ゲゲゲの鬼太郎_(実写映画)
輪入道が唯一頭の上がらない人物。ノベライズ版には未登場。
傘化け
古い傘の妖怪。人を脅かす。優柔不断な性格。
べとべとさん
弱くて恥ずかしがりや。体は弾力がある。透明な寒天のような皮で覆われている。
ぬっぺふほふ
廃寺などに住む肉塊の妖怪。
化け草履
100年使われた草履が変化。履物の霊の整理をしている。成仏できない履物たちを集めて、靴やブーツなどを粗末にした人間を懲らしめることもある。
貧乏神
墓の下倶楽部のオーナー。ノベライズ版には未登場。
大天狗
圧倒的な神通力を使う天狗。妖怪法廷ただ一人の裁判長。歴代続く裁判官一家の出身で、常に先祖が作り上げた「妖怪六法全書」を持っている。ねずみ男に騙されて、鬼太郎に釜茹で500年の判決を言い渡す。鬼太郎が妖怪石を持ってこなければ目玉おやじと砂かけ婆を釜茹でにすると決めたが、鬼太郎が持ってきたため、驚愕した。
天狗裁判官
大天狗の部下の2体。
天狗ポリス
妖怪ポリスとして働くカラス天狗の集団。妖怪界を混乱に陥れるような罪人を捕えるべく活動している。人間界から持ち込んだ銃器や魔力を持つ白蛇の手錠を使用する。今回は空狐に騙され、鬼太郎を誤認逮捕してしまう。鬼太郎が妖怪石を持ってきたときには、釜茹でにされそうだった目玉おやじをうっかり釜に落として火傷を負わせてしまった。
天狐
妖狐族の最高位。他の妖狐族とは違い、悪さをすることは一切ない。3500年前に、悪の妖怪たちが作り上げた妖怪石を封じ込めたという伝説が残っている。人間や妖怪たちの前にも決して姿を現さない。自分の言葉も聞かない空狐をただの子狐に変え、鬼太郎にある条件を与える。
空狐
本作品の真の敵。妖狐族の2番目。望み通りに姿を変えることができる。人間界にも潜んでいるといわれる。その能力によっては、地水火風を自在に操り、人間界の歴史上の戦争にも影響を与えたと伝えられている。人間に化ける能力も持ち、実花と健太の母方の叔父に化けた。機関車の中で鬼太郎と戦い、最後は天狐の言葉も聞かずにただの子狐にされた。
気狐
妖狐族。空狐と共に鬼太郎や三浦姉弟を襲った。空狐と同じく人間に化ける能力も持ち、サングラスにスーツ姿のヤクザを思わせる人間に化けた(ただし、言葉を話せないため、ジェスチャーを使っている)。
百々爺
悪知恵が得意な爺の妖怪。武器はミサイルのように発射する鼻毛針。ねずみ男も脅していた。
見上げ入道
一つ目の法師姿の妖怪。空気を自由に操る。鬼太郎に懲らしめられたことを恨んでおり、ねずみ男も脅していた。
丸毛
ノベライズ版のみ登場する。かつて鬼太郎によって逆柱の奴隷から解放された小妖怪。百々爺たちに睨まれて鬼太郎を弁護できなかったが、その罪滅ぼしとして、脱走した鬼太郎が天狗ポリスに見つからず合流できる様に三浦姉弟を誘導した。
モノワスレ
目玉おやじの親友。自然や草花を愛する妖怪。持っている花(忘れ草)の媒体は花粉を嗅いだ人間の記憶を一夜にして消す。目玉おやじとは時折一緒に酒を酌み交わす間柄であるが、鬼太郎たちは会ったことがない。事件後に実花と健太から鬼太郎の記憶を消した。
キャスト
鬼太郎:ウエンツ瑛士
三浦実花:井上真央
猫娘:田中麗奈
ねずみ男:大泉洋
砂かけ婆:室井滋
子なき爺:間寛平
目玉おやじ:田の中勇(声の出演)
三浦晴彦:利重剛
三浦健太:内田流果
空狐:橋本さとし
一反木綿:柳沢慎吾(声の出演)
ぬり壁:伊集院光(声の出演)
見上げ入道:石原良純(声の出演)
傘化け:デーブ・スペクター(声の出演)
ぬっぺふほふ:きたろう(声の出演)
化け草履:立川志の輔(声の出演)
べとべとさん:石井一久(声の出演)
天狗ポリス:安田顕(声の出演)
他の妖怪:最上嗣生、四宮豪、牧野秀紀、田久保修平、岡林史泰、高橋研二、中西尚也、日野未歩、山口享佑子、皆川典子(声の出演)
珍宝堂店主:六平直政
三浦実花・健太の母:川越美和
警官:土井よしお
妖怪バンド:高木壮太、飯島カズヒロ、前田マサト、山崎ごう
飲んだくれの妖怪:藤田美歌子
無口な妖怪:康実紗
井上刑事:谷口高史
前田刑事:猪野学
若手の刑事:田村ツトム
管理人:芦屋小雁
田中正人:松澤一之
田中さち子:広岡由里子
田中愛:鈴木かすみ
勇:前田航基(まえだまえだ)
亮:小山浩暉
看護婦:植松真美
主婦:藤みずき、中川絵美
男おばさん:笠井信輔
社長:鶴田忍
教師:モト冬樹
そば屋店主:竹中直人
作業員:北島義明、湯川崇、大石昭弘
現場監督:日野陽仁
つるべ火:軽部真一
百々爺:神戸浩
貧乏神:藤井隆
天狗裁判官:竹嶋康成
ろくろ首胴体:柴田洋子
見上げ入道:加藤重樹
天狗ポリス:東田達夫
気狐:仲野毅、中島宗博、山元隆弘、小倉敏博、塚田知紀
ろくろ首:YOU
天狐:小雪
大天狗裁判長:中村獅童(特別出演)
モノワスレ:谷啓(特別出演)
輪入道:西田敏行
スタッフ
監督:本木克英
2005年度の松竹映画ラインナップ計画の発表時には堤幸彦が監督をすることになっていたが、2006年5月に映画製作が正式発表された際に変更された(変更に至った理由は不明)。
脚本:羽原大介、本木克英
CG:セントロ・デジタル・ピクチャーズほか28組
音楽:中野雄太・TUCKER
ビューティー・ディレクター:柘植伊佐夫
アクションコーディネーター:諸鍛冶裕太
製作者:松本輝起・亀山千広
企画:北川淳一・清水賢治
エグゼクティブプロデューサー:榎望
プロデューサー:石塚慶生・上原寿一
アソシエイトプロデューサー:伊藤仁吾
フィルムパートナーズ代表:島本雄二、渡辺純一、周防郁雄、中村美香、竹中一博、雲出幸治、喜多埜裕明
撮影:佐々木原保志
照明:牛場賢二
美術:稲垣尚夫
録音:弦巻裕
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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