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ベイズウォーター(大部分はシティ・オブ・ウェストミンスター内に入る)
ベルグレイヴィア(大部分はシティ・オブ・ウェストミンスター内に入る)
ナイツブリッジ(一部はシティ・オブ・ウェストミンスター内に入る)
東側はベルグレイヴィア、西側はサウス・ケンジントンと最高級住宅街に囲まれた地区。高級ブランド店が軒を並べるスローン・ストリートがスローン・スクウェアやチェルシー界隈まで南北に走る。
チェルシー
高級住宅街。ナイツブリッジやケンジントン地区の南側、ウェストミンスター区内のロンドン・ヴィクトリア駅から西側界隈の地区。60年代の「スウィンギング・シックスティーズ」(Swinging Sixties)のカウンターカルチャーの時代にはマリー・クヮントや、70年代以降のパンク風のサイケなヴィヴィアン・ウェストウッドらがブティックを開店したキングズ・ロードが東西に走る。
チェルシー・ハーバー(Chelsea Harbour、大部分はハマースミス・アンド・フラム区内に入る)
1986年から複合用途開発地域に指定され、テムズ沿いにマリーナなどが建設された。
アールズ・コート
東側はチェルシー、西側は隣区ハマースミス地区になる。
ホランド・パーク(Holland Park)
エリアの中心にあるホランド・パーク(公園)内には、かつてホランド・ハウスが建っていた。現在、公園内に18世紀前半の自由主義者で親仏のヘンリー・ヴァサル=フォックス (第3代ホランド男爵) の銅像がある。公園を中心としたエリアとしてのホランド・パーク自体は、明確な境界が無い付近一帯の名称である。
ケンサル・グリーン(Kensal Green、一部はブレント区内に入る)
ケンサル・タウン(Kensal Town、一部はシティ・オブ・ウェストミンスター内に入る)
ノース・ケンジントン(North Kensington)
ノッティング・ヒルの北側界隈にある、ケンサル・タウンやラドブローク・グローヴを含めてケンサル・グリーンの南側に位置する一帯の総称。
ラドブローク・グローヴ(Ladbroke Grove)
ノッティング・ヒル、ノース・ケンジントン、ケンサル・グリーン界隈を走る大通り、及びその一帯の総称。
ノッティング・ヒル
ハイド・パーク及びケンジントン・ガーデンズの北西界隈、ケンジントン地区の北側界隈に位置する。
ケンジントン
旧ケンジントン区にあるノッティング・ヒルからホランド・パーク、アールズ・コート、サウス・ケンジントン、ブロンプトン地区一帯を指す総称である。
サウス・ケンジントン(South Kensington、北部はシティ・オブ・ウェストミンスター内に入る)
高級住宅街を形成する地区。界隈は「リトル・パリ」 (Little Paris) と呼ばれフランス人の居住者が多い[3]。シティ・オブ・ウェストミンスターとかぶる同地区東部側にヴィクトリア&アルバート博物館、ロンドン自然史博物館、ロイヤル・アルバート・ホール、インペリアル・カレッジ・ロンドン、王立音楽アカデミーなど博物館や劇場、大学等が林立している。この界隈は通称アルバートポリス (Albertopolis) と呼ばれ、北側のウェストミンスター区と南側のケンジントン&チェルシー区との間を、東西に走るインペリアル・カレッジ・ロード (en) が両区の境界線になる。
ウェスト・ケンジントン(West Kensington、大部分はハマースミス・アンド・フラム区内に入る)
ケンジントン界隈西側と、西側隣区の北はハマースミスやバロンズ・コートから南はフラム界隈までかぶる一帯の総称。
ブロンプトン(Brompton)
ブロンプトン墓地界隈の下位行政地区 (ward) の名称。
ウェスト・ブロンプトン(West Brompton)
ワールズ・エンド(World's End)
19世紀ヴィクトリア朝時代はテムズ河畔のスラム街だったが、1960年代から70年代にかけて赤を基調とした高層の公営住宅群が建設されたチェルシー界隈の地区。
名所・旧跡・主要施設などケンジントン&チェルシー区内の典型的な通りであるミュース(アールズ・コート地区にある、車に取って代わられる20世紀前半まで馬車などの厩として用いられた中庭路地スピア・ミュース〈Spear Mews〉)。