コピーガード
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ハドソン日本ビクターが共同開発した国産プロテクト[18]。重複セクタと、断続的に配置された欠落セクタを用いることで不正コピーを防ぐ。
CD-Cops

Suncarlaが開発したコピープロテクト。ディスクの記録密度をチェックし正規品であるかを判定する。
Star Force

Star Force社が開発したパソコン向けCD-ROM/DVD-ROM用コピープロテクト。そのほとんどは起動もしくはインストール時にシリアルIDを入力する。起動時にディスクの記録密度により、正規品であるかチェックする。ドライブに負荷を与えることや誤作動が多く、問題点が多い。競合技術の多くがWindowsのセキュリティリスク対策として使用不可となる中で、Star ForceはWindows 10まで対応している[19]
SecuROM

Sony DADCが開発したプロテクトシステム。データトラックのサブチャネルへの認証用データの書き込みや、データ領域の記録密度の変更による特殊構造の生成など、複数のテクニックが組み合わせて使用されている。最新バージョンでは、オンラインによる認証システムにも対応している。

ただし、バージョンによっては実装が非常に雑でプロテクトの動作そのものに対する考慮が甘く、SCSIやIEEE1394a接続のドライブを使用している場合に、バスロックを引き起こしてOSやHDDを巻き込んでクラッシュを起こす場合がある。例えばSecuROM5-DVDが使われているelf下級生2Windows版において、その挙動が確認されている[20]

セキュリティ上の問題があるため、Windows 10上では、2003年から2008年のSecuROMを採用したタイトルは動作しない[12]。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

コンピュータソフトウェアに多く使用されているもの

ソフトウェア自体は、プロダクトIDなどでインストール制限しても、ハードディスクにコピーされたソフトウェアはコピーすることが可能であるため、今では、バックアップコピーも考慮して、インストールの制限、プログラムファイル自体のメディアのコピー制限は行わない。

ソフトウェアが正当なユーザーに使用されているかどうか確認するために、ソフトウェアを起動するときに複製が困難なライセンス(ドングル・アクティベーションコード)で認証する。ソフトウェア本体にそのライセンスが正当なものであるかをチェックするルーチンを備えているため、そのプログラムをソースコード解析(クラッキング)により、改変することでその認証を無効化することが可能である。そのためBtoB向けに使用される有名なドングル(アラジン社 HASP など)では、アンチクラッキング技術を提供するバイナリレベルでのプログラムラッピングツールを提供している(いわゆるコピープロテクト仕様に変換する)。これを使用すれば、プログラムの改変も検知可能であり、デバッガ、メモリダンプなど一般的なクラッキング手法からも守られる。
ドングル

USBADBパラレルポートなどに『ドングル』と呼ばれる専用のハードウェアを装着することにより、保護対象のプログラムの使用を許可する方法である。この方法も、ソフトウェアのコピー・インストールを可能とした上で、ドングルによりライセンスを認証することで、ソフトウェアの無制限な使用・利用を阻止することができる。ただし、ドングルが故障・破損したり、ドングルそのものを紛失してしまった場合には起動が不可能になる。ソフトウェアベンダーごとに異なる複製困難なライセンス(ハードウェア)であることに価値があるため、専用ハードウェアの設計・製造におけるセキュリティ技術力が必要で、ハードウェアの費用が比較的高い。またソフトウェア開発キットに付属のラッピングツールは、クラッキングに対する耐性を強化する機能を提供している。

代表的な製品例

Aladdin Knowledge Systems, Inc (現SafeNet, Inc)/HASP SRM(国内では ⇒アラジンジャパン から現在は日本セーフネットが直接販売・サポート)

SafeNet社/SENTINEL KEY(国内では ⇒技研商事インターナショナル から現在は日本セーフネットが直接販売・サポート)

Feitian Technologies社/Rockey(国内では ⇒飛天ジャパン が販売)

SecuTech社/UniKey


アクティベーション

アクティベーションとは、ソフトウェア導入時、ソフトウェアの初回起動時などにシリアルナンバーや導入マシンのハードウェア情報から一意に特定できるナンバーを発行し、そのナンバーに従ったコードをインターネットや電話経由で伝えることによって、特定のマシンのみでソフトウェアの使用を許可するプロテクトのことである。Windows XPWindows Vistaなどがその代表例である。ライセンス取得後、ソフトウェアが起動すると、保護されたプログラムは、使用許可したPCで実行されているかを確認する。従来は電話・FAX・メールなどで、ライセンスの発行を行っていたが、ダウンロード販売・ライセンスのみの販売などCD・DVDなどを使わないメディアレスなソフトウェア提供が増えていることを背景に、最近ではインターネットを通じたライセンス認証が主流。

代表的なメーカー例

Aladdin Knowledge Systems, Inc(現 SafeNet, Inc)/HASP SRM SL(国内では ⇒アラジンジャパン から現在は日本セーフネットが直接販売・サポート)

Acresso Software社/FlexNet

SafeNet社/SentinelRMS(国内では技研商事インターナショナルから現在は日本セーフネットが直接販売・サポート)


マニュアルプロテクト

取扱説明書(マニュアル)などを参照し、そこに印刷されている文字(シリアルナンバーなどと呼ばれる数桁の英数字が多い)の入力を求め、正しい入力がない場合には動作を制限するという、取扱説明書の複製コスト面でコピー意欲を削ぐものである。PC黎明期にはいくつも見られた[21]


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