コロラド州(コロラドしゅう、英: State of Colorado [k?l??rado?, -?r??do?] ( 音声ファイル))[1]は、アメリカ合衆国西部にある州。北側はワイオミング州に接し、北東はネブラスカ州、東側はカンザス州、南側はニューメキシコ州とオクラホマ州に、西側はユタ州に接している。南西の隅はフォー・コーナーズと呼ばれる4つの州がその角を接するポイントであり、ここでアリゾナ州とも接していることになる。州の南北にはロッキー山脈が貫いており、州全体の平均標高が全米で一番高い、山岳地帯の州である。州の西部はコロラド高原、東の方はグレートプレーンズ(大平原)西部のハイプレーンズ(英語版)である。面積では50州の中で第8位だが、人口では第21位である。
州都および人口最大の都市は、ロッキー山脈の東側に位置するデンバーである。州の人口の6割以上が、デンバーの広域都市圏(オーロラ、ボルダー、グリーリーなどを含む)に集中している。
コロラド州の名前は、スペイン人探検家が名付けたコロラド川に因んでおり、「コロラド」という言葉は「色つきの」を意味するスペイン語で、コロラド川が山岳部から運ぶ赤い沈泥を表している。
家庭で話される言語(コロラド州) 2010[2]
英語 83.24%
スペイン語 11.92%
人種構成(コロラド州) 2010 今日コロラド州となっている地域には、13,000年以上前からインディアンが住んでいた。ラリマー郡にあるリンデンマイアー遺跡では紀元前11200年から同3000年と同定できる人工物が出土している。ロッキー山脈の東縁は主要な回遊ルートであり、アメリカ大陸に人類が広がっていくうえで重要だった。古代プエブロ人が、コロラド高原のバレーやメサに住んでいた[3]。ユト族インディアンはロッキー山脈の南部と西部にある山岳部バレーに住んでいた。
白人 70.0%
ヒスパニック 20.7%
黒人 4.0%
アジア系 2.8%
インディアン 1.1%
混血 3.4%
歴史メサ・ヴェルデ国立公園にある断崖宮殿の廃墟、1891年グスタフ・ノルデンスケルド撮影詳細は「コロラド州の歴史」を参照「スペインによるアメリカ大陸の植民地化」、「フランス領ルイジアナ」、および「メキシコ独立革命」も参照
領土と領有者の変遷