クリスチャン・ベール
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

2022年公開のマーベル・シネマティック・ユニバースの映画『ソー:ラブ&サンダー』では、ヴィランのゴア(英語版)を演じた[10]
役作り

映画『マシニスト』(2004年)では、1年間寝ていない主人公を演じるために4ヶ月の間、1日ツナ缶1つ・リンゴ1個だけの食事で過ごしたという。脚本を気に入り自ら監督に出演を申し出た本人は更に過激に痩せようとしたが、周りに止められ断念したという。それでも十分過ぎる程の病的なまでに痩せ細った身体を披露しており、最終的に63ポンド(約30キロ)減量で54キロまで体重を減らしたが、さらにそのすぐ後『バットマン ビギンズ』の撮影が控えていたため、体格を戻す為に大量のアイスクリームなどを摂取し、6ヶ月で体重190ポンド(86キロ)までウエイトアップという過酷なトレーニングをやり遂げた[11]。2010年公開の『ザ・ファイター』では、コカイン中毒の元ボクサーを演じるにあたり13キロの減量だけではなく、実際に髪の毛を抜き、歯並びまでも変えて役作りに挑んだ[12]。2013年の『アメリカン・ハッスル』では肥満体の天才詐欺師を演じるにあたり、ドーナツやチーズバーガーなどの高カロリー食品を大量摂取し激太りさせた[13][14]
私生活

2000年1月29日に元モデルでウィノナ・ライダーのアシスタントをしていたサンドラ・ブラジッチ(Sandra Bla?i?)と結婚(出会いは1994年の映画『若草物語』撮影現場)。2005年3月27日に長女(エメライン)が誕生[15]

様々なチャリティ等に参加しているようである。大の動物好きで、愛護運動にも参加している[16]。また、反捕鯨団体シーシェパードのスポンサーの一人でもある[17]。近年はバットマン役を演じたことから、バットマンファンとの交流を深めている。2012年7月にコロラド州で起こったオーロラ銃乱射事件に際しても、自らの意志でオーロラを訪問し病院の入院患者を見舞っており、同年9月にはバットマンファンの4歳の白血病の少年とその家族をディズニーランドに招待[18]、2013年には8歳の白血病の少年と電話で交流を図っていることが報じられた[19]。これらの活動は高く評価されており、ネットでは「真のヒーロー」と称賛する声も多い[18][19]
論争

2008年7月22日に母親と姉に対する暴行容疑で逮捕されたが[20]、後に不起訴になった[21]。この時クリスチャン・ベールは直接的な暴力を振るったわけではなく、二人を罵倒し、母親を突き飛ばしただけで、二人に怪我はなかったと言われている。

2008年7月に『ターミネーター4』(2009年公開)の撮影で、撮影監督が本番中にもかかわらずにセット内にいたことに腹を立て、「気が散る」という理由で4分間にわたって放送禁止用語まじりの言葉を怒鳴り散らした。2009年2月にこのテープが流出してしまった[22]。後に本人はラジオ番組でこの件について、「自分でも信じられないほど、非常に常軌を逸した行動をしてしまいました。不良少年のように未熟な振る舞いをしてしまい、非常に後悔しています。おそらく、皆さんが今まで聞いたことのないようなヒドイ内容のテープだったでしょう。そのことについて、弁解をする気はありません。」と述べ、冗談の種にされるのは自業自得だと語った。同番組内でベールは「あの作品は私だけでなく、監督、スタッフの皆さんが一生懸命制作した作品です。非常に素晴らしい作品なので、私があんな馬鹿なことをしたから見たくないとだけは思わないでください」と監督、スタッフを気遣う発言をした。彼は撮影監督に謝罪し当日中に関係を修復しているという[23]。また、このテープは、ベールがこの問題をきっかけに降板した場合のことを考え、保険会社に提出することを想定し、万が一のため録音されたものだった。更に、ベールは『ターミネーター4』の出演を3回も断ったが、制作側から「ジョンの演技ができないのか」と挑発的な発言を投げかけられ、災いしてしまいオファーを受けてしまったと後のインタビューで明かしている。
主な出演作品

公開年邦題
原題役名備考吹き替え
1986
アナスタシア/光・ゆらめいて
Anastasia: The Mystery of Annaアレクセイテレビ映画不明
1987
Heart of the Countryベン・ハリステレビシリーズN/A
ミオとミラミス 勇者の剣
Mio min Mioユムユム / ベンカ菊池英博(VHS版)
高山みなみ(DVD版)
太陽の帝国
Empire of the Sunジム・グラハム(吹き替え版なし)
太陽の帝国 序章?チャイナ・オデッセイ?
THE CHINA ODYSSEY本人ドキュメンタリー山田栄子
1989ヘンリー五世
Henry V少年
1990デビルズ・パイレーツ
Treasure Islandジム・ホーキンステレビ映画
1991高貴なる殺人
A Murder of Qualityティム・パーキンス
1992ニュージーズ
Newsiesジャック・“カウボーイ”・ケリー / フランシス・サリバン川島得愛NHK-BS2版)
1993スウィング・キッズ
Swing Kidsトーマス・バーガー別題『スウィング・キッズ -引き裂かれた青春-』子安武人[24]
1994
Prince of JutlandアムレッドN/A
若草物語
Little Womenセオドア・“ローリー”・ローレンス家中宏
1995ポカホンタス
Pocahontasトーマス声の出演松澤重雄
1996ある貴婦人の肖像
The Portrait of a Ladyエドワード・ロジェ高瀬右光
シークレット・エージェント
The Secret Agentスティーヴィー浪川大輔
1997メトロランド
Metrolandクリス・ロイド(吹き替え版なし)
1998ベルベット・ゴールドマイン
Velvet Goldmineアーサー・スチュワート坪井智浩
コーンウォールの森へ
All the Little Animalsボビー・プラット
1999真夏の夜の夢
A Midsummer Night's Dreamディミトリアス宮本充
聖母マリア
Mary, Mother of Jesusイエステレビ映画
別題『ジーザス』
2000アメリカン・サイコ
American Psychoパトリック・ベイトマン草尾毅(ソフト版)[25]
神保良介Netflix版)[26]
シャフト
Shaftウォルター・ウェイド・Jr山野井仁
2001コレリ大尉のマンドリン
Captain Corelli's Mandolinマンドラス小山力也
2002しあわせの法則
Laurel Canyonサム・ベントリー(吹き替え版なし)
サラマンダー
Reign of Fireクイン・アバクロンビー小山力也[27]
リベリオン
Equilibriumジョン・プレストン別題『リベリオン -反逆者-』
2004マシニスト
El Maquinistaトレバー・レズニック
ハウルの動く城
Howl's Moving Castleハウル声の出演(英語版吹き替え)木村拓哉(原語版の声優)
2005バットマン ビギンズ
Batman Beginsブルース・ウェイン / バットマン檀臣幸(劇場公開版)


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:115 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef