ゴジラvsキングギドラ
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ムサシ2号[出典 64][注釈 18]
帝洋グループが、日本が核関連事故など何らかの理由で核汚染した際の核シェルター代わりとして極秘建造した原子力潜水艦[59][69]核ミサイルを搭載している[出典 65]。常時は東南アジアの軍事施設に保管され、乗組員は軍事訓練を受けた帝洋社員が搭乗している[59]。未来人の策謀により、ベーリング海に転送された「ラゴス島の恐竜(=ゴジラザウルス)」をゴジラとして復活させようとしたが、同海域で起きたソ連の大型原子力潜水艦の沈没事故による核燃料漏れにより怪獣として復活していたゴジラに遭遇し撃沈され、ゴジラはさらに核エネルギーを吸収、強大化する[69]。劇中では「ムサシ」の名は使われず、「オペレーションG」と呼ばれている。小説版での艦名は帝洋コンツェルン総帥・新堂靖明の名をもじった「神童」となっている[159][85]

当初ミニチュアが新造される予定だったが、予算の都合により1984年公開の『ゴジラ』で使用されたソ連原子力潜水艦を若干修正し再利用された[出典 66]。西川伸司や青井邦夫による検討デザインも描かれていた[118][104]。流用を提案した青井は、ロシアなら原潜を企業に売り払うだろうと想定していたと述べている[104]。その後、ミニチュアは2009年の時点で東宝の倉庫に保管されているのが確認されている[162]

大森の当初の構想では「自衛隊が実は核兵器を保有しており、日本の核で恐竜がゴジラになる」という案であった[71]。しかし、田中友幸は「(被爆国の)日本が核兵器を持つとは何事だ」と反対意見を述べたため、日本国外に一企業が核を保有するという設定に変更になった[71]。これに田中も「日本国内には無いんだな」と確認した上で同意したという[47]。原潜でゴジラを誕生させるという展開も、田中が人類が自ら核によりゴジラを生み出すことに強く反対し、完成作品での内容に改められた[出典 67]

大森により初期に書かれた『ゴジラ3 ストーリー概要』では「武蔵」という名称で、続く『ゴジラvsキングギドラ シノプシス』で「ムサシ2号」となった[71]

92式メーサー戦車
詳細は「メーサー兵器#92式メーサー戦車」を参照
実在
自衛隊

74式戦車[出典 68]
MOTHER包囲作戦で出動[165]
61式戦車[157][69](61式中戦車[166]

82式指揮通信車[出典 69]

73式装甲車[出典 70]

73式大型トラック[69]

73式中型トラック

73式小型トラック

1/4tトラック

中砲けん引車

偵察用オートバイ

75式ドーザ

75式130mm自走多連装ロケット弾発射機[出典 71]
MOTHER包囲作戦で出動[165]
67式30型ロケット弾発射機

75式自走155mmりゅう弾砲[166][171]

203mm自走榴弾砲[出典 72]
MOTHER包囲作戦で出動[165]
155mmりゅう弾砲FH-70

地対空誘導弾ペトリオット(名称のみ)

はるな型護衛艦ひえい[出典 73](護衛艦はるな型DDH-142ひえい[102]
未希と真崎を乗せ、オホーツク海のゴジラ調査へ向かう[165]。哨戒ヘリコプターを発進させる[69]
たかつき型護衛艦たかつき」(名称のみ)[175]

F-15Jイーグル[出典 74](F-15J要撃戦闘機[157]
航空自衛隊千歳基地第2航空団がキングギドラ迎撃のため出動する[165]

ミニチュアはオガワモデリングが制作し、ハセガワの1/32スケールプラモデルをベースとしている[134]

OH-6D観測ヘリコプター[出典 75]
MOTHERに撃破された[69]
HSS-2B哨戒ヘリコプター[出典 76](HSS2-B対潜哨戒ヘリ[176]
未希と真崎が乗り込み、網走・オホーツク沿岸でゴジラを発見する[165][69]
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