コピーガード
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

著名なCSS解除ソフトをアップロードしていた者を著作権法違反で検挙、また出版社の自社のウェブサイトにCSS解除ソフトダウンロード先リンクを掲載していた、出版社の従業員1名と編集プロダクションの従業員2名も、著作権法違反の幇助で検挙された[5]
AACS(Advanced Access Content System)

HD DVDBlu-ray Discで採用されている。詳細は「Advanced Access Content System」を参照
ALPHA-DVD

韓国のセテックが開発したコピーガード。Alpha-ROMのDVD-Videoバージョン。専用デュプリケーターでの製作も可能。Alpha-DVDはユーザーのPCにプログラムをインストールする必要がなく、ディスク上で動作するので作業プロセスを最少化可能。
ARccOS

ソニーが開発した構造プロテクト。ここ最近でこのコピーガードを採用する映画DVDが増えてきている。一部のDVDプレイヤー(ソニー製のものも含む)を使っていると正常に再生できない不具合を起こした[6]ため、廃止するメーカーも出てきている。
Cinavia

Blu-ray Discで採用されている。詳細は「Cinavia」を参照
DVDMAGIC

視聴するにはインターネットで認証を行わなければならないプロテクト。起動時にDVDコピーソフトの起動を阻害しようとする。ケータイDVDが多い。
RipGuard

マクロヴィジョン社が開発したプロテクト。ARccOS同様、意図的にエラーとなる領域を記録しておくことで、コピー時の読み込みエラーを誘発させる。ユニバーサルピクチャーズ、ディズニー(ブエナ・ビスタ)、パラマウントのDVDに多い。ブエナ・ビスタ製のDVDで一部の古いDVDプレイヤーを使っていると正常に再生できない不具合を起こしたため、廃止するメーカーも出ると期待されていた。しかし、2011年の段階でもブエナ・ビスタは廃止しておらず、2009年6月2日のTBS導入、2011年1月18日のフジテレビ導入、2010年6月のポニーキャニオン導入など、採用するメーカーは増え続けている。
JumpingBoy

コピーすると本編ではなくジャンプする少年が映し出される。ユニバーサルやディズニー、ピクサーのDVDに施されている場合が多い。
UOPs

User Operation Prohibitionsの略で、ユーザー操作禁止を意味する。これは、DVDの最初にある注意書きや予告などをユーザーがスキップしたり早送りしたりすることを禁止する機能である。詳細は「:en:User operation prohibition」を参照
CPRM(Content Protection for Recordable Media)

CPRM(Content Protection for Recordable Media)は、コピーワンス番組を録画するときに使われる方式である。詳細は当該記事を参照のこと。
CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)

CPPM(Content Protection for Prerecorded Media)は、再生専用メディアのコピープロテクト方式。原理的にはCPRMと同じである。主にDVDオーディオメディアに採用されており、日本においては同品質の複製は「コピー不可」となっている(アメリカでは「コピーワンス」で決着。ただし日本でも、CDレベルの品質に落として複製する場合は「コピーワンス」である)。

Blu-ray DiscHD DVDでは、CPRMやCPPMに比べ、より一層解除を困難にする、AACSなどの新しいコピーガードをパッケージソフトなどで採用している。
コピー禁止フラグ

コピー禁止フラグが立ててあるファイルや転送データはコピーすることが技術的に制限されていることを意味する。ただし、コピー禁止フラグ、は無反応機や無反応ソフトウェアによって無視される傾向にある。また、規制はあくまで民生機への実装のみであり、音楽・映像製作や映像編集に使われる業務用機・放送用機材においては、無視されるように作られている。前述のマクロヴィジョン方式などのアナログ方式の信号を検知したらそれをコピー禁止フラグとして取り扱う機器もある。

SCMS管理情報

CD-DA (一般的な音楽CD)のトラック情報(TOC)

MP3のフレームヘッダの著作権ビット (CD-DAのTOCにあるビットと同じもの)

地デジにおけるダビング10のCCIフラグ

S/PDIFのステータスビット

au携帯の着うたファイルにおけるuuidcpgd ATOM

地デジレコーダーの保存ファイル(SROファイル)における東芝ヘッダ

前述のマクロヴィジョン方式などのアナログ方式をフラグとして使う方法。

リージョンコード

リージョンコードとは、DVD及びBlu-ray Discを再生することが出来る地域を制限する地域コードのことで、再生したいディスクとプレイヤーのコードが一致しなければ再生することは出来ない。日本のリージョンコードはDVDでは2、Blu-ray DiscではAとなっており、特定の地域でないと再生出来ないことからプロテクトの一種と言える。ただし、一部のメーカーからはリージョンフリーのプレイヤーが発売されていることも事実で、海外旅行などが多い映画ファンや海外へ転勤する日本人などがそのような製品を購入する場合があるという。PC側のソフトウェア系DVDプレイヤーはリージョンコードを無視する傾向が多い。また、DVDの場合は映像の記録方式をNTSCPALのどちらかに設定することで物理的に一部のプレイヤーで視聴を制限させることも可能。

なお、各地域毎のリージョンコードは次の通りである。

DVD

0 (ALL) 全世界で再生可

1 アメリカ・カナダ・世界の米領島嶼部

2 西欧諸国・中近東諸国・南アフリカ・レソト・スワジランド・日本・グリーンランド

3 東南アジア諸国・香港・マカオ・韓国・台湾・カンボジア・フィリピン・ミャンマー

4 オーストラリア・ニュージーランド・大洋州諸国・メキシコ・中南米諸国・西サモア・ミクロネシア

5 ロシア・旧ソ連諸国・エストニア・リトアニア・ラトビア・北朝鮮・モンゴル・アフガニスタン・南アジア諸国・アフリカ諸国

6 中国

7 未設定

8 国際航空航路など特殊用途


Blu-ray Disc

(リージョンフリー) 全世界で再生可

A 北米・南米・日本・朝鮮半島・台湾・東南アジア

B ヨーロッパ・アフリカ・中近東・オセアニア

C 中国・中央アジア・南アジア・ロシア・モンゴル


S/PDIF (カテゴリーコード)

20 日本

22 電子ソフトウェア送出

26 アメリカ

30 ヨーロッパ


HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection).mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

DHCP」とは異なります。

HDTVに対応したデジタルAV機器のなかには、HDMI(High Definition Multimedia Interface)端子が搭載されているものが存在する。このHDMIは元々パソコンとディスプレイを接続するための標準規格として広く採用されたDVI(Digital Visual Interface)がベースとなっており、広帯域のデジタル信号を伝送する事が可能で、伝送速度も十分に余裕を持っており、HDTVを支える重要な規格と位置づけられた。

それまでにもHD信号の伝送用としてD端子があったが、伝送できるのは映像信号のみで音声については別途ケーブルが必要だった。それに対し、HDMIなら1本のケーブルで映像信号・音声信号・コントロール信号が伝送できる点がメーカー各社の商品開発において評価された。HDMIは2004年5月にはVer.1.1となり、DVDオーディオの伝送も可能になり、更に2005年8月には、SACDの伝送が可能なVer.1.2となった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:98 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef