グリーンITの思想を取り込み、かつ同じくアメリカの環境保護庁(EPA)が設けた基準を満たした機器には、エネルギースターのロゴマークを表記することが許されており、情報機器に限らず冷蔵庫などの家電にも適用される。
この基準にはさまざまな要素が含まれており、デスクトップパソコンではスリープ機能の付加を義務付けたうえに、そのときのシステム全体での消費電力を30W以下に抑える[3]などが挙げられることが出来る。
日本国内で適用され貼られることのあるグリーンIT関連のラベルとしては次のものがある[1]。 グリーンITは広義には、IT技術を使うことで地球環境への負荷を減らすことも含めて指し、たとえば業務のIT化による効率向上やITシステムによる設備の高度な電力制御などにより環境への負荷を低減することも含める[2]。 たとえば次のようなことも含められる[2]。
(上述の)「国際エネルギースター」(低消費電力)
「エコマーク」(特定有害物質の不使用など)[1]
「省エネラベル」(エネルギー効率)[1]
「PCグリーンラベル」(リサイクルなどの観点での環境への配慮)[1]
「エコリーフ環境ラベル」(製造・使用・廃棄)[1]
「全国統一省エネラベル」(省エネ性能)[1]
広義のグリーンIT
文書の作成・管理にIT機器を導入し紙の使用量を減らすペーパーレス化[2](紙パルプの原料となる森林の伐採量の削減)
ビデオ会議システムの活用による出張の削減[2](人の移動に伴うエネルギー浪費の削減)
テレワーク推進による通勤の削減[2](通勤に伴うエネルギー浪費の削減)
IT技術を活用した遠隔授業の実現[2](通学に伴うエネルギー浪費の削減)
通信ネットワークで遠隔地を結んで行う遠隔医療の実現[2](医師の移動や患者の通院に伴うエネルギー浪費の削減)
住宅やオフィスのエネルギー利用の最適化(HEMS/BEMS等)[2]
脚注[脚注の使い方]^ a b c d e f g h [1]
^ a b c d e f g h i j k l m IT用語辞典 e-words【グリーンIT】
^ ⇒e-word
関連項目
グリーンICT
半導体の低消費電力技術
節電
待機電力
RoHS
京都議定書
カーボンオフセット
データ移行
ダイマクション、バックミンスター・フラー
外部リンク
⇒グリーンIT委員会
グリーンITとは
⇒Topics : グリーンIT - 省電力・熱対策から始める環境プロジェクト - Computerworld.jp
⇒グリーンITに目覚めよ - CIO Online