ヴィルヘルム1世の子ヴィルヘルム2世は1491年に長男のハインリヒ1世にヴォルフェンビュッテルを譲り、残った領土も1495年に次男のエーリヒ1世にカレンベルクとゲッティンゲンを譲って退位、エーリヒ1世はカレンベルク=ゲッティンゲン侯となった。しかし、1584年にエーリヒ2世が死去、カレンベルク系が断絶すると、ヴォルフェンビュッテル侯ユリウスがカレンベルク=ゲッティンゲンを継承、ゲッティンゲンはヴォルフェンビュッテル侯領の一部になった。
その後、1634年にヴォルフェンビュッテル系も断絶、リューネブルク系から新たにカレンベルク侯となったゲオルクがゲッティンゲンを手に入れた。1692年に子のエルンスト・アウグストは選帝侯に選ばれ、カレンベルク侯領をハノーファー選帝侯領に改めると、領土の非分割制度を設け、ゲッティンゲンもハノーファー選帝侯領の一部と取り決められた。
ゲッティンゲン侯
アルブレヒト2世(在位:1286年 - 1318年)
オットー温和公(在位:1318年 - 1344年)
エルンスト1世(在位:1345年 - 1367年)
オットー1世(在位:1367年 - 1394年)
オットー2世(在位:1394年 - 1463年)
ヴィルヘルム1世(在位:1463年 - 1473年)
フリードリヒ3世(在位:1473年 - 1484年)
ヴィルヘルム2世(在位:1484年/1485年 - 1495年)
エーリヒ1世(在位:1495年 - 1540年)
エーリヒ2世(在位:1545年 - 1584年)
ユリウス(在位:1584年 - 1589年)
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