コーデック
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JPEG XR (HD Photo) - 指定により非可逆圧縮、可逆圧縮の選択が可能

JPEG - 非可逆圧縮

JPEG 2000 - 指定により非可逆圧縮、可逆圧縮の選択が可能


PNG - 最大48bit(各色16bit)フルカラー(約280兆色)までの可逆圧縮、8bit(256段階)のアルファチャンネル(透明化)が可能

WebP - 非可逆圧縮、可逆圧縮の選択が可能。Googleが開発した。

HVQ - 非可逆圧縮、ハドソン筑波大学の徳永隆治らによって開発された[10]。複数のベクトル演算により高い効率で圧縮することで、ゲーム向きの輪郭に強くブロックノイズが非常に少ない画像が得られる[11]。コンピュータゲームや電子書籍(ebi.BookReader)などに使用されている。

二値画像の可逆圧縮 : ファクシミリなどで用いられる。

MH (modified huffman) - 連長圧縮

MR (modified READ: relative element address designate) - 二次元符号化

MMR (Modified Modified READ) - ITU-T T.6

JBIG (Joint Bi-lebel Image experts Group) - 算術符号


音声圧縮のコーデック「オーディオコーデック」も参照

音声圧縮のコーデックには、人間の発声を主な対象とし符号化を行う音声帯域向けのコーデックと、それに限定せず音楽なども対象としたコーデックとがある。前者は人の発声の特性を利用しているため、後者よりも低い符号化レートで音声の符号化が可能である。

音声帯域向けのコーデックの代表的なものでは、ITU-Gシリーズ勧告の各種コーデック(下記)が携帯電話IP電話などで広く利用されており、音声を4?13kbps程度に圧縮している。音楽も対象としたコーデックの代表的なものでは、1990年代前半に登場したミニディスク (MD) に用いられているATRACや、1990年代末頃からPCオーディオで広く浸透しはじめたMP3がある。例えば、128kbpsのステレオ音声の圧縮オーディオではコンパクトディスク (CD) に比べて1/10以下に圧縮されている。これらは、元の音声には完全には復元できない非可逆圧縮方式を用いている。

一方で、近年、記録メディアの容量が飛躍的に増加したことで、データサイズは大きくなるものの、まったく劣化を生じさせない可逆圧縮を用いたコーデックも増えてきている。こちらはおおむね6割から7割程度の圧縮が行える。
圧縮しないコーデック

LPCM - 音楽CDDVD-Video/AudioBlu-ray Discなどで採用されている

DSD - スーパーオーディオCDなどで採用されている

可逆圧縮・非可逆圧縮が選択できるコーデック

Windows Media Audio (WMA) - Windows Media Playerに搭載されているコーデック

Dolby Digital Plus - ドルビーデジタルプラス (DD+)

DTS-HD Master Audio - DTSが開発したDTSの拡張規格。BDに採用されている。

WavPack - 可逆モード、非可逆モード、そしてユニークなハイブリッドモードを備えている

非可逆圧縮のコーデック

ADPCM - ドリームキャストなどに使用されたコーデック

AC-3 - ドルビーデジタル

AMR - NTTドコモFOMA携帯電話VoLTEで使用されている

AMR-WB+ - 市町村防災行政無線で使用されている


aptX - BluetoothにおけるA2DPで使用されている

ATRAC - ミニディスク (MD)SDDSで採用されているコーデック

ATRAC2


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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