2022年7月に新法人「雷音株式会社」が設立され、クリプトンの関本亮二が代表取締役、伊藤が取締役に就任。本社と並行して在籍し、業務にあたっている[18]。
2024年3月にYoutube運営チームが生成AIサポートプログラム「YouTube Music AIインキュベーター」の日本展開の第1弾に際し、クリプトン・フューチャー・メディアとの連携を行うことが発表されている[19]。 クリプトンは自社ボーカルソフトウェア音源をバーチャルシンガーソフトウェアと称し、製品の企画・開発・販売を行っている他、そこから誕生した以下のキャラクター(IP)をもとに多種多様なメディアミックスを展開・管理している。 同社の製品はパッケージにキャラクターを採用しており、ユーザー間協働でネット経由の「創作の連鎖」を生み出した[20]。キャラクターの二次創作については同社が独自に定めたピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)
バーチャルシンガー
ピアプロキャラクターズ(キャラクターの分類)
初音ミク
初音ミクのメディア展開
初音ミクの関連イベント
初音ミクを題材にしたゲーム作品
初音ミクを題材にした書籍
初音ミクの音楽コンテンツ
鏡音リン
鏡音レン
巡音ルカ
MEIKO
KAITO
また、それらの人気を受けてバーチャルシンガーに関連するコンテンツの投稿サイト「ピアプロ」を開設、自社の音楽レーベル「KarenT」(カレント)によるバーチャルシンガーを使って作られた楽曲の販売も行っている。 自社IPおよび他社IPのイベントの制作・協賛・監修も行っている(ライブに関しては後に雷音が制作を担当)。 同社CGMチームに所属する関本亮二が初音ミク達のライブプロデュースを担当し、「初音ミク マジカルミライ」や「MIKU EXPO」をはじめ、アーティストとのコラボや番組出演などを展開している[21]。 以下はクリプトン公式サイトより。
イベント
自社IP関連
詳細は「初音ミクの関連イベント」を参照
他社IP関連[7]
あんさんぶるスターズ! DREAM LIVE(企画制作:1st以後も担当)
ホロライブ 3rdフェス(制作協力:次回から雷音に引き継ぎ)
キズナアイ 1st Live “hello, world”
ミライアカリ「Mi:LIVE 2020 AKARI→START」(ステージ制作プロデュース)
Ado 1st Live『喜劇』:(演出映像制作・バンドコーディネート:次回から雷音に引き継ぎ)
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-
主なサービス
SONICWIRE(ソニックワイヤ):サウンド素材配信サイト
piapro(ピアプロ):CGM型コンテンツ投稿サイト
KARENT(カレント):バーチャル・シンガー楽曲配信レーベル
ROUTER.FM(ルーター・エフエム):ミュージシャンが世界で音楽を売るサービス
gigle(ギグる):音楽ライブ情報サイト
雪ミク スカイタウン:ショップ&ミュージアム
SONOCA(ソノカ):スマホ用音楽カード
Domingo(ドミンゴ):地域情報発信スマートフォンアプリ
kiite(キイテ):音楽発掘サービス
脚注^ 初音ミクアーカイブ 2019, p. 124-125.
^ a b 初音ミクアーカイブ 2019, p. 328-329.
^ a b BTミク 2014, p. 122-123.
^ “「音の同人だった」――「初音ミク」生んだクリプトンの軌跡
^ 会社概要 。北海道アセットマネジメント株式会社
^ ニトリ、石屋製菓、クリプトンなど20社出資の地域特化リート「北海道リート投資法人」設立へ前進、6月資産運用会社始動 。リアルエコノミー、2022年5月18日
^ a b c d e f g h i j k - 沿革 クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
^ 事業部名変更のお知らせ クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
^ ミクはなぜ世界を変えたのか 2014, p. 148-149.
^ ミクペディア 2013, p. 50-51.