コホート研究
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日本疫学会は、以下を満たす活動を大規模コホート研究として掲載している[2]
疫学会会員が研究代表者か準ずる役割を果たしていること

1万人以上についてベースライン調査を終了していること

5年以上の追跡を終了していること

原爆被爆者における健康影響調査

原爆被爆者寿命調査、成人健康調査など[3]。原爆放射線被曝による影響を示す世界で唯一のコホート研究である。
国立がんセンター多目的コホート調査

5保健所管内15区市町村の住民(6万から8万人)を対象に死亡、罹患を追跡をしている。数多くの研究結果を発表している。
文部科学省コホート調査(JACCスタディ)

大学研究者により全国各地で11万人を追跡するコホート研究である。死亡、罹患を追跡しているが、主に死亡個票をもとにしている。
久山町研究

福岡市に隣接した福岡県糟屋郡久山町(人口約8,400人)の住民を対象に脳卒中心血管疾患などの疫学調査を九州大学が1961年から実施しているもの。世界的に高く評価されている精度の高い研究である。開始したのは九州大学教授 勝木司馬之助である。追跡率は99%以上であり、全町民の詳細で長期間な研究は、世界でも例を見ないコホート研究である。「勝木司馬之助」も参照
高周波電磁界と脳腫瘍の関連に関する国際調査

低レベルの職業・環境曝露に伴うリスク評価の一環として国の援助の基に研究[3]
米国のコホート研究
フラミンガム研究

米国NHIが米国北部のマサチューセッツ州フラミンガム町(住民28000人)で行っているコホート研究。1948年から開始されている[4]
脚注[脚注の使い方]^ “SUNY Downstate EBM Tutorial”. library.downstate.edu. 2004年3月23日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2015年9月3日閲覧。
^ 日本の大規模コホート研究 - 日本疫学会
^ a b 第19期日本学術会議 予防医学研究連絡委員会報告 衛生学・公衆衛生学の将来展望 「がんの予防」秋葉 澄伯(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科)
^ 嶋 康晃 世界の心臓を救った町―フラミンガム研究の55年 ライフサイエンス出版 2011

参考文献

青山英康 監修「今日の疫学」第2版、真興社、2005年、
ISBN 4-260-10637-6

関連項目

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