グローリー/明日への行進
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2014年1月にはオプラ・ウィンフリーがプロデューサーとして参加することが伝えられ[9]、翌2月にはパラマウント映画が北米配給に向けた交渉の最終段階に入っていることが報じられた[10]
配役

2010年、デヴィッド・オイェロウォマーティン・ルーサー・キング・ジュニアを演じると報じられた[11]。キング、キングの妻、大統領ジョンソン、アラバマ州知事ウォレスの主要登場人物4名はすべて英国の俳優によって演じられた[7]。2010年に出演予定として名前が報じられたものの最終的に出演しなかった俳優には、ロバート・デ・ニーロヒュー・ジャックマンレニー・クラヴィッツリーアム・ニーソンセドリック・ジ・エンターテイナーがいる[12][13][14]
撮影

主要撮影は2014年5月20日、ジョージア州アトランタ周辺で始まり、翌月にはアラバマ州セルマおよびモンゴメリー行進のシーンなどが撮影された。ブラッドフォード・ヤングが撮影監督を務めた[15][16]
音楽

ジャズ・ピアニストのジェイソン・モラン(英語版)が作曲を担当した。映画音楽の作曲はモランにとって初めてであった[17]

ジョン・レジェンドコモンによる主題歌 "Glory" は映画公開前の2014年12月にリリースされ、2014年ファーガソン騒乱(英語版)への言及を含むこの曲はゴールデングローブ賞主題歌賞第87回アカデミー賞主題歌賞を受賞した[18][19]
公開

『グローリー/明日への行進』は2014年11月11日、ロサンゼルスで開かれたAFIフェストで初上映され、スタンディングオベーションを浴びた[20]。映画は2014年12月25日にロサンゼルス、ニューヨーク、アトランタで限定公開され、2015年1月9日に北米全域で公開された[21]。2015年2月には第65回ベルリン国際映画祭で上映された[22]。2015年3月20日には、行進の50周年を記念した再上映が開始された[23]
評価

『グローリー/明日への行進』は批評家から圧倒的な支持を集めた。Rotten Tomatoesは204件の批評を基に支持率を99%、平均評価を8.7/10、批評家の総意を「デヴィッド・オイェロウォの心を掴む演技に勢いを得て、『グローリー/明日への行進』はマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの生と死から感動とドラマティックなパワーを引き出している――と同時に、彼の業績の湛えた理想から我々がいかに遠いところにいるかを見落とすことがない」としている[24]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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