ケンタッキー州
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すなわち西がミシシッピ川、北がオハイオ川、東がビッグサンディ川とタグ・フォークである[24]。他の主要な川としては、ケンタッキー川、テネシー川カンバーランド川、グリーン川、及びリッキング川がある。

自然湖の大きなものは3つしかないが[25]、人工湖の数は多い。アラスカ州を除けば、航行できる水路の長さでも1番である[26]
自然環境と保護ルイビルの産業廃棄物埋め立て地であった所が、現在は多くの樹木や歩道のあるウォーターフロントに生まれ変わっている

ケンタッキー州には広範な公園体系があり、国立公園1か所、国立レクリエーション地域2か所、国立歴史公園2か所、国有林2か所、国立野生生物保護区2か所、州立公園45か所、広さ37,696 エーカー (153 km2) の州有林、野生生物管理地域82か所がある。

ケンタッキー州はアメリカ合衆国の歴史でも野生生物を再導入する計画で最も成果を上げた2州の1つだった。1997年冬、ケンタッキー州魚類野生生物資源省が東部郡で、150年間も絶滅していたエルクの補充を始めた。2009年時点で生体数は目標としていた1万頭に達しており、ミシシッピ川以東では最大になった[27]

1950年代には野生シチメンチョウの再生も始めていた。一度は絶滅していたシチメンチョウが、東部州のどこよりも大きな生体数となった。2009年春の23日間で、猟師が29,006羽を観測した[28]
重要な自然観光地レッド川峡谷、観光客の数が多い場所の1つ

カンバーランドギャップ、初期アメリカ史でアパラチア山脈を抜ける幹線道路

カンバーランドフォールズ州立公園、滝のしぶきがあるために月虹が定期的に見られることでは西半球唯一の場所[29]

マンモス・ケーブ国立公園、世界最大級の洞穴[30]

レッド川峡谷地質地域、ダニエル・ブーン国立の森に入っている

ランド・ビトウィン・ザ・レイクス、アメリカ合衆国林野局が管理する国立レクリエーション地域

ビッグサウスフォーク国立河川・レクリエーション地域、ウィットリーシティの近く

ブラック山、州内最高地点[31]、レッチャー郡のパイン山南尾根にそってある

バッドブランチフォールズ州立自然保護区、広さ2,639エーカー (11 km2)、レッチャー郡のパイン山南斜面にある。州内の希少種や絶滅危惧種が集中する場所がある[32]、また落差60フィート (18 m) の滝やケンタッキー・ワイルド川がある

ジェファーソン記念森林、ノブズ地域に入るルイビルの南縁にある、国内最大級の市が運営する森林[33]

カンバーランド湖、湖岸全長1,255マイル (2,020 km)、州南中部にある

ナチュラルブリッジ、パウエル郡スレイドにある

ブレイクス・インターステート・パーク、パイク郡南東部とバージニア州南西部にある、「南部のグランドキャニオン」とも呼ばれる

人口動態ケンタッキー州の人口密度図

人口推移
年人口%±
179073,677?
1800220,955199.9%
1810406,51184.0%
1820564,31738.8%
1830687,91721.9%
1840779,82813.4%
1850982,40526.0%
18601,155,68417.6%
18701,321,01114.3%
18801,648,69024.8%
18901,858,63512.7%
19002,147,17415.5%
19102,289,9056.6%
19202,416,6305.5%
19302,614,5898.2%
19402,845,6278.8%
19502,944,8063.5%
19603,038,1563.2%
19703,218,7065.9%
19803,660,77713.7%
19903,685,2960.7%
20004,041,7699.7%
20104,339,3677.4%
20204,505,8363.8%
Source:1790-2000[34] 1910-2010[35]

2020年国勢調査時点では、ケンタッキー州の人口は4,505,836人で、2010年国勢調査時点(4,339,367人)より3.84%の増加となった[36]。州全体の人口密度は43.8人/km2となっている。,ケンタッキー州の人口は国勢調査が始められて以来の10年毎に、毎回増加してきた。しかし20世紀の大半では州外への人口移動が起こっている。1900年以降、州内郡部では100万人以上が減少し、都市部では幾らか増加してきた[37]

2000年国勢調査でのケンタッキー州の人口重心ワシントン郡のウィリスバーグ市となっている[38]
人種及び祖先

2010年に州内で申告された祖先による人口構成比は以下の通りだった[39][40]

30.6% イギリス系

12.7% ドイツ系

10.5% アイルランド系

7.8% アフリカ系アメリカ人

人口の多いジェファーソン郡オールダム郡ファイエット郡ブーン郡ケントン郡キャンベル郡ではドイツ系アメリカ人が最大構成要素となっている。


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