『ファミリー/愛の肖像』は日本では1979年から東京12チャンネルで放送が始まったが、彼女を本国でのブレイクから4年遅れで日本でトップアイドルに押し上げたのはテイタム・オニールとの競演作『リトル・ダーリング』によるものが大きい。1980年代初頭のスクリーン、ロードショーといった雑誌の表紙を多く飾った。「スクリーン」(2007年2月号)で過去60年間の人気投票を通算してのランキングを男女50人ずつ発表。マクニコルは女優の49位だった。当時の人気を受けて、1981年の『さよならジョージア
』のサウンドトラックから彼女が歌う「涙を抱きしめて」が日本でのみシングルカットされている。『リトル・ダーリング』の共演者テイタム・オニールとは少なからぬ縁があり、1976年の『がんばれ!ベアーズ』でオニールが演じた役は、当初マクニコルが演じる予定だったとされている[6]。マクニコルが『リトル・ダーリング』で演じた役はオニールが断ったものだった[7]。同時期に日米でアイドル的な人気を得た他の子役俳優たちとも関わりは深く、1976年の『タクシードライバー』でジョディ・フォスターが演じた役はマクニコルも候補に挙がっていたが断ったという[6]。一方で同じく少女娼婦の役だが『プリティ・ベビー』の主役を得ることには乗り気だった。しかし、既に『ファミリー/愛の肖像』でスターになっていたマクニコルのイメージを心配した同番組のプロデューサー・アーロン・スペリングの猛反対により、断念したと伝えられている[6]。その1978年春公開の『プリティ・ベビー』でスターとなったブルック・シールズは、同年マクニコルが兄とレコードデビューした際のイベントに出席している。
主な出演作品
ファミリー/愛の肖像(1976-80、TV)
ジ・エンド
表
話
編
歴
プライムタイム・エミー賞 ドラマ・シリーズ 助演女優賞
1950年代
1960年代
バーバラ・ヘイル (1959)
パメラ・ブラウン (1962)
グレンダ・ファレル (1963)
ルース・ホワイト (1964)
リー・グラント (1966)
アグネス・ムーアヘッド (1967)
バーバラ・アンダーソン (1968)
スーザン・セント・ジェームズ (1969)
1970年代
ゲイル・フィッシャー (1970)
マーガレット・レイトン (1971)
ジェニー・アガター (1972)
エレン・コービイ (1973)
ジョアンナ・マイルズ (1974)
エレン・コービイ (1975)
エレン・コービイ (1976)
クリスティ・マクニコル (1977)
ナンシー・マーシャン (1978)
クリスティ・マクニコル (1979)