ゴジラジュニア
[Wikipedia|▼Menu]

ゴジラジュニア
ゴジラシリーズのキャラクター
初登場『ゴジラvsメカゴジラ
作者

西川伸司(ベビー、ジュニア)

モンスターズ(リトル)

岡本英郎(ジュニア)



破李拳竜(ベビー、ジュニア)

リトルフランキー(リトル)

テンプレートを表示

ゴジラジュニア(Godzilla Jr.)は、特撮映画ゴジラシリーズ」に登場する架空の怪獣。ここではその前身であるベビーゴジラ、リトルゴジラについても扱う。
概要

ベビーゴジラとして『ゴジラvsメカゴジラ』で初登場。同族・仲間意識はかなり強いものであるらしく、ゴジラはジュニアを助けるためにメカゴジラスペースゴジラと戦う。

昭和ゴジラシリーズのミニラが実子と設定されているのに対し、こちらはゴジラの世界でただ一体の同族ではあるものの直接の血縁関係がある実子ではなく[1][2]、ゴジラの元となるゴジラザウルスの幼体である[3]

製作の田中友幸は、成長し変化していくことが魅力のキャラクターだと述べる[4]ように、登場回数を重ねるごとに姿と名称が変化し、『ゴジラvsデストロイア』では小さいながらもゴジラに近い姿となる。

各形態のデザインを手掛けた西川伸司は、物語上は同一の存在でも作品ごとに負わされる役割が異なり、デザインの一貫性よりもその都度の役割に応じたものを求められていたと語っている[5]
ベビーゴジラ

諸元ベビーゴジラ
BABY GODZILLA
[出典 1]
別名

ゴジラザウルスの子供[出典 2]

ゴジラの子供[出典 3]

[注釈 1]

身長1.64 m[出典 4][注釈 2]
全長3.53 m[出典 5]
体重420 kg[出典 6]
出身地アドノア島[出典 7][注釈 3]
出現地アドノア島[出典 8][注釈 4]

ゴジラvsメカゴジラ』に登場。

ベーリング海のアドノア島にて翼竜の巣跡から発見され、そこに托卵されていたプテラノドンのものと思われていた卵から孵化した、ゴジラザウルスの幼体[出典 9]。京都の国立生命科学研究所での孵化に立ち会った五条梓を母親として認知し[22][19]、「ベビー」の愛称で親しまれる。目は半分まぶたが下りた眠たげなものとなっている[3]。足の指は成体のゴジラザウルスと同様に3本で、蹴爪もあるが、より第4の指に近い[3]。縞模様が体にあり[3]、通常のゴジラザウルスと異なってトゲが2本のV字型の背びれを持ち[11]、特に尾の先端にあるものはゴジラと似た形状となっている[32][3]。雑食性で[22]、好物は花とハンバーガー[6][3]。孵化前(卵の中)から自分を守ってくれる母性=母親を探し、恐怖や不安を感じると両目が赤く輝いておびえはじめて同族や仲間に助けを求める一種のテレパシー能力を持つ[出典 10]

国連G対策センターのサブ・ドックをゴジラ対策を研究するために改造され、飼育場として提供された[22]。三枝未希はゴジラと対立していたため、ベビーに拒絶されることを恐れていたが、彼女の髪を尻尾でほどく[注釈 5]など穏やかに接している[22]

アドノア島で托卵してあったと考えられる核廃棄物の影響で怪獣化したラドンとはある種の乳兄弟であり、ベビーが恐怖を感じるとラドンは即座にその思念を感じ取り[22][19]ゴジラもまた同族の呼びかけに反応し[注釈 6]、ベビーを求めて京都に上陸。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:326 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef