クトゥルフ神話
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

あらゆる事典が、ライターの独自解釈・独自設定を含む[28]

フランシス・T・レイニー「クトゥルー神話小辞典」(1942)
最初の事典。ファンジンアコライト』に掲載され、アーカムハウスのダーレスに注目されて採用された。青心社文庫『クトゥルー13』に収録。

リン・カータークトゥルー神話の魔道書」(1956)、「クトゥルー神話の神神」(1957)
ファンジンに掲載され、アーカムハウスのダーレスに注目されて採用された。青心社文庫『クトゥルー2』『1』に収録。

サンディ・ピーターセンクトゥルフ神話TRPG」(初版1981。第7版2014)
ゲームであり、ジャンル中では人口最多。複数のライターが集団で書いており、また分野を限定して特化したサブ資料が多数存在する。随時バージョンアップがされる。

ダニエル・ハームズ「エンサイクロペディア・クトゥルフ(英語版)」(初版1994、第2版1997・邦訳有、第3版2008・未訳)
英語圏中心の事典。北米における今日的な神話大系の設定の集大成。

スコット・アニオロフスキー「マレウス・モンストロルム」(6版版2006、7版版2019)
主にケイオシアム社TRPGの範囲で、神々とクリーチャーを網羅する。

東雅夫「クトゥルー神話事典」(初版1995、第四版2013、大事典2018)
日本最初の事典。第四版までは学研刊。実質第五版の2018年版は新紀元社刊となり、コンセプトが大きく変わった。

森瀬繚「図解クトゥルフ神話」(2005)
見開き式の111項目で図解する。
クトゥルフ神話にちなんで命名された実在の地名

冥王星の赤道領域に広がる、クジラ模様をした褐色の領域はクトゥルフ領域と呼ばれている。冥王星最大の衛星カロンは、かつて小惑星が冥王星に衝突したジャイアント・インパクトで形成され、その冥王星側の名残がクトゥルフ領域であるという説が提案されている[29]
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 当時は『傑作集』という題名で2巻まで。順次時刊行されていくもスローペースで、全集完結は2007年となる。
^ 東は『クトゥルー神話事典』を著し、クトゥルフ神話大系と開祖ラヴクラフトの世界を事典形式で総覧した。本邦初の試みであった同書は、1995年の初版から増補改版を重ね、2013年に第四版が出ている。また2004年の『クトゥルフ神話ガイドブック』は映画コミックゲームまで範囲とした解説書であるが、東の分類を引用して解説している。

出典^ 風間賢二『ホラー小説大全[増補版]』角川ホラー文庫、2002年、70-71頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 9784043665013。 
^ a b "H.P.Lovecraft Collected Essays Volume 5: Philosophy", 『定本ラヴクラフト全集5』458ページ。1928年に発言、続いて1930年頃の記述。
^ サウザンブックス社『グラーキの黙示1』「ハイ・ストリートの教会」解説、62ページ。さらなるソースはフランク・ベルナップ・ロング宛1931年初頭の書簡中。
^ 新紀元社『ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典』(森瀬繚、2013年)、14-15頁。
^ ハワード・フィリップス・ラヴクラフト『文学における超自然の恐怖』学研ホールディングス、2009年9月。ISBN 978-4054037472。 
^ 株式会社レッカ社(編) 編「はじめに」『「クトゥルフ神話」がよくわかる本』佐藤俊之(監修)、PHP研究所〈PHP文庫〉、2008年12月17日。ISBN 978-4-569-67136-9。 
^ 『クトゥルフ・ハンドブック』27頁、山本弘ホビージャパンISBN 4-938461-46-3
^ 『クトゥルフ・ハンドブック』111頁。
^ 『クトゥルフ・ハンドブック』110-111頁。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:169 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef