通常のタイプの他に各種が各社から販売されている。
太巻き - 太い線や面塗りに適しており、折れにくい。
水性 - 水や石鹸で落とす事が可能。材料に乳化された蝋やポリエチレングリコールなどが使用される[9]。
リトクレヨン - リトグラフ用の油脂分の多いクレヨン。グリースペンシルのような形態でも作られる(リトペンシル)[10]。
ヨーロッパの玩具の安全規格(EN 71)を満たした製品にはCEマークが付され、米国画材・工芸材料協会(ACMI)の基準を満たした製品にはAPマークが付される。日本産業規格(JIS)にもEN 71に準じる安全規格を含んだJIS S 6026「クレヨン及びパス」があるが、1998年以降は日本絵具クレヨン工業協同組合がJIS表示許可を返上したことから[11]、JISマークは付さず規格に沿った自主検査が行われている。クレヨンを含む玩具の安全性に関わる国際規格には、ISO 8124がある。
脚注[脚注の使い方]
出典^ a b ⇒Q&Aコーナー 8.クレヨンとパスの起源と歴史, 日本絵具クレヨン工業協同組合, 2015年9月11日閲覧.
^ a b c 亀川學「絵具講座 (第VIII講) クレヨン・パス」『色材協会誌』第75巻第10号、色材協会、2002年、500-504頁、doi:10.4011/shikizai1937.75.500