クラン_(メルキト部)
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

後にクランの述べたことが真実であると分かると、クランはチンギス・カンの正式な妃として寵愛されるようになり、ナヤアは恩賞を与えられたという[1]

チンギス・カンの妃たちは「四大オルド」に属していたが、クランはその中で「第二オルド」の主として扱われ、哈児八真皇后・亦乞剌真皇后・脱忽茶児皇后・也真妃子・也里忽禿妃子・察真妃子・哈剌真妃子らが配下にいた。チンギス・カンが中央アジアホラズム・シャー朝への遠征に出発した時、クランは選ばれて遠征軍に同行している[2]。チンギス・カンとの間にはコルゲンという息子を持った。
脚注^ 村上1972,297-300頁
^ 村上1976,199頁

参考文献

村上正二訳注『モンゴル秘史 2巻』平凡社、1972年

村上正二訳注『モンゴル秘史 3巻』平凡社、1976年










モンゴル帝国皇后
元朝以前

太祖チンギス・カン

第1オルド:光献翼聖皇后ボルテコンギラト氏

第2オルド:皇后クラン(メルキト氏

第3オルド:皇后イェスイタタル氏

第4オルド:皇后イェスゲンタタル氏

太宗オゴデイ

正宮ボラクチン

昭慈皇后ドレゲネナイマン氏

二皇后モゲ

エルゲネ妃子

定宗グユク

欽淑皇后オグルガイミシュメルキト氏

憲宗モンケ

第1オルド:クトクタイイキレス氏

第2オルド:クタイ/イェスルコンギラト氏

第3オルド:オグルトトミシュ/チャブイ(オイラト氏

第4オルド:キサ


大元

世祖クビライ

第1オルド:大皇后テグルン

第2オルド:昭睿順聖皇后チャブイ/皇后ナムブイコンギラト氏

第3オルド:皇后タラカイ

第4オルド:皇后バヤウジン

成宗テムル

大皇后ブルガンバヤウト氏

貞慈静懿皇后シリンダリコンギラト氏

武宗カイシャン

宣慈恵聖皇后ジンゲコンギラト氏

皇后スゲシリコンギラト氏

皇后オルジェイテイ

仁献章聖皇后イキレス氏

文献昭聖皇后タングート氏

仁宗アユルバルワダ

荘懿慈聖皇后ラトナシリコンギラト氏

皇后ダルマシリ高麗金氏

皇后バヤン・クトゥク高麗王氏

英宗シデバラ

荘静懿聖皇后スガバライキレス氏

イェベ・クトゥルク

皇后ドルジバル

泰定帝イェスン・テムル

大皇后バブカンコンギラト氏

皇后イリンチンバルイキレス氏

皇后クラ

皇后イェス

皇后サダバラ

皇后ブヤンケルミシュ

皇后テニ/ビカン

皇后スゲダリ

明宗コシラ

大皇后バブシャナイマン氏

皇后アルチュカン

皇后オルク・シャー


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:14 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef