ゴジラvsキングギドラ
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サーチライトが新規に取り付けられた[150][126][注釈 17]。MOTHER、KIDSに合せたデザインも描かれていたが未使用に終わった[出典 61]


コクピットのセットは、KIDSのものを飾り変えている[104]

BABY[出典 62]
バックパック型飛行ユニット[出典 63]。使用者はこれを背負い同時に安全面も考慮してヘルメットを被り、手にした専用リモコンを操作することで、空中浮遊し低速移動できる[59][69]。劇中ではエミー、M11、寺沢が使用する。

脚本では一人乗り飛行マシーンのフライングスクーターが登場予定であり[125]、デザイン画も用意されていた[103][104]

レーザーガン
MOTHER 内を警備する武装アンドロイドたちが装備する光線銃。赤いレーザーを発射するハンドガンタイプと、青いレーザーを発射するショットガンタイプの2種類があり[69]、前者はM11とエミー、後者は寺沢が使用している[88]

後者のプロップは、市販のモデルガンを改造したもので、先端に合成きっかけ用のライトを仕込んでいる[153]。2020年の時点まで現存が確認されている[153][145]

キイブロッカー
あらゆる電子ロックを解除できる装置[88][69]。寺沢の自宅に侵入しようとしたエミーが使用した[69]

劇中での使用シーンはカットされている[69]

現代

ムサシ2号[出典 64][注釈 18]
帝洋グループが、日本が核関連事故など何らかの理由で核汚染した際の核シェルター代わりとして極秘建造した原子力潜水艦[59][69]核ミサイルを搭載している[出典 65]。常時は東南アジアの軍事施設に保管され、乗組員は軍事訓練を受けた帝洋社員が搭乗している[59]。未来人の策謀により、ベーリング海に転送された「ラゴス島の恐竜(=ゴジラザウルス)」をゴジラとして復活させようとしたが、同海域で起きたソ連の大型原子力潜水艦の沈没事故による核燃料漏れにより怪獣として復活していたゴジラに遭遇し撃沈され、ゴジラはさらに核エネルギーを吸収、強大化する[69]。劇中では「ムサシ」の名は使われず、「オペレーションG」と呼ばれている。小説版での艦名は帝洋コンツェルン総帥・新堂靖明の名をもじった「神童」となっている[159][85]

当初ミニチュアが新造される予定だったが、予算の都合により1984年公開の『ゴジラ』で使用されたソ連原子力潜水艦を若干修正し再利用された[出典 66]。西川伸司や青井邦夫による検討デザインも描かれていた[118][104]。流用を提案した青井は、ロシアなら原潜を企業に売り払うだろうと想定していたと述べている[104]。その後、ミニチュアは2009年の時点で東宝の倉庫に保管されているのが確認されている[162]

大森の当初の構想では「自衛隊が実は核兵器を保有しており、日本の核で恐竜がゴジラになる」という案であった[71]。しかし、田中友幸は「(被爆国の)日本が核兵器を持つとは何事だ」と反対意見を述べたため、日本国外に一企業が核を保有するという設定に変更になった[71]。これに田中も「日本国内には無いんだな」と確認した上で同意したという[47]。原潜でゴジラを誕生させるという展開も、田中が人類が自ら核によりゴジラを生み出すことに強く反対し、完成作品での内容に改められた[出典 67]

大森により初期に書かれた『ゴジラ3 ストーリー概要』では「武蔵」という名称で、続く『ゴジラvsキングギドラ シノプシス』で「ムサシ2号」となった[71]

92式メーサー戦車
詳細は「メーサー兵器#92式メーサー戦車」を参照
実在
自衛隊

74式戦車[出典 68]
MOTHER包囲作戦で出動[165]
61式戦車[157][69](61式中戦車[166]

82式指揮通信車[出典 69]

73式装甲車[出典 70]

73式大型トラック[69]

73式中型トラック

73式小型トラック

1/4tトラック

中砲けん引車

偵察用オートバイ

75式ドーザ

75式130mm自走多連装ロケット弾発射機[出典 71]
MOTHER包囲作戦で出動[165]
67式30型ロケット弾発射機

75式自走155mmりゅう弾砲[166][171]

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