ゴジラ_(架空の怪獣)
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

武器:放射能火炎[注釈 8]

スーツアクターは中島春雄(『対ガイガン』まで)、手塚勝巳(『三大怪獣 地球最大の決戦』まで)など。
『ゴジラ』(1954年)詳細は「ゴジラ (初代)」を参照
『ゴジラの逆襲』以降詳細は「ゴジラ (2代目)」を参照
vsシリーズ詳細は「ゴジラ (平成VSシリーズ)」を参照
ミレニアムシリーズ詳細は「ゴジラ (ミレニアムシリーズ)」を参照
『シン・ゴジラ』

諸元ゴジラ
GODZILLA
[38][39]
別名怪獣王[38]
(第2形態)
身長28 m
全長122 m
(第3形態)
身長57 m
全長168.25 m
(第4形態)
身長118.5 m[40][38]
全長333 m
体重9万2千 t[38]

映画『シン・ゴジラ』(2016年)に登場。

元々は太古の時代より生き残っていた深海棲の海洋生物が60年前に海洋投棄された放射性廃棄物を大量摂取したことにより放射能に耐性が付いただけでなく、それの影響により突然変異と異常成長を繰り返し誕生したと推測される生物[38][41]

アメリカのエネルギー省(DOE)では以前からこの生物の存在を把握しており、同国の生物調査機関に属していた牧悟郎元教授が中心となって生態の研究が進められ、彼の故郷である大戸島の伝承にある神の化身「呉爾羅(ごじら)」の名から「GODZILLA」という英語名が与えられていた[38][41]。日本政府は「巨大不明生物」と呼称し、牧の情報を入手して以降は、日本語訳した「ゴジラ」の通称も用いるようになる。

その身体には人間の約8倍という膨大な量の遺伝子情報が内包され[38]、それには爬虫類のみならず魚類鳥類などといった他の種類に属する生物の形質も多数併せ持ち[38]世代交代を経ない単一の個体であらゆる環境に対する適応進化を行う。必要に応じて自己退化能力も有し、自由に進化・退化が可能であること[注釈 9]細胞分裂による無性生殖も可能であると分析され[注釈 10]、このまま放置すれば「自己増殖による無制限の繁殖」「有翼化しての飛行能力の獲得による世界規模のテリトリー拡大」「小型化への変異」といった危険性についても言及される。

体内には、生体原子炉ともいえる「熱核エネルギー変換生体器官」を持つ[41]。それによって生み出されるエネルギーは莫大であり、超高温の体温を保つ表皮の一部からは高熱によって生じた赤い光が漏出する。活動の際には、未知の放射性元素を撒き散らす。それに加え、細胞には元素変換を行える機能を有しており、それを利用して体内に取り込んだ水と空気の反応だけで自身の生存に必要なエネルギーをすべて生成することが可能で[38][41]、他の栄養素を摂取する必要が一切ないと推測され、その口は牙が不ぞろいで下顎には舌もなく、生物の捕食には適さない。自然界にはもはや天敵となるものは存在せず、従来の生物的常識を超越した性質は「完全生物」や「霞を食べて生きる仙人」にも例えられ、生物には不可避の「死」という概念すらも克服している可能性も指摘される。熱エネルギーの冷却には血液流による液体冷却と背びれからの放熱を用いているが、後者は補助的なものであり、もし血液の循環に問題が発生した場合は熱の冷却が追いつかず、原子炉スクラムのような状態となってエネルギー生成器官の機能が停止し、そのまま全身が凍結する。矢口蘭堂が率いる日本政府の巨大不明生物災害対策本部(巨災対)はこの特性を利用し、大量の血液凝固剤を直接口から注入することでゴジラを封じ込める「矢口プラン」を提唱し、自衛隊によってこれを実行に移すべく立案された「ヤシオリ作戦」をもってゴジラに臨んだ結果、凍結に成功している。

モーションアクターは野村萬斎[42][43]

形態(シン・ゴジラ)

プロポーションとしては5つの形態が設定されている。
第1形態
東京湾アクアライントンネルでの事故を起こしたあと、初めて人類の前に姿を現した際の状態。褐色の長い尻尾を持ったオタマジャクシのような状態[39][41]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:524 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef