クライド・クサツ
Clyde Kusatsu
別名義クライド草津
生年月日 (1948-11-13) 1948年11月13日(75歳)
出生地アメリカ・ハワイ州
民族日系アメリカ人
ジャンル俳優
活動期間1974年 -
配偶者ゲイル・クサツ
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クライド・クサツ(Clyde Kusatsu, 1948年11月13日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州ホノルル生まれの日系人俳優。 ハワイのホノルル生まれ。高校卒業後は本土へ移り、ノースウェスタン大学に在学して演劇を専攻する[1]。大学を卒業後はテレビや舞台などに出始める。もっぱら脇役が主だが、デビューから現在に至るまでの出演したテレビ、映画の数は200本以上にのぼる。 演じる役柄としては主に裁判所の判事や医師、ビジネスマンに刑事や牧師、教師など知的で中流階級的なものが多い。テレビシリーズにも数多く出演していて、中にはレギュラー出演もいくつかあり、韓国系アメリカ人コメディアンのマーガレット・チョーが主演したアメリカ初のアジア系アメリカ人の家庭を描くシチュエーションコメディ『All-American Girl』では一家の大黒柱を好演。2013年にはキアヌ・リーブスが忠臣蔵を題材にした時代劇への主演で話題になった『47RONIN』へも役人役で出演しており、『轟轟戦隊ボウケンジャー』などの日本人俳優の出合正幸や菊地凛子らとも共演した。また同年、俳優組合のロサンゼルス支部SAG-AFTRA’s Los Angeles Localのメンバー選挙の結果、多数の得票を経て会長へ就任した。 近年ではいくつかのYouTubeチャンネルへゲストとしても出演し、これまでのキャリアを語っていることも多い。中でも三船敏郎とはこれまで『ミッドウェイ』と『最後のサムライ/ザ・チャレンジ』で2度共演しており、後年NHKの番組でインタビューのオファーがあった際に同番組の出演者だった三船の娘の三船美佳と話す機会があったという[2][3]。その際、美佳に父親と二度共演したことを話すと、美佳から生前の三船よりクサツのことを大変評価していたと明かされたことを語っている[2][3]。 現在はゲイルと言う名の女性と結婚しており、ケビンとアンドリューという息子が2人いる。 往年の喜劇俳優であるチャーリー・チャップリンの秘書であった日本人の高野虎市には造詣と興味が深く、2006年に女優の黒柳徹子が名誉会長を務める「日本チャップリン協会」主催のチャップリンと日本を議論する国際会議のために来日して、京都や奈良で講演を行っている[4]。そして高野虎市プロジェクトと称された試みの一環として、チャップリン研究者の第一人者である大野裕之監修の元、『高野虎市を探して』と題された短編ドキュメンタリーの監督も務めている。また、高野虎市についての研究の第一人者としてNHKで製作されたドキュメンタリーにおいてレポーターの中村獅童によるインタビューやTBS系のクイズ番組『日立 世界・ふしぎ発見!』などでもインタビューを受けている。 公開年邦題
来歴
高野虎市
出演作品
映画
原題役名備考
1976さらばマンザナール収容所
Farewell to Manzanarテディ・ワカツキテレビ映画
ミッドウェイ
Midway渡辺安次中佐
1977ブラック・サンデー
BLack Sunday貨物船の船長
クワイヤボーイズ
The Choirboysフランシス・タナグチ
1978戦場
Go Tell the Spartansミン
1979フリスコ・キッド
The Frisco Kidミスター・ピン
メテオ
Meteorヤマシロ
1981カリフォルニア・ドールズ
...All the Marblesクライド・ヤマシト
1982最後のサムライ/ザ・チャレンジ
The Challengeゴウ
大狂乱
Lookin' to Get Out駐車監視員
1985ピース・フォース
VolunteersSouvanna
1986上海サプライズ
Shanghai Surpriseジョー・ゴー
ジュリーの危険な午後
Intimate Encountersイケダ教授テレビ映画
1987ミストレス/夢の果て
The Mistressミキテレビ映画
1988走れ!デビッド
Run Till You Fallフジモトテレビ映画
1989ロード・レイダーズ
The Road Raidersシモトテレビ映画
ターナー&フーチ/すてきな相棒
Turner & Hoochケヴィン・ウィリアムス
メディカル・レッスン/青春解剖学
Gross Anatomy教授
1990バード・オン・ワイヤー
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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