コーヒーは歌曲の中で取り上げられることも多く、コーヒーそのものを題名に入れた曲も少なくない。
コーヒー・カンタータ(作曲:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ BWV211 「そっと黙って、おしゃべりめさるな」 1732年)
J.S.バッハによる世俗カンタータの一つで、コーヒー・マニアの娘とコーヒー嫌いの父親との争いを歌うコミカルな作品。J.S.バッハ自身もコーヒー愛飲家であった。
一杯のコーヒーから(歌:霧島昇+ミス・コロムビア、作詞:藤浦洸、作曲:服部良一 1939年)
日本の懐メロの曲。戦前から日本に喫茶店文化が根付いていたことを物語る曲でもある。
ブラック・コーヒー(Black coffee 作詞:ポール・フランシス・ウェブスター 作曲:ソニー・バーク 1948年)
コーヒーと煙草に浸る失恋の倦怠と絶望を歌ったブルージーなジャズ・スタンダード。1949年にサラ・ヴォーンが初録音してヒットした。日本では1954年デッカ録音のペギー・リー版が名唱として知られる。
コーヒールンバ(Moliendo Cafe(英語版)