クローサー_(2004年の映画)
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興行収入$115,505,027[1]
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『クローサー』(Closer)は2004年製作のアメリカ映画である。マイク・ニコルズ監督。ラブ・ストーリー。世界中でヒットした舞台劇の映画化で、原作を書いたパトリック・マーバーが脚本も担当している。

日本公開時はR15指定であった。
ストーリー

ロンドン小説家志望のジャーナリスト、ダン(ジュード・ロウ)は、街の交差点で、ニューヨークから単身で来ていたストリッパーのアリス(ナタリー・ポートマン)と出会う。2人はまもなく同棲を始める。

1年半後、アリスをモデルにした小説の出版を控えたダンは、撮影スタジオで出会ったフォトグラファーのアンナ(ジュリア・ロバーツ)に一目惚れする。半年後、ダンのチャット上の悪戯により、アンナと皮膚科専門の医師ラリー(クライヴ・オーウェン)が水族館で出会い、2人は互いに心を通わせ始めた。

4ヵ月後、アンナの写真展の会場で4人が出会う。アンナとラリーは結婚を目前に控えていたが、この日を境にアンナはダンとの密会を重ねていくようになる。1年後、アンナとラリーは結婚していたが、微妙なすれ違いが始まっていた。アリスも、ダンがアンナを愛していることに傷つき、ダンの元から姿を消してしまう。

3ヵ月後、「ジェーン」という名前で再びストリッパーとして働いていたアリスと、ラリーが再会。1ヵ月後、ラリーはアンナとの離婚届にサインする代わりに、最後にもう一度彼女を抱きたいと要求する。アンナはその条件を受け入れ、それを知ったダンは傷つく。アンナとダンの愛は終わった。

1ヵ月後、ダンはラリーの診療所を訪ねる。そこでダンは、アンナがラリーと正式な離婚手続きを踏んでいなかったことを知らされ、ショックを受ける。ラリーは、そんなダンにアリスの居場所を教えるが、同時に自分とアリスが再会した時の関係も仄めかす。ダンとアリスは再会し、また結ばれたものの、真実を知ることに執着したダンに対してアリスの愛は消え、単身ニューヨークへ帰ってしまうのだった。
キャスト

役名俳優日本語吹替
ダン・ウォルフ
[注釈 1]ジュード・ロウ内田夕夜
アンナ・キャメロンジュリア・ロバーツ黒谷友香
アリス・エアーズ / ジェーン・ジョーンズナタリー・ポートマン落合るみ
ラリー・グレイクライヴ・オーウェン山寺宏一
税関職員コリン・スティントンをはり万造
タクシー運転手ニック・ホッブス田中一永


その他の日本語吹替:加藤悦子松浦チエ

その他

クライヴ・オーウェンは舞台版で、ジュード・ロウが演じたダンを演じていた。

ゴールデン・グローブ賞2部門受賞。 最優秀助演男優賞:クライヴ・オーウェン 最優秀助演女優賞:ナタリー・ポートマン

ナタリー・ポートマンはヌードでストリッパー役を演じ切ったが、撮影された裸のシーンの一部は後にカットされた。カットの理由については「エージェントである母親のストップがかかった」「監督の意向により使われなかった」「ポートマン自身が仕上がりに満足出来ず監督にシーン削除を頼み込んだ」などと言われており、真偽は不明である。

挿入歌:Damien Rice/The Blower's Daughter 尚、市販されたDVDには特典映像としてPVが見られる。

キャッチコピー

体を重ねるたび、唇が嘘を重ねる。

脚注[脚注の使い方]
注釈^ 日本語吹替版では「ウルフ」

出典^ a b “Closer (2004)” (英語). Box Office Mojo. 2010年6月11日閲覧。

翻訳

『クローサー』:岩井眞實、上田修(訳)海鳥社 2002
外部リンク

公式ウェブサイト (英語)

クローサー - allcinema

クローサー - KINENOTE

Closer - オールムービー(英語)

Closer - IMDb(英語)










マイク・ニコルズ監督作品
1960年代

バージニア・ウルフなんかこわくない (1966)

卒業 (1967)

1970年代

キャッチ22 (1970)

愛の狩人 (1971)

イルカの日 (1973)


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