエバー』においてヘリコプターでの短時間の飛行後に自由の女神へ衝突した描写があることから、距離的にも近いとされている。『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』のコンピューターで表示されていた地図におけるゴッサム・シティの位置もニューヨークとほぼ同じ地点であった。

バットマン ビギンズ』(クリストファー・ノーラン監督)では、実際の街により近くなっている。『ダークナイト』では、イメージカラーはもとより、セットやCGによる演出などをも極力控え、ほぼ全シーンをシカゴでのロケで表現しており、外観は実際のアメリカ合衆国にある都市とほぼ同じ物となっている。『ダークナイトライジング』では、世界規模の証券取引所を抱え、橋とトンネルでつながれた中州上の都市のような描写がなされ、ニューヨークマンハッタン島のイメージに近い街になっている。撮影は主にペンシルベニア州ピッツバーグで行われ、スタジアム爆破シーンではピッツバーグ・スティラーズ・スタジアムが実際に爆破された。

バットマン・ビギンズ』および『ダークナイト』において、多くの警察官が賄賂で生計を立てる汚職警官であり、行政機関の上層部までもマフィアとの癒着で成り立っているという描写があり、治安は極めて深刻な状況にあると言える。しかし『ダークナイトライジング』ではデント法という法律により治安は劇的に改善しており、その改善ぶりはバットマンが引退しても問題ないほどであった。だが、あまりにも低い犯罪率が裏目に出て警察の捜査能力の低下をもたらし、劇中では証券取引所襲撃の真犯人ベインを取り逃がす、トンネルを爆破して街を隔離するというテロ行為を事前に察知できず対応が後手に回る、ベイン側の攻撃に対し何もできないまま刑務所からの囚人の脱走を許す、最終的には市内のほぼ全ての警察官が地下に閉じ込められる、といった警察側の失態が続く。

バットマン・ビギンズ』においては、セレブリティが集まる会合などが多く行われている高級レストランの描写と同時に、低所得者が多く住むスラム街も描写されており、原作コミックスにおいても、裏路地やホームレスなどの描写もあることから、そのような経済状況も治安の悪化の一因となっていることも匂わせている。なお、街の描写において煙突や工場が数多く見られることから、製造業などの第二次産業が盛んであるとも窺えるが、ウェイン・エンタープライズ以外の産業が描写されたことは皆無であり、詳細は不明である。

DCエクステンデッド・ユニバースでは実際の街を元にしながら、建物の看板や立地で原作コミックの要素を取り入れている。スーパーボウル2016では映画プロ―モーションの一環として、ターキッシュ・エアラインズの協賛でベン・アフレック演じるブルース・ウェインによるゴッサム・シティの架空の観光CMが放映された[17]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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