1980年代前半までは「バカチョンカメラ」という呼び名が一般において盛んに用いられていたが、当時の世代の人を中心に現在でも稀に呼称することがある。
語源には下記のような説がある。
英語のフール・プルーフの訳語で、「カメラの使い方を知らなくても、絞りやシャッター速度の調整を気にせず使えるカメラ」つまりプログラムEE(当時の呼称。現在のプログラムAE)つきの、「ばかでもちょんでも使えるカメラ」という意味。
英語「vacation camera(ヴァケイション・キャメラ)」の日本語読み。
F値・被写界深度・シャッター速度・ストロボ等の専門知識を要することなく、「バカでも(シャッターを)チョンと押せば撮影できる」の意
1の説について、「『ちょん』が朝鮮人に対する蔑称である『チョン』『チョン公』の事を指している」とされ、「バカチョンカメラ」の呼称は使用が自粛されるようになった(現在「バカチョン」という表現は放送禁止用語となっている。詳述はバカチョンを参照)。
なお、デジタルコンパクトカメラのことを「コンデジ」と略称することがある。
関連項目
レンジファインダーカメラ
アルカリマンガン乾電池
インスタマチック
フラッシュマチック
110フィルム(110カメラ)
APSフィルム
レンズ付きフィルム